栃木ちょっとだけ　～レモン牛乳の巻～

2010/03/11 - 2010/03/11

2010年３月１１日茨城空港開港１番機に搭乗し、茨城空港を見学した後、せっかくなので、ＪＲ石岡駅から水戸線を通って栃木の宇都宮へ立ち寄ってみました。

茨城・栃木・群馬の北関東の３県は関西在住の関西人から見たらあまり縁のない県で、周囲にも行ってきたという話を聞かないエリアであります。

「Ｕ字工事」（ゆーじこうじ）という芸人さんが栃木弁で栃木のことをネタにしていますが、あの東京に対する劣等感を逆手にとった感じの面白さはなかなか関西人にはぴんとこない要素でもあったりします。

関西圏でも「滋賀県民を田舎者だと笑うと、琵琶湖の水止められてしまうで」とか、「奈良県民はまじめすぎて困るんや。しかも、線香臭くて困るで」という県民性を取り入れた笑いのネタはあります。けれども、本質的に群馬・栃木・茨城の３県のそれとはちょっと違うような感じがしています。その違いとは、関西圏のほうは各県ともゆるやかな一体感があるのに対して、栃木・茨城・群馬は東京とはもっと大きな断絶があるというか・・・。


そんなわけで、茨城から栃木県の宇都宮を通って、福島へと北上することにしました。

エリア 宇都宮(栃木)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル

初日大繁盛の茨城空港を後にして、ＪＲ石岡駅までバスでやってきました。

ＪＲ石岡駅前には取り立てて何かあるわけではありません。地元商店の前には「茨城空港」ののぼりが至る所にかかげられていました。

友部で水戸線に乗り換え、さらに小山で乗り換えること１時間半、栃木県・宇都宮へやってきました。

ラジオのＣＲＴ（栃木放送）を聞くと「茨城空港開港」の情報を頻繁に流していました。この二つの県はライバル意識のがあると聞いていたので、やはりお互いの県のことは気になるのでしょうか？

ライバル意識はいいのですが、決して「栃木にも空港を」などと言い出さないで欲しいものです。

宇都宮には東京に住んでいたころ何度かきたことがあります。「みんみん」の餃子がうまいと聞いていたので、今回初めて訪問してみました。

たしかにうまい！

餃子浪漫という「餃子によくあう」という観点から開発された地ビールも飲みました。

さて、栃木といえばこの人たち。「Ｕ字工事」（ゆーじこうじ）という芸人さん。吉本ではなく、アミー・パークという大木凡人さんも所属する芸能事務所の芸人さんです。

あしぎん（足利銀行）のポスターにも。

さきほどの餃子店の店員さんによると「普通に食べにきていたけど、いつのまにか有名になってた」そうです。

さて、その「Ｕ字工事」さんがテレビで言いまくっていたためブレイクした「レモン牛乳」がこちら。１個９０円です。

「レモン」の清涼感・すっぱさを期待すると裏切られますが、「牛乳にレモンの味がついているミルクセーキのような飲み物」だと思って飲むとまろやかでおいしいです。

コンビニや駅の土産店でたくさん並んでいる今や栃木の定番土産となりました。

関東乳業製造のものです。

こちらは針谷乳業製造のもの。

若干味や色が違いますので、飲み比べてみるといいと思います。

宇都宮は以上です。これからさらに福島へ向けて北上します。

東京にまた住む機会があったらゆっくりと餃子巡りでもしてみたいと思います。