2009/09/19 - 2009/09/23
3610位(同エリア12055件中)
のんほさん
留学していた80年代末の上海の姿をさがして、雨の中を歩きまくりました。20年代、30年代の姿は保存の対象ですが、80年代なんてちょっとだけ昔のものはまったく保存の対象外。復刻された「ニセ老上海」よりも、絶滅寸前の混沌とした風景を見収めたい。万博の鎚音響くなか、今一番なくなりつつあるものをさがしに……。
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衡山路のGallery Suite Hotel。ダブルで1泊1万円弱。
30年代の建物を使ったホテルで、少し前まではサービスアパートメントだったそうです。部屋はとても広く、ご覧のように猫脚バスで微妙な夜景(近所の窓の光)が楽しめます。
一見とてもおしゃれ。でもよく見ると、どれも復刻もので「なんちゃって」感が漂ってます。
Agodaというサイトで予約しました↓
http://www.agoda.jp/asia/china/shanghai/gallery_suites_hotel.html -
おしゃれな雑貨屋やカフェが集まる田子坊。「タコボウ」と日本語で読むと、なんかタコ部屋みたいでおかしい。昔の里弄(北京でいう胡同のようなもの)をそのまま使っているという点で、新天地よりもポイントは高いです(実は新天地って行ったことないけど)。
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宋慶齢故居の近くにある、やはり30年代のアパート。今見ても、デザイン的にとてもおもしろい建物でした。当然、保存の対象になっているのでしょう。家賃も高そうです。
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上海城市規画展示館(人民広場近く)にあった、上海市の模型。とにかくデカイ! よくもまぁこんなものを作ったもんだと思います。ちまちま作る過程を考えると、感心してしまいます。
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2泊した、人民広場近くのYMCA。安いです。1泊260元。
1階、しかも雨続きだったため部屋は湿気が多く、さみしい気分になりました。特に前のホテルからの落差が大きかったので。洗面所の壁にはしつこいカビが……。
遅くまでろうかでワイワイ話す声がうるさく、やはりYMCAは若者の宿泊施設、この年になって泊るのはキビシイと思いました。
中国語ですが、このYMCAのサイト↓
http://www.yhachina.com/ls.php?id=17&a=7
おそらく英語版のページもあるはずです。 -
万博に向け激しく取り壊しの進む南市付近の工事現場で。こんなところに「社会主義の名残」を見つけました。ヘルメット着用に、そんなこわい顔しなくても……。
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あぁ、これこれ、わたしにとっての上海の原風景です。洋風なようで洋風でない混沌とした集合住宅、雨合羽をかぶって自転車をこぐ人、ベランダにつるされた洗濯もの……。
復興東路の数本北側にある寿寧路あたりで。 -
蘇州河の北側、海寧路のあたりには、まだこんな里弄がひっそりと残っています。保存するほどの価値はない、住んでいる人にとっては不便極まりない住宅なのでしょうが、なくなるのはさびしい。周りの建物がどんどん壊されるなか、あと何年くらい生き残れるでしょうか。
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魯迅公園のそばに、信じられないようなバラック(死語か?)の立ち並ぶ一角がありました。その中の一軒でネコ一家が記念写真よろしく階段に。でも、飼い猫ではなく、ノラ一家のようで、このあとすごい剣幕で家主に追い払われていました。
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これも魯迅公園のそば。このあたりは保存の対象になっているようで、かなりきれいに整備されていました。あまりきれいにされすぎても、おもしろくなくなってしまうんですよね。
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上海美術館上にある、おしゃれなカフェ。夜景がきれいです。値段は日本のおしゃれな飲み屋なみ、あるいはそれ以上です。覚悟のうえでどうぞ。
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このときの旅行で活躍したのが、数年前に買ったこの本「時空旅行ガイド 大上海」(情報センター出版局)。かなりマニアックにold Shanghaiのことが説明されています。
開発著しいなか、紹介されていた建物やお店もずいぶんなくなっていますが、それはそれ、本の中だけでも楽しめます。
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この旅行記へのコメント (4)
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- がおちんさん 2010/02/02 09:18:09
- 80年代末の上海
- のんほさん
はじめまして、がおちんと申します。
変わりいく上海を感慨深く拝見しました。
猫のショット、良いですね!
私は初中国が89年の上海でした。
その時の印象は強烈で、今でもはっきり憶えています。
今みたいになるとは、当時は思いもしませんでしたが、
一旦失ってしまうと、何か哀愁のようなものを感じますね。
ぜひ、当時の記録もアップして下さい。
- のんほさん からの返信 2010/02/03 23:41:12
- RE: 80年代末の上海
- かおちんさん:
こんにちは。さっそくかおちんさんの旅行記の一部を拝見しました。
昔のものなのに、写真も記録も鮮明で感心してしまいました。
わたしが初めて中国の地を踏んだのは、1986年夏。
やはり雲南ではまりました。大理と開放されたばかりの麗江、未開放の金沙江など、いま思うと大変ではあったもののスリリングな旅でした。
それ以来、留学前にも何回か旅行に行っています。
いつか中国を含め、古い旅行の記録をまとめておきたいとは思っているのですが、写真はスキャンしなければならないし、記録はしっかりしたものがないので、手つかずの状態です。追々アップしたいと思います。
ところで、写真の隅にある「かおちん」というスタンプのようなものはどうやって入れているのでしょうか。いいですね。
のんほ
> のんほさん
>
> はじめまして、がおちんと申します。
> 変わりいく上海を感慨深く拝見しました。
>
> 猫のショット、良いですね!
>
> 私は初中国が89年の上海でした。
> その時の印象は強烈で、今でもはっきり憶えています。
> 今みたいになるとは、当時は思いもしませんでしたが、
> 一旦失ってしまうと、何か哀愁のようなものを感じますね。
>
> ぜひ、当時の記録もアップして下さい。
- がおちんさん からの返信 2010/02/04 09:05:46
- RE:昔の雲南の旅行記、楽しみにしています
- のんほさん
> わたしが初めて中国の地を踏んだのは、1986年夏。
> やはり雲南ではまりました。大理と開放されたばかりの麗江、未開放の金沙江など、いま思うと大変ではあったもののスリリングな旅でした。
そうですか、それは是非ともアップして下さい。80年代の雲南を知っている方なら話がはずみそうですね!
> ところで、写真の隅にある「かおちん」というスタンプのようなものはどうやって入れているのでしょうか。
フォトショップを使って入れています。スキャンした昔のフィルムは傷やカビが多いので修正し、ついでにネームも入れました。また、4tr用に画像を小さくしてあります。これだと表示が重くならないですよ。
保存状態にもよるでしょうが、昔のフィルムをスキャンして見やすく加工するのは結構面倒くさいです。しかし今と違い、当時の中国の写真はとても貴重だと思うんです。気楽に旅が出来る国じゃなかったですからね(笑)。
のんほさんも頑張ってスキャン作業をされてください。時間がかかりますが、お互い頑張りましょう。
また、かおちんじゃなくて、がおちんですよ(笑)。
のんほさんのアップ、楽しみにしています。
- のんほさん からの返信 2010/02/04 23:48:36
- RE: 80年代末の上海
- あとから「か」ではなく「が」だと気がつきました。すみません。
gao jingかなと勝手に解釈してしまった…ということで許してください。
スキャナーは一度買おうかと思って店頭で見たのですが、フィルムからスキャンできる機械はプリンター機能のないものだったりして、うーんと考えてそのままになってしまいました。80年代のフィルムはもうカビが出ているかもしれません……。ぼちぼち作業します。
まずは最近のものから遡っていきます。たいした記録はありませんが、ゆっくりご覧ください。
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