馬祖莒光3★自然がいっぱい西莒島で、船に乗り遅れ大失敗！

2009/08/30 - 2009/08/31

旅の目的だった星の砂と灯台を見た翌日、再び船に乗って今度は向かいにある西莒島に移動しました。

西莒島には、韓国戦争（1950〜1953）の頃、アメリカの西方公司が駐屯していました。当時、青帆港は「小香港」と呼ばれ非常に栄えていたそうです。しかし現在は、島民と駐屯する軍人さんを合わせて400人ほどの、静かな島となっています。

東莒島より更に小さな島ですが、こちらも非常に自然が美しい島です。海の色がとても綺麗で感動しました。また、港周辺には「小香港」と呼ばれていた頃に建てられた白い壁の建物が今も残っています。

いつもなら、楽しく旅を終え、日曜日の夜には家に帰宅できるはずですが、なんと旅の最後の最後に、ハプニング発生！無事、家に戻れるでしょうか？

エリア 馬祖島(台湾)

朝ごはんには、蛋餅を食べました。

2島の間を行き来する船のチケット。

蝴蝶公主という名前の船に乗りました。日本語で言うと、チョウチョ姫という名前の船です。

西莒島に到着しました。写真は青帆港の乗客待合室。

港のすぐそばには、白い建物が沢山並んでいます。ここが以前、小香港と呼ばれ、栄えていた場所。

タクシーに乗って、菜埔澳にやってきました。

◎　菜埔澳

激しい波が立っていましたが、水はとても綺麗そうでした。逆光でその綺麗さがうまく写せず残念。

ちなみにこの左側には今も使用されている砦があります。そのため撮影不可ですが、砦の一部を見学することができます。もちろん見学中は撮影不可。

大きな軍犬がいて近づくとかなり吠えまくりますので注意。

田舎の坂道。青帆港から菜埔澳までの坂道。

菜埔澳にて。

菜埔澳にて。

◎　坤坵

今度やってきたのはこちら。とても美しいビーチです。しかも誰もいない〜海が綺麗〜

このビーチを見て、ここまで来て良かったな、と思いました。

こちらは波が静かです。

向かいに見えるのは蛇島という島で、干潮の時には、こちら側と陸続きになります。

暫くここでボーっとしてました。贅沢な時間。

皆さん、この壁にかかれていることの意味、わかりますか？

青帆村へ向かう途中。

坂を上りきったところで、後ろを振り返って撮影。かなり暑い日でした。

◎　山海一家

恐らくこの島で一番有名な建物。ここは、韓国戦争時代アメリカのCIAが西方公司という名義で使用していた事務所跡です。

青帆村の高いところにあります。

山海一家からの風景。青帆港が見えます。

青帆村の建物はそのほとんどが白い建物。

憲兵隊の事務所だったところでしょうか？

昔はどうやら青帆村ではなくて、青蕃村と呼ばれていたようです。発音は同じですが、漢字が異なると、随分雰囲気が変わりますね。

日曜日だったので、軍人さんもキャンプから外に出て、青帆村に遊びに来ていました。

クリーニング屋さんがあるのか、沢山軍服が干してありました。のどかなようでのどかじゃないようで？？？

12時半、お昼ごはんを食べ終わり、青帆港へ急ぎました。

ところが！！なんと船の時間を1時間間違えていて、南竿に戻るために乗るはずだった船がすでに出てしまっていました。そのため、南竿から福州に戻る船にも間に合わなくなり、結局この日帰れなくなってしまいました！！

初歩的ミスも離島だとかなり致命的なミスです…

でも今更何かできるわけではないので、とりあえずこの島を楽しんで、午後2時半の船で南竿に戻ることにしました。

以前は、魚を保存していた場所。

青帆村は階段が多いです。

こちらも坂。

坂を上ったところにあった、飲み物屋さん。不思議な緑のつぎはぎの建物。

軍隊の標語。

◎　中正門

この前は以前は軍港でした。ちなみに、中正門には今も軍人さんが駐留しています。

公園には、大砲と子供が遊ぶ遊具がありました。不思議なコラボ…？

無事、船に乗って、今度は南竿へ向かいます。

南竿に到着〜何だか懐かしい。

さて、今度は南竿から北竿へ向かいます。よく考えてみると、すごく移動が多い1日ですね…笑

15分ほどで北竿に到着。

ちなみにこの港のあたりも昔は小香港と呼ばれていたらしいです。

観光案内所の裏の海岸。またここに戻ってきてしまいました…

観光案内所の皆に可愛がられている猫。

観光案内所のある坂里村の街並み。

坂里村。

翌日のお昼、なぜか観光案内所でお昼ご飯。

このお昼ご飯は、隣にある小学校から毎日運ばれてくるそうです。小学生の給食と同じらしい。

台湾の給食初体験〜

12時半の船で南竿へ戻ります。

南竿島に到着。

福州行きの船はすでに港にスタンバイしてました。

馬祖の旅もこれで終わり。

船に乗り込んで、しばし眠りにつきます。この日はほとんど乗客がいませんでした。

福州の港に到着。

港からバスで市内へ。

毛沢東の像を見てから、空港バスで空港へ向かいました。

馬祖の週末旅もこれで本当に終わりです。