2010/03/14 - 2010/03/14
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チャンツンさん
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最近、鬼平犯科帳と御宿かわせみを交互に読んでます。(他の時代劇も少し)
日曜日、天気が良いので自転車で家を出発。(羽田地区)
品川辺りまで行って、どこかに自転車を停めて、電車で都心に行こうかと思ったのですが、そのままどんどん進んでしまい、そのうち、
「久しぶりに鬼平の墓参りにでも行ってみるか。」
と思いつき、少し足を伸ばしてみました。
正確にはお墓ではないのですが・・・・・・。
「暑さ寒さも彼岸まで」気が付けば来週はお彼岸かぁ。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自転車
- 旅行の手配内容
- その他
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-
羽田から40分くらいで品川駅通過。
(本当は高輪にあるんですけどー。) -
高輪大木戸あと。
ここから向こうが、江戸市中。
こっち側は正確には江戸ではないらしい。 -
説明文。
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反対側(日本橋側)から見たところ。
奥が東海道で、木の大きな扉がつけられていて、夜は閉められたらしい。
ここから先は江戸ではなく、まもなく品川宿。
私は大森生まれなので、ニセ江戸っ子? -
♪戸ぉじまり用心、火ぃの用心!♪
1日1善! -
銀座8丁目、博品館前に関所があった。
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日本晴れだ。
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ちいと腹が減ったので、日本橋宝町のめしやに寄り道。
鬼平には軍鶏鍋屋、鰻屋はよく出てくるが、牛丼屋は出てこない。
創業111年だから、というわけではない。 -
日本橋上。
真ん中よりちょっと左の黒いマンホールのフタのような物が、日本の真ん中のしるし。
ここから京都に向かって進むと、現代は「下り」
鬼平の時代は「上り」 -
上の写真の黒いフタみたいなもののレプリカ。
日本の真ん中のしるし。 -
飯も食うたが、時間が四つ半(午後三時)過ぎなので、どこぞに茶店が無いかと探していたら、鷹の爪団の人が!
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「すまぬ。これから行く所もあるゆえ、試食だけ。」
おいしかったです。 -
鬼平の時代は、日本橋三越の向かい側あたりが魚河岸であったらしい。
吉野家1号店も確かこの辺りのはず。 -
あまりにも天気が良いので、もう少し足を伸ばしてみることにします。
永代通りを江戸城方向へ進み、清水門外邸宅から、さてどちらに進もうか?三宅坂がのぼりで嫌なので、神田橋から一ツ橋、それから靖国通りへ。 -
結局、九段坂を登ることになり、どっち道のぼりがありました。
『靖国通りって江戸時代はなんて言ったのかな?』わからないし、遠回りになりそうなので、番町、麹町を抜けて甲州街道へ。 -
甲州街道、四ッ谷駅通過。
高輪の大木戸の説明文や小説に出てくる四谷の大木戸はどの辺りにあったのでしょうか。 -
鬼平の時代なら、江戸市中から出てしまいましたね。
四谷3丁目交差点を左折。信濃町方向へ。
東海道で高輪大木戸を出て、最初の宿場が品川宿。甲州街道だと、四谷大木戸を出てさいしょの宿場が新宿。その名の通り、府中、高井戸辺りだと遠いと言うので、新しく近くにもう1つ出来た宿場ということらしい。 -
四谷左門町交差点。ここを左に曲がり狭い道に入っていきます。
確か鬼平の小説にもこの地名は出てきて、江戸市中外ですごい田舎ということになっていたはず。 -
この狭い道は途中から結構急な坂になっていて、「戒行寺坂」という名前です。名前の通り、坂を下りきる手前に「戒行寺」というお寺があります。
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戒行寺。
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鬼平のお墓。
正確に言うと慰霊碑。
住職によると「あまりに厳しく取り締まりをしたので盗賊たちに恨まれ、子孫は根絶やしにされたので墓は残っていない。」そうです。
江戸の平和を守るために努力をして大活躍をしたのに、なんともかわいそうであります。
日蓮宗なのでお経は「ナンミョウホウレンゲィキョウ」と、唱え『いつもありがとうございます』というのもおかしいので『安らかにお眠りください』と、拝んで帰ります。
鬼平のお墓のお供えに、「鬼ころし」はちょっと不味いような気が・・・・・。 -
慰霊碑の説明文。
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帰りは青山通りを江戸市中方向へ戻ります。
青山通りは青山様の大邸宅がある通りという事で、江戸時代から青山通りと呼ばれていたようです。 -
江戸の町に夕闇が迫ります。
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溜池、虎ノ門を抜けて東海道へ出ようと思いますが、お寺に着く前に坂を上ったり、道に迷い遠回りしたので汗もかき『茶店でもござらぬか?』と、思っているところへ『ややっ、大坂にもあった怪しげなせんべい屋ではないか?』
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『うーん、タダより高いものは無いと先代からも言われているのだが・・・・』
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お徳用こわれせんべい、170g×3で¥1,000
『どうせ菓子屋で買うのだから、安いものよ。』 -
愛宕神社、増上寺前を通り東海道へ。
『早くしないと大木戸が閉まってしまう。』事は無いが、早馬(自転車)を走らせます。
家まで3里ほど。もと来た道を急いで帰りました。。
終わり。
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