ベトナム一人旅その２−フーコック島

2009/12/28 - 2010/01/05

フーコック島でだらだら1日費やし、ベトナム本土へ。

しかし、フェリーが無い?

だが、そこに救いの神が！！

いや、なんか違う？

躊躇うことを許さずに、
船は大海原へ漕ぎ出すのであった。


＊ちなみに今回の旅行記で100ドンとか書いてあるのは、
100,000ドンのことです。
現地の人たちもハンドレッドサウザンドとか言うのは長いので、サウザンドを略して言うのが普通みたいです。

エリア フーコック島(ベトナム)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 船 タクシー
• 航空会社: JAL

フーコック島二日目。
遅くおきました。
日本に居るときはフーコックに付いたら、スノーケリングでもしようかと思ってたけど前日にツアーの予約もしなかったし、今日はもう昼だし、なんだかだるいし。どうしましょ。

とりあえず歩いてみることにしました。
ホテル前の道路を南へ。
未舗装です。

さらに道は悪くなって、建物も少なくなってきた。
ビーチに出たいんだけど海に向かう道がない。
海に向かう道かと思うとホテルの入り口だったり。

結局30分以上歩いて、救いようのない道になってきた・・・暑いし疲れた・・・

レストランで食事にする。

シーフードヌードルとパインジュース。

魚のタマリンドソースがけ。
全部で100ドンぐらいでした。日本円で500円ぐらい。
やっぱり高いね、リゾート地は。

バイクタクシーが通るのを期待しながら歩いてたけど、結局そのまま歩いて帰りました。

日が暮れるまでホテルの部屋でごろごろ。
何しにビーチリゾートへ来たんだか。

夜は昨日に続いてユーンドンへ。

ナイトマーケットのレストランで食事。
この辺は道の両側に１０軒ほどこんな感じのレストランが並んでます。

シーフードフライドライス。えびのXO炒め。サイゴンビール。１０６ドン。

フーコック島３日目。
今日はフェリーでベトナム本土ハーティエンへ。
地球の歩き方によると、午後２時に毎日一便バイボンからの便があると書いてあるので、１０時にホテルをチェックアウトする。

ユーンドンまで歩いてバイクタクシーを捕まえる。
バイボンまで５０ドンで交渉成立。
途中で給油。

11時バイボン到着。まだ時間はある。
朝から何も食べてないので何か食事しようかなと思い、写真正面の建物へ入る。
英語が通じないのでジェスチャーで、何にか食べるものありますか？と言ったつもりがコーラを出される。
仕方ないので飲む。
椅子に座ってコーラを飲んでいると、男の人が声を掛けてきた。
「どこ行くんだ?｣
「ハーティエン」
「今日はハーティエン行きのフェリーはないよ」
「え、本当に?」
とても胡散臭い。
男の人は携帯でどっかに電話を掛けてから、
「隣町からハーティエンの近く行きのボートがもうすぐ出るけど乗るか?」
「うーん、いくら？」
「250ドンだ、スピードボートじゃないけどね」
250ドンって言うとガイドブックのフェリーの料金と同じ。
今日はフェリーが無いって言うのも嘘くさい。
でも、ガイドブックが正しいとしても、フェリーまで2時間以上待たなきゃいけないし、なんだかだまされてみるのも面白そう。

で、誘いに乗ってみた。
男の人はこっちだと言って歩き出す。
小さな小屋の前にバイクが置いてある。
小屋の中には刺青をしたちょっと怖そうな人が4人ほど。
男の人は小屋の人たちに何事か話しかけた後バイクに乗れと言ってきた。
ますます、怪しい。
動画
http://www.youtube.com/watch?v=VmqGrYBMDNo

10分ほどで隣町に付いた。
確かハムニンというところ。
小さいけれど市場などもあり、バイボンよりは賑わっている。そのまま町を突っ切って桟橋に突入。
動画
http://www.youtube.com/watch?v=FSj3hQjgSBY
ちょっと怖いです。
桟橋の先端に小さな船が。

ん、密航船？
写真には写ってないけど、後ろの小さな船室にベトナム人がみっちり。これに乗れと言うわけね。
まあ、覚悟はしてたけど。

お金を払って乗り込む。
「今日はこの船しかなかったんだよ、間に合ってラッキーだったな！」と男の人。
はあ、そうですか。
船員さんの訝しげな視線が・・・

船室はいっぱいなので、荷物の上にしゃがみ込む。
すぐに船は出港。