オーロラとサンタに逢いにフィンランドへ！　②

2009/12/16 - 2009/12/20

今日はロヴァニエミの冬を遊び倒します。


日中は、人気ＮＯ．１のオプショナルツアー、
スノーモービル・サンタクロース・サファリに参加。

　
　　◆北極圏歓迎儀式を体験
　　◆トナカイのそりに乗る
　　◆スノーモービルに乗る
　　◆フィンランド名物ミートボールの昼食
　　◆サンタクロース村で本場のサンタクロースに逢う


夜は、オーロラを求めてモイモイ号に参加します。　

エリア ロバニエミ(フィンランド)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: フィンランド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

　◆ろうそく橋◆


泊まった部屋の窓からはロヴァニエミのシンボル
ろうそく橋が見えます。

ろうそく橋の正式名称は「きこり達のろうそく橋
Ｃａｎｄｌｅ　Ｂｒｉｄｇｅ　ｏｆ　Ｗｏｏｄｃｕｔｔｅｒｓ」というそうです。

朝・昼・夜、オウナスバーラの丘とコントラスト
を成す幻想的な眺めをゆっくり堪能できます。

　◆レストラン　Ｇａｉｓｓａ◆

　
　入口から珈琲のいい香りが漂ってきます。
　
　朝食はバイキングスタイルです。
　とにかくボリュームたっぷりの
　おいしい料理が盛り沢山でした。


　フィンランド人が大好きなライ麦パン、
　スモークしたサーモン「ロイムロヒ」など
　地元のものもありました。

　子供たちには四葉のクローバー型？
　パンケーキ焼きマシーンが大人気でした。


　

　◆ラップランド・サファリ社①◆

　スノーモービル・サンタクロース・サファリに
　参加するため、ラップランド・サファリ社へ
　向かいます。


　ホテルからは歩いて５分位。
　オウナス川の横にあります。


　時刻は９：３０頃、夜明けのやさしい明りが
　心地良いです。


　１月以降は、スノーモービルでここから川を
　突っ走りトナカイ村へ向かうのですが、まだ
　１２月、川が完全に凍ってないそうでバスで
　移動となります。
　

◆ラップランド・サファリ社②◆


ツアーの予約はオクトパストラベルで
ネットでしました。

バウチャーを受付に出すと、他のお客さんと
一緒に別室に案内されます。


そこでは、スノーモービル用オーバーオール
（つなぎの防寒服）、ブーツ、ヘルメット
ウールの靴下、手袋・・・レンタルの服装に
着替えます。

外で待つ大型バスに乗り出発です。

◆北極圏通過の儀式◆

トナカイ村に到着すると、コタへ案内
されます。中へ入ると、サーメ人のお兄さんと
暖かい薪の暖炉があります。


何やら、英語で説明が始まります。
「ロング・ロング・アゴー・・・・」
よくわからないが、歓迎の儀式みたい！

説明が終わると、子供にトナカイの敷物で、
大人には指で、おでこに炭を塗っていき
儀式終了。


明るい外へでると、大人も子供も額に
炭が塗られ、少しまぬけです！

　◆トナカイのそり◆

トナカイのそりに乗ります。

トナカイの敷物を敷いた３人掛け座席に乗り、
サーメ人の衣装を着たお兄さんにそりを引いて
もらいながら、コースぐる〜〜っと１周します。
（結構しょぼいかも・・・）


トナカイをさわらせてもらうと、意外と
剛毛で柔らかくなく、いやそうにブルブル
してました。

　◆トナカイ犬？◆

　トナカイのそり横には、よく慣れた犬が
　いました。

　いつしか鎖がはずされ、楽しそうに走り
　まわっていました。呼ぶと嬉しそうに
　走ってきてくれます。

　◆滑り台◆

　
　そり乗り場の横には、滑り台もありました。

　
　日本人の子供は息子一人でしたが、色々な国の
　子供たちが皆一緒になって楽しそうに遊んで
　いました。

　思わず、大人の自分もプラスチックのボードを
　かりて滑ってみましたが、結構おもしろかった
　です。

　◆トナカイ村のサンタクロース◆
　
　
　トナカイ村では、珈琲、ベリージュース、
　ジンジャークッキーのサービスがあります。
　
　フィンランドではクリスマスにお客を
　ジンジャークッキーでもてなすそうですが、
　粋な計らいです。


　ジンジャークッキーを食べた建物には、
　何と、サンタクロースがいました。
　（随分若いように見えましたが・・・？）
　お話したり、記念撮影ができ、息子も
　大喜びでした。





　

　◆スノーモービル①◆

　バスで移動すること２０分、途中、珍しいお昼時の
　朝焼けや野良トナカイを見ながら、深い森の中に
　あるスノーモービルの乗り場に到着します。

　すでに正午を過ぎているので昼食かと思って
　いたが・・・違いました。


　大人も子供も、皆、赤か青のお揃いのオーバー
　オールを着てます。

　子供たちは、そりに分乗し、スノーモービルで
　引いてもらい、森の中をかっ飛ばします。

　寒いのか、トナカイの皮の敷物をかけてもらって
　ました。

　◆スノーモービル②◆

　大人は二人１組、オートバイのタンデムの
　ようにして滑走します。

　右手がアクセル、左右にブレーキレバー
　運転は意外と簡単で、多少雪に足をとられますが、
　飛ばさなければ、快調に走れます。

　後続車にわかるように、止まる・減速する時は
　手をまっすぐ上げる、出発する時は手を直角に
　曲げ上下に動かすというルールがありました。


　森の中をかっ飛ばすと気持ちいいです！


　しかし・・・

　途中休憩をはさみながら、大体１時間半位
　走りました。
　大人は最高に楽しいですが、子供たちは、
　寒い！、お腹すいた！、トイレ行きたい！で
　不評のようでした。

　ちなみに息子も「もういい！」と言ってました。　

　◆サンタクロース村　昼食◆

　午後２時過ぎ、ようやくサンタクロース村へ
　到着、昼食となりました。


　サンタクロースオフィスのレストランで
　フィンランド名物「ミートボール」です。

　お腹がペコペコだったせいか、すごく
　うまかったです。白く見えるのは、
　お米ではなく、マッシュポテト。
　フィンランドではよくある付け合わせです。


　ちなみに、肉はビーフで、トナカイでは
　なかったです。

　◆サンタクロース村◆
　（サンタクロース村のＨＰ
　　ウェブ・カメラの画像です）

　
　サンタクロースオフィスの建物を出ると、
　ここにも、いつも日本で見ていたＨＰと
　全く同じ景色が目の前にありました。


　北極圏（北緯６６°３３）上にあるライト、
　三段雪だるま、そして滑り台


　感動です！
　

　◆サンタクロース村　滑り台◆

　
　バスの出発は午後４時半、結局自由時間は
　１時間位しかないため、明日もう一度来る
　ことにして、サンタクロース村は軽く見て
　まわることにしました。


　息子は、ず〜〜っと滑り台をしてました。
　他にもアスレチックや別な滑り台もあり
　汗だくで遊んでました。

　この滑り台が一番気にいったようです！

◆サンタクロース村　夜景◆

　
　バスの集合時間になると、すっかり暗くなり、
　夜の闇に、きれいなサンタクロース・オフィス
　が浮かびあがります。


　北極圏のラインを示す、建物から延びる
　青いラインも幻想的です。

　◆北極圏通過証◆

　ラップランド・サファリ社へ戻り、
　着替えてツアー終了。

　
　帰りに一人一人記名された「北極圏通過証」
　をもらいました。いい記念になります！
　（似たものは、サンタクロース村のインフォ
　メーションで有料で購入できるようです）


　９：３０〜１７：００までと時間が長く、
　料金的にも値の張るツアーですが、大満足でした。
　
　（小さい子供にはちょっときついかも・・・？）

　◆サンタクロースホテルロビー◆

　一度ホテルへ戻り、オーロラ・モイモイ号の
　催行を確認します。

　モイモイ号の催行は、申込人数と天気に左右され、
　出発日の３時頃にならないとわからないという
　ツアーです。

　ホテルのフロントをみると、「催行」と表示が
　あり、一安心です。


　ふと、ロビーをみると、疲れたのか
　息子寝てました・・・！　

　◆モイモイ号　コタ①◆

　１９時頃、ホテルへ迎えがきます。
　
　バスに乗り、爆睡していると、オーロラ観測を
　するためのポイントへ約１時間位で到着です。


　バスを降りると満天の星空が広がります。
　久しぶりに、星が明るいと感じる位、澄みきった空
　あまりの星の数に、息子は驚いていました。


　今回はトナカイ牧場を営むご夫婦の家に伺い、
　「コタ」の中で暖をとりながら、オーロラの
　　出現を待ちます。

　時々寒～い外へでては、北の空を眺め、またコタ
　へ戻るの繰り返しです。し～んと静まった森で
　星を眺めるのはとてもいい経験になりました。

　◆モイモイ号　コタ②◆

　気がつくと、息子はトナカイの敷物に
　包まり熟睡中。


　珈琲・紅茶・自家製のベリージュース、
　ジンジャークッキーをつまみながら待ちます。

　「マッカラ」と呼ばれる巨大ソーセージを
　暖炉で焼いて食べたり、自家製のジャム付きの
　クレープのサービスもありました。
　両方とも、本当にうまいです！

　おいしいもの食べて、暖炉のやわかい火にあたり
　ぼ～っとしているとこれだけで十分な気が
　します。


　北の空が明るくなってきたので、オーロラでる
　かも？とガイドさんが言っているので、皆
　まったりしながら待ちます。

　

　◆オーロラ　？◆

　ガイドさんが「オーロラでましたよ！」と
　コタへ皆を呼びにきてくれました。


　あわてて息子を起こし、外へでていきます。

　北の空をみると・・・・？
　イメージした帯のようなオーロラはありません！

　確かに北の空は晴天で、明るくなっていますが
　星は見えません。
　
　ぼや〜っと白い雲のようなものがみえる。
　
　まるで、真夜中なのに、急に朝焼けが始まった
　ような感じだ。


　その時のイメージ写真です。（フィンランドの
　ＨＰの写真の一部をお借りしました。）

　撮影している方の画像をみると、薄い緑でしたので
　確かにオーロラでした。
　　　

　◆オーロラ見えました証明書◆

　２３時頃にツアー終了、バスでホテルへ
　戻ります。

　最後に噂の「ロバニエミ市長のサイン入り
　オーロラ見えました証明書」をもらいました。


　１２月のモイモイ号催行は９日、そのうち
　オーロラが少しでも見えたのは３日でした。
　
　ほんのわずかとはいえ、オーロラが見えたのは
　本当にラッキーでした。