2009南イタリアその４「来たよ ソレントへ。カプリの旅」編

2009/07/01 - 2009/07/02

今回の旅行先をイタリアと決めた一番の理由。

それは「青の洞窟が見たい」から。

いよいよその目的を果たすべくカプリ島に乗り込みます。
でも、カプリは青の洞窟以外にも素晴らしいところがいっぱいの島でした。

エリア カプリ島(イタリア)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 観光バス 船 レンタカー

ソレント港からカプリ行きの船に乗ります。
アマルフィ海岸の船より小ぶりですが、やっぱりジェット船。
文字通り飛ぶようにカプリへ一直線。

シートカバーのデザインが結構気に入りました。

カプリの港、マリーナ・グランデ到着。

おお、あれが青の洞窟か・・！(笑)

カプリのタクシーはオープンカーが基本。

と、このずんぐりしたオープンカーは日産のセレナです。

あの車をオープンカーにするという発想、
日本人にはないですよね・・。

人数が多ければコストパフォーマンスも良いので是非乗ってみると良いと思います。

えええええええ！！！

なぜにクローズ？(看板右の赤い文字・・。)

こんなに波は穏やかなのに〜。
一年で最も入れる確率の高い時期なのに〜。
満潮だったのかな・・・。

地団太踏んでもしょうがないので、トボトボ港を歩くと、
港を半周した辺りの別のブースにもGrotta Azzurraの看板が出ている。
しかも、開いてるっぽい。

おお！と思って駆け寄ると、「今、今日最後の便が出ちゃったよ〜。」
って。
うわぁ〜、ついてない・・・。

昨日のナポリといい、ここんとこどうもツキが無い・・。

洞窟観光は自然が相手。
こればっかりはしょうがない。
またイタリアに来るいい口実ができました！

カプリに来る人はおそらく青の洞窟を観たらさっと帰ってしまう場合も多いはず。
ならば、今回は洞窟以外の場所をじっくり見ようではないですか。

というわけで、カプリ行きのケーブルカーに乗り込みます。
小さなトンネルを抜けて右にカーブするとカプリ駅到着。

カプリ駅を出るとそこはテラスになっていて、マリーナ・グランデからアナカプリへ続く風景を望むことができます。
背後の多くの観光客で賑わうウンベルト１世通通りから島の西側へ向かいます。
ブランドショップを過ぎると閑静な住宅街。
道はどこも２ｍ無いほどの狭い道。
地元の人は可愛いバッテリーカーを使っています。

トラガラ通りを進んでいきます。
岬の手前、アウグストゥス公園からの眺めです。

青い海と白い船。
小さな船はカプリ島一周の観光ボートです。
波、高くはないんだけどなー。

カモメ・・かな？

地元の人たちの足。
可愛いバッテリーカーです。

ちなみにこれはダンプカー！

シチリアから、ソレント、そしてカプリを覆うこの紫色の花。

ブーゲンビリアです。

ほんと、町が埋まるかってくらい咲いていました。

ウンベルト一世広場に戻り、アナ・カプリを目指します。
バス乗り場からこれまた小さなバスに乗り、断崖絶壁に刻まれた狭い道を登っていきます。
アナ・カプリはバス停周辺は土産物屋で賑わっていますが、どちらかというと静かな住宅街が広がっていて、のんびりした雰囲気が漂っていました。

リフトで山に登ろうかとも考えましたが、山頂はガスがかかっていたので諦めました。

気分的には「絶対また来る。だから今回はいいやぁ〜」と。

バスでカプリに戻ります。
こんな絶壁のそばを走るんですね。

でも、アマルフィ海岸のバスよりは安全運転でした。(笑)

そのまま、マリーナグランデに戻り帰りの船のチケットを買おうとしたときにまたしてもトラブル発生。

現金が足りず、船の券売所ではカード使用不可！！
Aiuto!

銀行の場所を聞いて向うも昼休みの真っ最中。
ＡＴＭを試してみるけどダメ。
港周辺では両替所も無いので、カプリに戻ります。

ナポリ銀行があったんで、覗いてみると昼休みの真っ最中。あー。まじですか？
とウンザリしていると、チョイ悪オヤジ風の銀行マンが顔を出し「まあ入りなよ。」と。
昼休み中だけど両替してくれました。
ありがとー。

とりあえず、気分的に落ち着いたので、ウンベルト１世広場でジェラートを頂きました。

ピスタチオとレモン。

個人的にはピスタチオの方が好きかな。

そんなこんなで、今回のカプリ島は中々トラブル続きで予想外の展開でドタバタしてましたが、
再訪が楽しみになりました。

ソレント港に着くと、バスの前になにやら人だかりが。

どうもバスとおっさんが接触してもめている模様。
激高したおっさんが運転手にまくしたてているのを
警官も町の人もただ眺めているだけ・・。

日常茶飯事の出来事なのかな。

これもまた我々が体験したトラブルのひとつ。
かな・・。

明日はソレントを離れ、イタリア半島横断の旅です。