大寒波の中、ポーランドへ。

2010/01/18 - 2010/01/25

午後１時、エアロルフロートロシア航空に乗って出発。

現地時間午後６時に、モスクワ空港へ到着。日本との時差は、確かマイナス６時間。

モスクワ空港で乗り継いで、ワルシャワ・フレデリック・ショパン・空港に、夕方７時に到着。時差は、マイナス８時間。
タクシーで、約３０分かけて、ワルシャワ・ノヴォテルホテルへ到着。現地気温、−１５。寒いというより、痛い。

翌日、朝、９時から、ワルシャワ市内の観光に。

エリア ワルシャワ(ポーランド)

文化科学宮殿。ソ連からの贈り物だそうです。街の中で１番の高い建物。
文化科学宮殿の建設は1952年に開始され、1955年に完成した。スターリンによって、ソビエト連邦からのポーランド人民への贈り物としてワルシャワ市内に建設された。
ポーランドの人々は、あまりこの建物を好んでいないようです。
スターリンの遺産だそうです。

ワジェンキ公園に到着。
写真は、雪がどかどかと降り積もっていますが、夏は市民の憩いの場所となるようです。
真ん中には、ショパンの銅像があります。

ワルシャワ大学の正門。正門は、とてもおしゃれで、ライトアップなんかもされるみたいです。
日本で言うところの、東大です。校舎の敷地面積は、結構小さいです。
日本の大学生と違って、勉強内容が半端じゃないようです。それに、大学生で、シャネルやヴィトンを持ってる人はいません。

ワルシャワ一斉蜂起記念石碑。
1939-1945年の第二次世界大戦で、ポーランドは未曾有の被害をこうむりました。特に首都ワルシャワでは、市民蜂起軍とナチス・ドイツ軍の徹底抗戦の末、見渡すかぎり 一面焦土とかし、20万人以上の戦死者を出しました。

この市民蜂起は、ナチス・ドイツによるポーランド侵攻から5年が経過した1944年8月1日に起こりました。ドイツ軍 に各地で連勝していたソ連軍がついにヴィスワ川右岸に達したことを見計らい、ソ連軍という強力な後ろ盾を支えに、ワルシャワ各地で市民が武器を手に一斉蜂起 したのです。

最初優勢だったのは蜂起軍の方でした。蜂起軍のあまりの勢いに驚いたナチス・ドイツ軍は、火炎放射器で建物をことごとく焼はらう全滅作戦にでます。その結果時間が経つにつれ蜂起軍は次第に力を失っていき、期待していたソ連軍からの援軍もなく、1944年10月10月12日、ついに降伏 しました。 　

蜂起軍はポーランド国歌「ポーランド未だ滅びず」を歌いながら最後まで武器を手に列を作って行進し、ナチス・ドイツ軍も蜂起軍の勇気をたたえ、それを認めたと言われています。

1988年、ワルシャワ市民蜂起45周年を記念し、クラシンスキ広場（pl. Krasiński） にワルシャワ蜂起記念碑が建てられました。旧市街広場から徒歩5分、まさに45年前に蜂起軍が武器を捨て投降した場所です。

ヴァルバカン。要塞です。