2009/12/26 - 2010/01/04
63位(同エリア153件中)
匙さん
年末年始に中東3国を周遊してみました。
ヨルダンにてペトラ遺跡を観光した後、一気にシリアへ入国。
(ヨルダン)〜パルミラ〜ハマ〜(レバノン)〜ダマスカス
という移動工程
アレッポにも行きたかったんですが回りたいところが多すぎて泣く泣くカット
ヨルダンでもそこそこ削ったんですが、シリアでも削ってしまいました
移動は基本的にバス・セルビス(ミニバス)
搭乗者はほとんど現地人
旅行者はどこ?と思うこともしばしば・・・
ちなみに為替は1SP(シリアポンド)=2円程度
1$=45SP
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー
- 航空会社
- エミレーツ航空
-
ヨルダンのペトラ遺跡の宿を7時半に出発、一路アンマンへ
アンマンまでは約3時間で今回は途中休憩無し(5JD)
到着したのは行きと同じ、ムジャンマ・ジャヌーブのバスターミナル
そこでタクシーに乗り換え、シリア行きバスターミナルであるアブダリへ移動
アブダリへ向かうタクシーにて、セルビスの相場を確認
だいたい一人12or13JDとのこと(ガイド本では10JD)
アブダリに到着してすぐ、セルビスを捕まえシリアへ出発
現地のお婆さん二人のみで出発しようとしていたところだったらしく
待ち時間無しで出発できました(12JD)
一路国境を目指し、出発
セルビス内でシリア入国カードを記入(運転手が持っていた)し、ボーダー着
運転手が親切で、色々と教えてもらいながら出入国手続き(出国税5JD)
待ち時間はほとんど無し
チェックが色々と多く、運転手は忙しそうでしたが・・・
およそ2時間半ほどでダマスカスのガラージュ・ソーマリーエに到着
今度はここからパルミラ行きのバス停まで移動です
ああ、もうめんどくさい・・・
というわけでガラージュ・ハラスターまではタクシーで移動
値段交渉しても、一向に下がらず500SP払うことに・・・
絶対ボラレてる・・・
ガラージュ・ハラスターでパルミラ経由デリゾール行きのバスチケット購入(200SP)
「パルミラー!!」と叫んでいるんで簡単に購入可能です(英語は分からないようですが)
14時にダマスカスを出発し、到着は17時頃
バスでは水のサービスもあります(汚いポリタンクから入れていましたが・・・)
とりあえず金に糸目をつけなければ一日での移動は可能でしたね、正直驚き
写真はアンマンーダマ -
パルミラ(タドモール)へ到着した17時にはすでに回りは真っ暗
だいたい16時半くらいには薄暗くなっていました
そしてやっぱり到着したのは郊外
デリゾールまでの客の休憩も兼ねているらしく、小さな売店前に停車
タクシーおらんし!!
ってことで困っていると現地の人が寄ってきました
街中まで100SPで乗っていくかい?みたいなことを言われたのでホイホイついていくことに
そして宿の前まで連れて行ってもらいました。
この運転手、小さなガラスコップでチャイを飲んでいたんですが、
運転中それをダッシュボード上に置いてました
いやいや、こぼれるやろ、と言いたかったのを堪え移動完了
止まったホテルは、バール・シャーメン・ホテル
トリプルルームしか空きがなく、クリスマス休暇真っ只中ということで
2泊朝食付きで45$(絶対ぼられた)
歩き方にも載っていますが、もう最悪
雇われ支配人?は女性にはセクハラしてます
オーナー?が息子を折檻してます
息子はシリア版ジャイアン(写真)でうっとおしい
支配人は水タバコすってラリってることがあるとの噂も・・・
後で聞いたところ、パルミラはゲストハウスも少なく、どこもそんな感じとか -
ホテルのレセプションあたり
ここだけ見ると綺麗なんですが・・・ -
この日の夕食
ジャマル・アブドゥル・ナセル通りにある食堂で鶏の丸焼きを食べました
ホブス(パン)に鶏肉を巻いて食べました
が、味がものすごく薄い・・・
胡椒か醤油が欲しいところ
写真が一人前200SP -
宿に戻ると、オーナー?とノルウェー人男性がなんかゲームしてました
ちょっと見ていましたがルールが全く分かりません・・・
サイコロ振って木の札で賭けしてる、みたいな感じ -
翌日の朝食
ホブス、卵、チーズ、マーマレードらしきもの、オリーブ
まあ普通の味でした
ちなみに朝食の約束の時間に降りていくと、支配人はまだ寝ていました -
パルミラ遺跡前の道路
朝一は人通りもまばらで遺跡を独占しているような気持ちになります
ちなみに遺跡自体の入場料は無料です -
入り口からまっすぐ大通りを進むと、まずナボ神殿が、最奥にネボ神殿が現れます
-
ナボ神殿
この神殿の前で有名シリア人ガイド「スズキタカシ」氏に遭遇
エラベール家の塔墓と3兄弟の地下墓室に誘われました。
午前中のみ観光可能みたいですが、一緒に回っていた人の時間がなかったためパス
言い値も忘れてしまいました。 -
ネボ神殿内部
内部は瓦礫と本殿です -
これもネボ神殿内部
かつて神殿の柱であっただろうブロックが多数転がっています
踏みつけていた岩が遺物、そんなのもザラです -
ネボ神殿内、本殿
-
本殿入り口前には壁画彫刻が残ってます
-
ブロック下にもあるので、下から覗き込むかこんな感じで写真を撮るかどちらかになります
傍から見るとただの間抜けですが・・・ -
下の彫刻はこんな感じ
-
ネボ神殿を出てナボ神殿方面へ
遺跡前には羊飼いのおばちゃんがいました
遺跡上で羊・山羊が戯れています -
遺跡群への入り口となる記念門
-
ラクダが寄ってきました
ここいらへんのシリア人は、よく日本語で話しかけてきます
「ラクダは楽だ」
そればっかりで若干イライラしますが -
こんな列柱道路が続きます
-
円形劇場 ステージ側
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円形劇場 客席側
他の円形劇場と比べるとここのはかなり小規模ですね
ちなみにここでは土産物も売ってます
品揃えはイマイチですが -
四面門
-
四面門を過ぎ、さらに西へ進むと廃墟具合が増していきます
観光客はその分減ります
羊飼いの人々がちらほらいるのですが、
がっつかない程度の「バクシーシ」攻撃を食らいました -
墓の谷
-
一通り観光を終え、町方面に戻っていると、放し飼いのラクダに遭遇
異国って感じがヒシヒシと
9時頃から観光を始め、13時半には一通り終了
朝一にダマスカスからこちらに移動し、観光、宿泊
翌朝違う町へ
そんなスケジュールで十分でした
小さな町なので雰囲気を味わうというのもなかなか難しそうで -
昼食は近くのレストランで
ベドウィン料理のマンサフと豆かなんかのスープ、ヨーグルト
そしてローカルビール(銘柄不明)
ビールを置いている店はごく限られています
かなりあっさりしているので、暑いときはガブガブ飲めそうです -
そしてラクダのひき肉
スパイスが効いていてなかなか美味
ですが食べているとだんだんしんどくなってきます
美味しいけど量は食べれません -
昼食後、特にすることがなかったので、徒歩でアラブ城(高さ150m)に行ってみました
タクシーだったら150SP程度みたいですが途中の景色とかも見るため頑張ってみました
ちなみに途中、羊飼いの青年に絡まれました・・・ -
アラブ城からパルミラ遺跡を一望できます
-
天気がイマイチでしたが、アラブ城からの夕日は綺麗でした
-
夕日を浴びるアラブ城
-
ライトアップされる看板
おそらく大統領 -
アラブ城とその看板
-
ネボ神殿もライトアップされます
ただし、そこまで行く道は真っ暗で地面もデコボコ
これにてパルミラは終了です -
翌日、パルミラからハマへの移動です。
ホテルでミニバスまでのタクシーを呼んでもらうことにしたんですが、言い値が200SP
前日女性には100SPと言ってたのに・・・もちろん値切りましたが向こうの言い訳は「車が違うから」
意味がわかりません
ミニバスで一路ホムスへ
ダマス→パルミラは大型バスでしたが、パルミラ→ホムスはミニバス
150SPです。が、満員・・・
通路に座ることになったんですが補助席とかはなく、食堂外に置いているようなプラスチックのイスに座らされました。
そのため半額になりましたが、慣れるまでカーブの度によろけていました・・・
9時出発の11時着、2時間
到着したバス停は南側、ダマスカスやレバノン方面とのこと。
早速タクシーに乗り込み北側バスターミナルへ移動です。
どの程度の移動か分からないんで言い値の100SPで乗りました。
パルミラでのやりとりの後なんで思わず良心的と思ってしまいましたがどんなもんでしょうか?
ちなみに500SPでハマまで乗せていってあげる、と言われたんですがそれは却下しました。
ホムス→ハマ間は大型バスで30分35SPでした。
バスは安いですねぇ。
バスを降りてからはいつものようにタクシー利用
リアドホテルまで100SPでした。これも言い値。 -
リアドホテルにて
テレビで競ラクダ(?)を放送していました。
多分速いんでしょうが、ガタイがでかい分スピード感はありませんでした。
馬と比べるな、という話でしょうか・・・ -
リアドホテルではシングルがいっぱいでドミがダブルの選択となりました。
ドミ500SP(朝食無し)、ダブル1100SP(朝食無し)
荷物を丸一日放置は個人的に嫌なのでダブルにしました。
ちなみにここのドミ、男女混合です。
仲良くなった人がPC持ってきていたんですが、
wi-fi利用を希望するなら隣のカイロホテルじゃないと無理だそうな。
ここのホテルでは、各種ツアーアレンジをしています。
ホテルのカウンター入り口横に翌日のツアーが貼りだされており、
希望すればそのツアーにのっかかれるシステム。
貼りだされていなければ、マスターに言えば20種類くらい提示してくれます。
私は日が無いため、ツアーを二つ組み合わせて、
デッド・シティ(セルジッラー&アル・バラ)−アパメア−ミスヤフ城−クラック・デ・シュバリエ
を回るよう手配してもらいました。
もちろん人が集まるわけもなく、一人で100ドル払いました。
まあこれくらいは想定内です。 -
昼食はシュワルマ
ホブス(パン)に肉、胡瓜、トマト、ヨーグルトを乗せ、クルクルと巻いたあと軽く焼きます。 -
ファーストフードですが、年齢層関係なく食べてます。
-
ハマの町を散策です。
基本的に水車しかありませんが、のんびりとした空気があり居心地はよさそうです。 -
水車を見て回り、博物館に寄り、城塞跡で夕日を見ていました。
博物館はモザイク画が綺麗で個人的には結構好きなんですが、
来場者は私一人だったらしく、部屋に入ろうとしたら電気を付け、部屋から出た瞬間電気を消していました・・・
落ち着かねぇ・・・
ちなみに英文解説は揃っています。
電子辞書で単語調べていたら「No photo」と怒られてしまいました(笑) -
水車の近くにあった看板
水が汚くて誰も泳がんやろ・・・というのは言いっこなし -
アン・ノウリ・モスクと水車のライトアップ
モスクの塔はどうしても入れれませんでした。
全体を入れようとすると観光客が邪魔になって水面が見えなくなるのです。
私が行った時間帯は、こんなに観光客おったっけ?と思うくらい絶え間なく観光客が撮影に来ていました -
アゼム宮殿付近の路地もライトアップし。
ハマムがありましたが女性タイムでした。
う〜ん、残念 -
夕食
ホテル近くのレストラン・アリババです。
大晦日のため(?)開いてる店がほとんどなかった・・・
ケバブを注文したら、「ナッシン」と一蹴
メニューに載ってても無いときは無い様で
というわけでチキン&ポテトを注文
つうかこれしか無かった・・・
メモし忘れてしまいましたが確か100SPです。
メニューは英語表記もあるんですが、値段はなぜかアラビア数字
解読に一苦労です -
一緒に注文したオレンジソーダ
選択肢はコーラとこれしかありません。
たしか25SP
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