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(前日記)【週末海外・上海編】 上海の路地裏散策<br /> に引き続いての日記となります(1月3連休海外の2日目の日記です)。<br /><br /> 今回の上海訪問の主目的は、2日目、上海から西へ約90?離れたところにある、小さな水郷、西塘古鎮を訪問することでございました♪<br /><br /> いわゆる中国江南地方(上海、蘇州、杭州など)は、水郷の町が複数あり、上海からのTourとしては、周庄、朱家角等の水郷古鎮日帰りTourが人気です。<br /><br /> ただ、いずれもかなり観光地化されていて、観光客も多いと聞いておりましたので、今現在ではまだ穴場的存在の水郷古鎮、西塘古鎮を、オプショナルツアーで訪れました。<br /> どうしても行きたかったので、本来は「2名催行」なのですが、ほぼ2名分の割増料金を支払うことで、JAL「I&#39;LL」様に催行を実施して頂き、訪問が実現した次第です。<br /><br />(びっくりしたのが、万博直前のためか、つい最近、西塘古鎮まで高速道路が開通していました−しかも走っている車が殆ど居ないガラガラ高速であっという間に着きました−交通至便になっていたこと。もしかしたら、万博開始後は観光地化してしまうかもしれません。)<br /> <br /> 本当は、西塘古鎮の駐車場までツアーで運んで頂き、数時間完全自由行動にさせて頂ければ最高だったのですが、オプショナルツアーの価格(7時間2万円程度−1人催行ゆえ)に照らせば、きちんとガイドさんが付いて、舟にも乗って、契約したレストランでローカルフードのコースを頂いて・・・(到底一人で食べられる量ではなかったのですが)・・・ということをこなさないと、旅行会社としても困ってしまうようで、昨日空港〜ホテルを送迎してくれた女性ガイドのハンさんと一緒に廻りました。<br /><br /> 生憎、強い氷雨が降りしきる寒い一日・・・ガイドさんにとってはいくら仕事とはいえども迷惑だったことでしょう・・・。でも、参加者は私だけですので、私があちこち写真を撮影することにペースを合わせて頂けました。<br /><br /> 幸いなことに、西塘古鎮の特色は、川沿いに屋根付き街路(「廊棚」というらしいです)があること。 <br /> 勿論晴れていれば、傘も差さずにもっと気軽に散策が出来ましたが、物事良く考えるならば、雨で路地の白壁がしっとりとした雰囲気を醸し出し、黒い瓦が鈍く光り、別の意味で風情があったかな・・・・と。(広島の竹原でもそうでしたが・・・)。<br /><br /> 最初に小舟に揺られて、集落奥の古い街並みに直行です。<br /> 小さな舟で、座席もぬれて大変でしたが、舟から眺める古鎮もなかなか良い雰囲気です・・・・が・・・・後続の舟がうるさいっ!折角の古鎮の風情を壊してくれて、なってこったい・・・(怒)。<br /><br /> すると、すかさずガイドさん。<br />「ホント、韓国人の団体って、どこに行っても大声で話すしうるさくて迷惑よね!」<br /><br /> ハイ・・確かにそのとおりでございますが、東京の銀座を闊歩する、貴国の団体さんも大声で十分ウルサイです・・・・・(と内心思いつつ・・・汗)。<br /><br /> 生憎の空模様ですが、なかなか素朴な家並みで落ち着きます。川に下りる石段で、天気が良ければ地元の方が洗濯などをしているとか・・・・。<br /> 生活感もあり、ちょっと観光もあり・・・・。<br /> 人一人通れるかどうかの細い路地に、地元の人相手の商い・・・。若い人は仕事が無いので、上海とかに出てしまうそうです。<br /><br /> ガイドさんは、「烏鎮の方が全然規模が大きくてお奨めよ!」と言っていましたが、いえいえ、十分楽しかったです。<br /> もっと色々な路地を散策したかったけど、それはTourだから仕方がないことで・・・・。<br /> いつかまた、今度は自力で(ただ、今は公共バスが1日1本程度らしいですが)来られればいいな、と思っております。<br /><br /> 余談ですが、面白かったのが、お互い女同士、色々な雑談に花が咲いたこと。<br /> ガイドさんは、結婚のことなどに興味があったようで、私自身晩婚だったこと(ガイドさんも30代だけどまだ独身)を話すと、どういう結婚式をしたのですか? 日本では男の人はマンションを既に用意してくれるのですか? など色々質問を受けました(爆)。<br /><br /> その方は、重慶出身で上海の大学で日本語を学んだそうですが(昔は、大学を出るだけで、農民戸籍から都市戸籍に変更できたらしい − 注:中国では転居の自由はありません。農民戸籍の人は、都市に出てオフィスで働くことはできないのです)、そのガイドさん曰く、上海でも晩婚化が進んでいるとのこと。<br /><br /> で、その理由は、男性は結婚前に、住まいを買わなくてはならず、それはとても大変なことだから結婚を諦める男性も多いとか・・・・(実家が裕福でないと難しいですものね)。<br /><br /> 私の夫がちゃんと準備をしたのか、という趣旨の質問があったので、「ぜ〜んぜん!文無し文無し〜!宵越しの銭は持たないって豪語しているから・・・。」と話すとお互い爆笑〜。住まいはどうするの?借り続けたら大変でしょ〜?などと聞かれて、<br /><br /> 「 今は幸運なことに、お互いの両親も健在でいてくれるけど、いつかは倒れちゃうこともあるでしょ〜。その時は、(うちは幸いにも、双方の実家が一戸建て持ちで、都区内あるいは都心通勤圏)同居とかになるだろうし・・・・。」 などと珍しく神妙に人生を語ってしまったり・・・。<br /><br /> Tourだから制限されてしまうところもあるけど、お互いの国の価値観とかの交錯もあったりと、色々面白いオプショナルツアーでした♪

【週末海外・上海編】 水郷・西塘(シータン)古鎮を散策する。

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2010/01/09 - 2010/01/11

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しょう美奈子

しょう美奈子さん

(前日記)【週末海外・上海編】 上海の路地裏散策
 に引き続いての日記となります(1月3連休海外の2日目の日記です)。

 今回の上海訪問の主目的は、2日目、上海から西へ約90?離れたところにある、小さな水郷、西塘古鎮を訪問することでございました♪

 いわゆる中国江南地方(上海、蘇州、杭州など)は、水郷の町が複数あり、上海からのTourとしては、周庄、朱家角等の水郷古鎮日帰りTourが人気です。

 ただ、いずれもかなり観光地化されていて、観光客も多いと聞いておりましたので、今現在ではまだ穴場的存在の水郷古鎮、西塘古鎮を、オプショナルツアーで訪れました。
 どうしても行きたかったので、本来は「2名催行」なのですが、ほぼ2名分の割増料金を支払うことで、JAL「I'LL」様に催行を実施して頂き、訪問が実現した次第です。

(びっくりしたのが、万博直前のためか、つい最近、西塘古鎮まで高速道路が開通していました−しかも走っている車が殆ど居ないガラガラ高速であっという間に着きました−交通至便になっていたこと。もしかしたら、万博開始後は観光地化してしまうかもしれません。)
 
 本当は、西塘古鎮の駐車場までツアーで運んで頂き、数時間完全自由行動にさせて頂ければ最高だったのですが、オプショナルツアーの価格(7時間2万円程度−1人催行ゆえ)に照らせば、きちんとガイドさんが付いて、舟にも乗って、契約したレストランでローカルフードのコースを頂いて・・・(到底一人で食べられる量ではなかったのですが)・・・ということをこなさないと、旅行会社としても困ってしまうようで、昨日空港〜ホテルを送迎してくれた女性ガイドのハンさんと一緒に廻りました。

 生憎、強い氷雨が降りしきる寒い一日・・・ガイドさんにとってはいくら仕事とはいえども迷惑だったことでしょう・・・。でも、参加者は私だけですので、私があちこち写真を撮影することにペースを合わせて頂けました。

 幸いなことに、西塘古鎮の特色は、川沿いに屋根付き街路(「廊棚」というらしいです)があること。 
 勿論晴れていれば、傘も差さずにもっと気軽に散策が出来ましたが、物事良く考えるならば、雨で路地の白壁がしっとりとした雰囲気を醸し出し、黒い瓦が鈍く光り、別の意味で風情があったかな・・・・と。(広島の竹原でもそうでしたが・・・)。

 最初に小舟に揺られて、集落奥の古い街並みに直行です。
 小さな舟で、座席もぬれて大変でしたが、舟から眺める古鎮もなかなか良い雰囲気です・・・・が・・・・後続の舟がうるさいっ!折角の古鎮の風情を壊してくれて、なってこったい・・・(怒)。

 すると、すかさずガイドさん。
「ホント、韓国人の団体って、どこに行っても大声で話すしうるさくて迷惑よね!」

 ハイ・・確かにそのとおりでございますが、東京の銀座を闊歩する、貴国の団体さんも大声で十分ウルサイです・・・・・(と内心思いつつ・・・汗)。

 生憎の空模様ですが、なかなか素朴な家並みで落ち着きます。川に下りる石段で、天気が良ければ地元の方が洗濯などをしているとか・・・・。
 生活感もあり、ちょっと観光もあり・・・・。
 人一人通れるかどうかの細い路地に、地元の人相手の商い・・・。若い人は仕事が無いので、上海とかに出てしまうそうです。

 ガイドさんは、「烏鎮の方が全然規模が大きくてお奨めよ!」と言っていましたが、いえいえ、十分楽しかったです。
 もっと色々な路地を散策したかったけど、それはTourだから仕方がないことで・・・・。
 いつかまた、今度は自力で(ただ、今は公共バスが1日1本程度らしいですが)来られればいいな、と思っております。

 余談ですが、面白かったのが、お互い女同士、色々な雑談に花が咲いたこと。
 ガイドさんは、結婚のことなどに興味があったようで、私自身晩婚だったこと(ガイドさんも30代だけどまだ独身)を話すと、どういう結婚式をしたのですか? 日本では男の人はマンションを既に用意してくれるのですか? など色々質問を受けました(爆)。

 その方は、重慶出身で上海の大学で日本語を学んだそうですが(昔は、大学を出るだけで、農民戸籍から都市戸籍に変更できたらしい − 注:中国では転居の自由はありません。農民戸籍の人は、都市に出てオフィスで働くことはできないのです)、そのガイドさん曰く、上海でも晩婚化が進んでいるとのこと。

 で、その理由は、男性は結婚前に、住まいを買わなくてはならず、それはとても大変なことだから結婚を諦める男性も多いとか・・・・(実家が裕福でないと難しいですものね)。

 私の夫がちゃんと準備をしたのか、という趣旨の質問があったので、「ぜ〜んぜん!文無し文無し〜!宵越しの銭は持たないって豪語しているから・・・。」と話すとお互い爆笑〜。住まいはどうするの?借り続けたら大変でしょ〜?などと聞かれて、

 「 今は幸運なことに、お互いの両親も健在でいてくれるけど、いつかは倒れちゃうこともあるでしょ〜。その時は、(うちは幸いにも、双方の実家が一戸建て持ちで、都区内あるいは都心通勤圏)同居とかになるだろうし・・・・。」 などと珍しく神妙に人生を語ってしまったり・・・。

 Tourだから制限されてしまうところもあるけど、お互いの国の価値観とかの交錯もあったりと、色々面白いオプショナルツアーでした♪

同行者
一人旅
一人あたり費用
10万円 - 15万円
交通手段
タクシー
航空会社
JAL
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)
  • 西塘古鎮の細い路地裏です。

    西塘古鎮の細い路地裏です。

  • 小雨のなか、小舟で奥の古い街並みへ向かいます。

    小雨のなか、小舟で奥の古い街並みへ向かいます。

  • 川は、人々の暮らしと共にあります。

    川は、人々の暮らしと共にあります。

  •  地元の方々を相手にした商売です。

     地元の方々を相手にした商売です。

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