2009/07/14 - 2009/07/14
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いが☆たつさん
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インドネシアのバタム島に「ナゴヤ」という街があるのをご存知でしょうか。実はこの「ナゴヤ」という街、単に発音が「名古屋」と同じというだけではなく、実際に「名古屋」と深いつながりがあるそうです。
「ナゴヤ」の名前の由来は諸説ありますが、一般的には日本軍が占領していた時代に名古屋出身の軍人が多く駐留したために、名古屋という名前だけが今でも残っているという説が有力です。
そんなインドネシアの「ナゴヤ」は一体どんなところか見てみたくて、シンガポールからフェリーに乗ること約1時間。インドネシア入国にはビザが必要なので、到着時に10ドル払って7日間のビザを取得して入国しました。
フェリーターミナルを降りると、猥雑としたアジアの雰囲気が待っていました。「タクシ?」と声をかけてくる客引きに取り囲まれながら、「ナゴヤまでいくら?」と交渉し、話がわかりそうな運転手といっしょにナゴヤの中心部へ向かいます。
ナゴヤの中心部には、ナゴヤショッピングモールをはじめ何件かの巨大ショッピングセンターがあり、シンガポールよりも物価が安いために、週末になると多くのシンガポール人が買い物に訪れるのだとか。
街の中には、特に名古屋城があるわけでもなく、“世界のやまちゃん”があるわけでもなく“ドアラ”がいるわけでもなく、まったく名古屋の面影はないけれども、インドネシアのローカルな雰囲気が味わえるこじんまりとした街でした。
ほんの数時間の滞在でしたが、“もうひとつのナゴヤ”へ行ってきました。皆さんもいかがですか?
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 船
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シンガポールのハーバーフロントから出発します。MRTの北西線ハーバーフロント駅で下車して5分くらいのところにフェリー&高速船乗り場があります。
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バタム島へ向かう高速船です。数社ありますが、ペンギン社のものを利用しました。シンガポールで買うのと、バタム島で買うのとではなぜか料金が違っていました。
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高速船の船内の様子。香港~マカオ間の高速船よりも小さいです。テレビでインドネシア語のDVDを流していました。
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1時間ほどでバタム島に着きました。
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フェリー乗り場の外にはタクシー乗り場があります。メータなんかはありませんので、運転手と交渉しますが大体ナゴヤ市内まで50000Rsだそうです。
あからさまに「チップをくれ」とはいってきませんが、大きな札を出したら「つりがない」などと言われて仕方なく大きな紙幣を渡して「もういいよ」といわざるを得ない状況を作られるのがオチなので、細かい紙幣を渡しましょう。
アジアのタクシーでチップをあげるかどうかの基準は、①正しい目的地に連れて行った。②「オンナはいらないか」など余計な会話をしなかったか。③そもそも安全運転だったか。などの基準でチップを渡すかどうかを決めています。 -
きれいなショッピングセンターがいくつかあります。売っている品物はシンガポールと比べると、洗練度合いが落ちる感じです。
たいして買いたいと思うものは何もありません。
ぜんぜん関係ない話ですが、「消費を嫌う」のは今の日本の若者の特徴だそうです。車を買わない、ビールを飲まない、海外旅行にも行きたくない・・・何がほしいかすらも人に決めてもらわないとわからない。
「欲しいものがない」というのは、こういう外国のショッピングセンターにくるとその気持ちがよくわかります。 -
マタハリデパートです。どこにでもあるアジアのショッピングセンターという感じです。
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なぜかドラえもんのドラ焼き屋台が出ていました。ドラえもんはインドネシアでは大人気なんだそうです。
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街の様子です。シンガポールから来ると突然アジアの猥雑な感じに放り込まれたように感じますが、目の錯覚で、よく考えるとそんなに猥雑でもないんです。
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バイクも多いですが、ベトナムほどではありません。車は中古車が多く、少々排気ガスのにおいが街に漂います。街のにおいは旅の重要な要素ですが、バタム島のにおいは、さして強烈な感じもせず、かといってシンガポールから来ると少々気になる程度で、ちょっと中途半端な感じでした。
さほど印象に残りません。
世界にエコが浸透していくと、インドや昔の台湾の高雄でにおったような「うえ〜くさいっ!」と思うような排気ガスをくらうような街は少なくなるのでしょう。まあ、結構なことですが。 -
マクドナルドがあったので入ってみました。特筆すべきものはないただのマクドなのですが・・・。
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入り口のドアにはきちんと「ハラルマーク」=イスラム教徒が食べても問題ない食材を使っていることを示すマークが掲げられていました。
ここはインドネシア、イスラム教国家なのです。 -
イスラム教国=酒を飲んだら鞭打ち刑、などということはありません。ビンタンビールという立派な銘柄のビールが売られています。
でも、なんとなく、ビニールで隠しながら飲んでみたりして・・・。
※2019年現在、街中のコンビニなどではビールは気軽に買えなくなってしまいました。 -
高校生が原付で通学しています。僕の高校時代には兵庫県の高校では「3ナイ運動」(免許とらない・バイク乗らない・バイクに近づかない・バイクに興味をもたない・バイクなんて言葉を言ってはならない・・・)という運動が徹底されていたため、まじめな高校生だった僕は、「バイク=怖いもの」という固定観念が植え付けられています。したがって、今だに原付の動かし方さえもわからないのです。
車の免許を取ったのも25歳を超えてからでした。ちなみに車も持っていませんし、必要性もあまり感じていません。
インドネシアの高校生はたくましいなあ。 -
特にナゴヤの街は何もありません。やることもないので、コンビニでお土産を買って帰ることにしました。
インドネシアの「ナゴヤ」にもサークルKがありました。そういえば日本の「名古屋」もサークルKが多いですね。
そもそもサークルKはアメリカが発祥ですが、中部地区の地盤のユニーがライセンス契約したので、中部地区にサークルKがやたらと多いのだそうです。
※2019年加筆。その後日本のサークルKはサンクスと合併し、さらにファミリーマートに統合されてしまいました。 -
再び高速船に乗ってシンガポールへ戻ります。
半日ほどの滞在でしたが、「ナゴヤ」の街をぶらぶらしてみました。街歩きだとちょっと退屈かもしれません。
やはりバタム島は海辺にあるリゾートホテルに泊まってのんびりとゴルフでもして過ごすのがよいのでしょう。日系企業の工場もいくつかあるようですので、仕事で来るという人が多いようです。
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