2009/01/03 - 2009/01/03
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amefuriさん
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初めてのウェールズ探索。
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チェスターから戻った夜、ハタと次の日が土曜であることを思い出し、電車賃が朝から安い土曜にどこかへ行かねばという変な強迫観念から突如訪れる場所を探し始めました。
いろいろ調べたんですが、まだ三が日ということもあって、電車もEngineering Workで動かないとか結構不自由もあったりしてなかなか決まらず…。
そんな時たまたま見つけたのがAberystwythという場所。
発音未だにわからないんですが、日本語で書かれてるサイトを見るとアベリストウィス?
Wales地方の中でも西岸に位置する、海辺の街です。
ウェールズというと行きたかったけど行きそびれたあの日の思い出が蘇ってくるんですが(笑)、海が見たい気分だったので迷わず決めました。
行くのにかかる時間はたぶん今までで最長の3時間半。(乗り換え含む)いやー長い。1回乗り換えたらあとは同じ電車に乗りっぱなしでいいんですが、やっぱり長い。
そしてこの日は本当に、ものすごく、めちゃくちゃ寒かった。最高気温が0度なんですよ!!!
電車にじっと座ってるだけで足からじーんと寒さが伝わってきて、着く頃にはカチンコチンになってました。
ていうか、Wolverhamptonで電車がBroken downしたと言われ、30分くらい止まってたんです。(さすがイギリス、だが私はもうこんなことで驚いたりはしない!)
その間ドアが開いて人が結構出入りしてたので、寒い空気が車内に流れ込みまくりでめちゃくちゃ体が冷えてしまったんですね。
できるだけの厚着はしていったつもりだったんですが、足りなかったみたい。寒い寒いと無意識のうちに小声で連呼してしまうくらいには寒かったです。
…そんな寒い話はさておき、電車に揺られていると、駅名の看板がウェールズ語と英語の併記になったところから急に景色が変わり、山や丘がたくさん見られるようになりました。家があまり見当たらない…
ある場所では本当に草原?荒野?の真ん中で電車が止まったので何事かと思って反対側の窓を見たら、小さなステージくらいの駅があって、「あぁ、ここ駅だったんだ!?」と驚くようなこともありました。なんという僻地…
ウェールズ、イングランドの隣なのに文字は違うわ、景色も違うわ、本当に別世界。すごいな!
そんな田舎というか、人がほとんど住んでそうにない場所を通りすぎてきたので、Aberystwythももしやこんな感じなのでは…?!とちょっとビビっていたんですが、Aberystwythに近づくにつれて建物も増えてきてホッ。
駅を降りるとゆったりとした空気の流れる、都会じゃないけどこじんまりとした街という感じ。わかりづらいですね。笑
でも山はやっぱり多くて、駅を出て右を向けば遠くに山。おお〜
前述のとおり、前日の夜に思い立った旅だったのであまり行くべき場所は調べてこなかったんですが、とりあえずいろんなサイトに書いてあったArt Centreに行ってみることに。
これはウェールズ大学の中にある、美術館、兼映画館、兼ギャラリーという複合施設。
ウェールズ大学までは駅から歩いて20分ということで歩こうかなとも思ったんですが、何より寒くて足がまだ動く状態じゃなかったのと、「とても急な坂道なので歩いてくる人は気をつけて」みたいな注意書きを公式サイトで読んでいたので、手っ取り早くバスを使いました。
バスステーションは駅のすぐ横にあるんですが、どれに乗っていいのかわからなかったので駅員さんに聞いて、ちょうど来たバスをつかまえて大学へGO!
私だけを乗せて出発という貸切状態だったんですが、動いてすぐに女の子が飛び乗ってきたので、2人に。
大学、急な坂道ってどんなだよと思いながら乗ってたんですが、本当に急で、整備された山道を登っていく感じでした。
これはバスを選んで正解だった!!
大学の中に入っても更に急な傾斜は続き、敷地内の中でもさらに山っぽいところにバスがどんどん入っていくので、初めて来た私は「こんなところにArt Centreがあるの?」と不安になりつつ乗ってたんですが、同乗していた子が降りた場所で降りてみたらちょうどArt Centreの前でした。助かった。
写真はArt Centreの外観。 -
たくさんの絵画があるのかな〜♪と意気込んでたんですが、よくわからないギャラリーはお金取られるみたいだから入らなかったし、2階にある絵も現代美術で20点もなかったし、閑散としてて誰もいない空間が多かったし、うーん…正直期待はずれ。
ここはやっぱり映画を見るのが主な使い方なんでしょうか?
観光に来て映画で時間使うわけにいかないので、私はそれもスルーで、見るべきものはほぼない状態でした。
2階から撮った、1階のお店の写真。ディスプレイの仕方がおしゃれ! -
何もないなと思った瞬間どっと疲れて、もうお昼過ぎていたので1階のカフェテリアでご飯に。
大学なだけあって、学生も食べに来ていましたが、どちらかというと年配の方がお茶してたかも?
ラザニアとホットチョコレート。£5.05。
とにかく温かい食べ物で体内からあっためるしかない!と思ってのオーダー。
味はイングランドと変わらず大味だけど温かけりゃなんでもいいと、その時は思いながら食べてました。(笑) -
カフェテリアの前からはこんな素晴らしい景色が。
大学から海が見えるなんて素敵〜!!
ウェールズ大学はチャールズ皇太子が通ってらっしゃった大学らしく、皇太子も海に癒されたのかしらなんて勝手に思いを推し量ってました。 -
お腹も満たされ、少し足先もあったまってきたところで、帰りは歩いて降りていきました。
もともとバスのチケットは片道しか買ってなかったし、ウェールズ大学からちょっと下ったところに国立図書館があるということだったので、徒歩じゃないと寄れないし。
学校を出る時にパチリ。
ウェールズ語意味わからない…!読めもしないし発音もわからない。
どうやったらWelcomeがCroesoになるんだろう? -
大学を後にしNational Libraryのある方面に歩いて行くと、白い壁の巨大な建物が現れ、お城!?と思ったらそれが図書館でした。
写真は斜めになってしまいましたが、正面から見ると本当に巨大。
で、肝心の図書館の中は?とエントランスをガチャガチャやってみるも、鍵がかかっている。バ、バカな…!
駐車場にほとんど誰もいないし、歩いてくる途中も私一人だけだったのでアヤシイとは思っていたものの…
ちょうどエントランス前で佇んでいる家族を見つけたので、確かめるべく聞こうと近寄ってみたら、向こうから「Close」と教えてくれました。やっぱりか…_| ̄|○
知らなかった…とぼんやりしていたら、「私たちも知らずにきたのよ〜」とそのおばあさんも言い、残念ねという話で盛り上がる。(盛り上がる話ではない)
どこから来たの?と聞かれたのでバーミンガムだと言うと、「What a pity!!」と相当可哀想がられました。
まぁそりゃ3時間半かけてきて、「ハイ閉まってます」は結構堪えるよなぁ…。運の悪いことに、今日(1月3日)までが休館だったんです。
そのご家族はAberystwythから50マイルくらい南からドライブしてきたそうで、私に比べたら近いからまた来るって言ってましたけど。
図書館の中、是非見てみたかったのですがしょうがないですね。 -
代わりに美しい風景だけ眺めてきました。
羊たちの近くまで寄っていったんですが、人に慣れてないのか、じーーーーっと私を見てきて「全員でこっち見るな」と言いたくなりました。(笑)
羊は全部真っ白なのが多いですけど、時々ウォレスとグルミットに出てくるような、頭が黒くて体は白いのを見かけます。
あんな羊いないと思ってたのにイギリスには生息してたんだな。 -
無駄足に終わった図書館でしたが、とにかく綺麗すぎる風景に癒されつつ、下山。
海と傾斜に建つ家々を見ていると、なんだか魔女の宅急便を思い出しました。
全体の雰囲気はキキが住んでそうなイメージじゃないんですけど、上から見る景色はなんとなくいそうな感じなの。
そんなことを考えながら徒歩でずんずん下っていき、再び街中へ。
Aberystwythは本当に家がかわいい。
なんでこんなにカラフルなの?
白と青のお家がたくさん建っている場所もあって、その辺が魔女宅っぽいというか…。
ここ、ドブロヴニク(魔女宅のモデル地)でもなんでもなく、ウェールズですけども。
チェスターも町並みが可愛かったけど、またそれとは全然違ったかわいさのある街です。 -
地図だけはあらかじめ印刷して持っていってたんですが、見るべき場所をあまり押さえてなかったので、インフォに行ってみることに。
が、1時〜2時の間はお休み!?(なんだそのシエスタみたいな習慣は!)ということで、隣に建っている無料の博物館に入りました。
ウェールズの人の生活の様子を見ることができます。昔の機織り機や、お金、衣装、使っていた食器etc. 絵画もちょっぴり。
3階まであるうちの、これは2階。 -
ダーっと駆け足で回って、博物館は終了。
外に出るともう海が近く、思わず足早になりました。海が呼んでる〜
そして広がるこの景色!プロムナード素晴らしい!
遠くの丘はConstitution Hillと言って、ロープウェーが走っています。
端まで歩く気力がなかったので、Hillには行きませんでしたが、絵になる!
水平線を眺め、心もおおらかに。
私はなんでちっぽけなこと(※エッセイ)で悩んでいたんだろう… とかまぁいろいろな思いが過りました。笑
青い空に青い海。サイコーーーーー!!!!!!!
最初大学に行った時は"こんな山を毎日登って通わなきゃいけない人はなんて可哀想なんだ"と思ってたんですが、実際海に来たら"こんな素晴らしい海辺の町に住んでるだなんて羨ましい!"という気持ちに変わりました。現金だ。
このプロムナード沿いにまたまたカラフルな建物がずらっと並んでるのも素敵じゃないですか。
海、入るのはきらいなんですが見るのは大・大・大好きで、海沿いの眺めの可愛さも加わって、Aberystwythへの好感度が爆発的にアップ。笑
めちゃくちゃ天気が良かったので、遠くにはアイルランドの姿もうっすら。 -
海と景色を横目に散歩を楽しみながら、Hillとは反対方向に歩き、お城へ向かいました。
お城…とは言ったものの、ほぼ崩れて今は廃墟です。
跡地は広いので、残っている石の上に腰かけてまったりしている人や、置いてあるベンチに寄り添っているカップルなど、城跡というよりは憩いの場として使われているようでした。
石があちこちに残っています。
寒かったけどお天気はいいのでここでご飯食べても良さそうでした。 -
お城があった場所と同じグラウンドに建てられているWar Memorial。
第一次、第二次世界大戦で亡くなった方のための記念碑です。
一番上の天使みたいな像は海を指していて、そこが気に入ってます。 -
崩れているお城の間を歩き回り、一度駅側へ戻りました。
駅から5分くらい歩いたところにSchool of Artという、ウェールズ大学の建物があり、美術館のようになっていると聞いたので行ってみました。
が、閉まっていました。(………)
なんなんだよーーー!!!3日なんかに出かけた私が悪いのか!?(そうです)
まともな美術品を見ることは叶わず、とぼとぼと来た道を引き返しました。
若干やさぐれていたので、癒されようと再び海へ。もう私には海しかない。
その前に2時までお休みだったインフォに寄って、ポストカードとかガイドブックを見て回りました。
カードのお金払うとき、「今日の日没は何時頃かわかります?」って聞いたら調べてくれて、4時40分頃だと判明。
ポストカードに使われてる写真が美しい夕焼けの写真ばかりだったので、晴れてる今日なら良いものが見られるだろうと思って確認してみたんです。
4時40分までは1時間弱ありましたが、海岸沿いのプロムナードを歩いたり、浜辺に降りて波と戯れたりしてたらあっという間。
プロムナードには何か所か海側に突き出しているスポットがあり、そこで見ると何かに遮られることなく海を見ることができます。
4時くらいからずーーっとその辺りで太陽が傾いていく様を見ていました。
感動の夕焼け。いや、もうほんとにきれい。世界を独占しているかのような錯覚に陥ります。 -
ほぼ水平線に消えかけの太陽。
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プロムナードに建っている建物も夕日を浴びて赤くなっています。
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私の他にも4人くらいぼーっと見ている人たちがいて、言葉は交わさなくとも同じ感動を分かち合っていました。
美しいものは言葉さえも奪うんですね…
太陽が沈んでしまった後もしばらくは太陽の名残で明るいので、浜辺に戻ってお城がある側へお散歩。
きれいすぎる。
海に突き出しているのはRoyal Pier Pavillion。
簡単に言うとビリヤードなどの遊技施設とパブが一体化した場所です。 -
道路に上がり、Royal Pier Pavillionの近くに建っているOld College。
お月さま出てました! -
そしてWar Memorialがはっきりと見える場所から一枚。
空が幻想的!!!!!!! -
思わずほぅ…と息をつきたくなる夕焼けを目の当たりにし、すっっっごく満足。
今年もいい一年になりそうな気がする!
帰りの電車が5時半発で、それを逃すと8時頃までないので、残りの時間はまた街をぶらぶらして過ごしました。
イルミネーション、ウェールズ語でメリークリスマスって書いてあります。
読めない言語で書かれてもめでたい気がしないのですが…笑。 -
昼間横を通った時はただの木だと思っていたものが実はツリーだとわかってびっくり。
カラフルできれい!
写真はないのですが、街に立っている電灯にぐるぐるといろんな色の電飾が巻きつけてあって、ステッキ状の飴を思い出させる飾り付けで可愛かったです。
本当は海の写真も撮りまくったので全部アップしたいくらいなんですが、その場にいたからこそ感動できるのであって、普通に見たら似たような写真で面白くないかなと思ったのでやめてます。
この後駅の前にあるFish & Chipsのお店でチップスだけ買い、駅でもぐもぐ。晩ご飯代わりです。
電車はほぼ予定時刻通り発車してくれたので、また3時間半揺られながら帰ってきました。
街自体、あまり特別に見るものはないのですが、カラフルな家が並んでいるその町並み、真っ青な海、美しい夕焼けなど自然の風景を見ているだけで幸せな気持ちになれる街でした。
海辺の街はみんなこんな感じなのかな?
Aberystwythのおかげで初のウェールズはかなり好印象です。
これは是非他の場所も回ってみたいなと思います。
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