2010/01/09 - 2010/01/10
101位(同エリア159件中)
まゆままさん
前半戦は坂出から丸亀、宇多津、多度津と、うどん、建築、うどん、建築、うどん、建築と順調に巡ることができた。
旦那と子どもたちはこの時点でうどん屋を三軒制覇。私はとりあえず一軒。
そして後半戦、次なる目的地、善通寺市へ。
善通寺市は空海の生誕地で 四国八十八ヶ所霊場の第七十五番札所でもある古刹、総本山善通寺の門前町として栄えた町。
昔ながらの雰囲気の残る門前町の散策を楽しんだ。
その後は高松市へ立ち寄り、この日の宿、竹林民宿「八正庵」へ。
こちらのお宿は、香川の建築を検索する中、さぬき三木で偶然見つけたリーズナブルなお宿。
ここでも予想以上にすばらしい宿体験ができた。
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 自家用車
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善通寺では旦那、子どもたちの為に四軒目のうどん屋「清水うどん」、そして善通寺郷土館を用意していたのだが・・
この前の店でもうすでに子どもたちはギブアップしており、子どもの分まで平らげた旦那のおなかもいっぱい。
この日は一軒目のうどんやの開店時刻に合わせて5時半起きでやって来たのでそろそろ疲れも出てきて仮眠を取りたい、という旦那と子どもたち。
ということで家族を車に残し、一人散策へ繰り出した。
まずは善通寺に来るとよく寄っていたカタパンのお店、熊岡菓子店へ。
お店の創業は古く明治29年、現在の建物も大正2年に建てられたもの。 -
カタパンを買おうとしたらもう昼を軽く回っていたのでやはり売り切れ;
お店に並ぶなつかしい味わいの陳列ケースも昔から大事に使われていたものだそう。 -
大正期の建築、水尾写真館。
補修されて間もないのか?真っ白な板張りに青いラインがくっきりと、ちょっと味気ない感じ?!
スワンのマークがこの建物の雰囲気に合ってるなあ・・ -
同じ道路沿いにも水尾写真館のように補修されたて?のような水色の木製窓枠を持つ建物もあった。
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旧陸軍第11師団 騎兵第11連隊兵舎
明治30年建築、登録有形文化財。
四国学院大学の構内にある騎兵隊の旧兵舎。
戦後に四国学院大学の所有となり大学の校舎として使われている。
現存する唯一の兵舎だそう。 -
こちらもノーチェックだったが、遠目で見て小学校の校舎か何か?と駆け寄ってみたら、自衛隊の教習所、とのこと。
門が全開になってたので思わず敷地に踏み込んでしまったが・・迷彩服を着た自衛隊員がやってきて注意されてしまった;
調べてみると昭和16年建築の旧陸軍の後方支援隊の建物だったそう。 -
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こちらは一階は駐車場兼店舗となっていた建物。
二階の外壁に入れられてた店名のロゴや軒に細かく入れられたギザギザの飾りに味わいが。 -
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本郷通りへやってきた。明治34年頃に建てられたという大川酒店。
鏝絵が描かれた漆喰壁が迫力ある。 -
大川酒店に隣接して大川酒店の応接間として昭和12年に建築された洋館。
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大川酒店洋館のここの塀が、今までちょっと見たことのないえぐれたような面白い塀だった。
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塀に続いて、門柱もなんか面白いデザイン。
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玄関周り
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大川酒店の並びには明治33年に建てられた旧善通寺郵便局だった建物。
明治時代末から大正時代にかけては、旧善通寺町役場として使用されていた。
現在は喫茶店カリキュダムとして利用されている。 -
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この旧郵便局の裏手の方を歩いてみるとあった建物てっぺんのレリーフが優雅な建物。
窓ガラスには「本家京染 大西洸長」とのロゴが入ってたが、中は荒廃した様子。 -
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大正12年建築の旧赤門前停車場待合所。
昭和38年まで多度津から琴平まで走っていた琴平参宮電鉄の停車場だったそうで、最近まで居酒屋として使用されていた。 -
善通寺町の方へ戻ってきた。
旦那から呼び出しコールもまだないので、もう少し歩きたい。 -
大正時代い建てられたという銭湯、大正湯。
映画のロケ地にもなったそう。
玄関上部の棟飾り付きぺディメントが特徴。
ちょうどこの路地から善通寺の五重の塔が見える。 -
現在は営業はされていない。
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こちらも偶然見つけた個人宅の洋館。
窓枠は新しいサッシに変えられていたが控え目で細やかなレリーフがきれい。 -
真ん中の植木の蔦に覆われているところが、元玄関?
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この洋館は一軒の建物かと思いきやこんな風に複雑に三つ、四つの建物とくっついて
いた。 -
和館とのつなぎ目の建物が和洋折衷で不思議な感じ。
ここが玄関になってるみたい。 -
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この辺りはほんとに昔ながらの街並みと建物がたくさん残されていた。
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善通寺町、もっともっと散策してみたかったがそろそろ戻らねば〜
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車に戻り、歩きでカバーできなかった建物へ二軒ほど寄ってもらう。
明治後半から大正にかけて建てられたという旧陸軍第11師団兵器庫。
現在は陸上自衛隊善通寺駐屯地倉庫となってる建物。
赤レンガの建物は三棟あって南、北、東に放射状に配置されていて壮観!
三棟ともデザインが微妙に違うらしい。 -
善通寺にはは明治31年に編制された、四国全域を管区とする陸軍第11師団司令部があり、現在陸上自衛隊の第14旅団に受け継がれている。
又他の軍事都市とは違って空襲を免れているため、当時の町並みや貴重な建物がかなり残されているそう。 -
もう一軒、磯野家住宅へ。
昭和5年に旧陸軍第11師団の陸軍主計中尉の仁井榮四郎氏が建てた住宅で、伝統的な和風建築に隣接して建てられた接客用の洋館。 -
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その後、睡眠を取ったらまたうどんが食べれるようになった?!という旦那と、
建物巡りに夢中になってアドレナリン出過ぎで昼ご飯をほぼ忘れてた私の遅めの昼食にと、善通寺のうどん屋「山下」へ立ち寄った。 -
ここ善通寺の山下へ訪れるのはうどん旅第一回目に来て以来のことで・・なつかしさを感じる。
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まだ晩御飯があるので今日のうどんはこれにて終了に。
この日は結局旦那、子どもたちはうどん屋4軒、私は2軒巡ることができた。
遠くに見えるのはさぬき富士。 -
うどんを食べた後は宿へ向かった。
宿に向かう途中高松の鶴市町で立ち寄ってもらった高松市水道資料館PR館。
大正6年建築、登録有形文化財。
高松の近代的水道施設の創設当時から事務室、宿直室として使われていたそう。 -
高松市水道資料館PR館と同じ敷地内に建つ高松市水道資料館歴史館。
大正7年建築、登録有形文化財。
元、ポンプ所として建てられたもの。
改装中のようで中には入れなかった。 -
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そしてほぼ通り道という理由で最後の最後?に立ち寄ってもらった三木町池戸公民館。
大正8年、木田郡役所新庁舎として建築された建物で、郡制の廃止後は香川県の蚕業試験場や農業試験場を経て昭和58年に池戸公民館として開館されたそう。
屋根の上に載ったドーマー型換気塔がアクセントに。 -
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敷地内にあった蔵。
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そしてやっと宿に到着。
さぬき三木の白山という山の麓にある民宿「八正庵」のアプローチはこんな竹林に囲まれている。 -
この階段の先に見えるのが八正庵。
なんて素敵なシチュエーション! -
宿は現在一棟だけで約8人寝泊りできるそう。
ここをこの日は我が家の四人で貸し切り。 -
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着いた日はもう日が暮れていたので宿の入り口はこんな風にライトアップされていた。
扉に使われた古い建具がいい感じ。 -
部屋の中はあたたかい木の感触が漂い、ほっと和める空間。
四人にはとても贅沢な広い空間に、家にはない炬燵もうれしい〜
子どもたちも大喜び! -
晩御飯、朝食はこちらの百姓茶屋「アートカフェ白山」にて頂いた。
完全無農薬有機農法で農業をされているご夫婦がこちらにカフェ、そして一年前より民宿を始められたという。 -
晩御飯、朝食時にはこちらのご主人にいろいろとお話を聞かせていただいた。
自然の循環や太陽の恵みを大切に考え農業を営む傍ら、民宿、カフェの経営の他にも建築デザイン事務所もされているというご主人。
更にはアーティストでもあり、カフェにはご主人自らが製作されたという現代アート作品が並べられている。 -
晩御飯には近くの山で採れたというイノシシ、そしてこちらで育てられた野菜を使ってのぼたん鍋をいただいた。
ご主人が研究に研究を重ねたという味噌仕立ての鍋のスープがとても美味しくて!
家では鍋をしてもあまり野菜をお代りしない子どもたちも爆食い。
この日はうどんをたくさん食べて来るだろうから、晩御飯は大人二人分でよいと頼んでいたのだが・・お鍋もたっぷり、更にこの後、ぞうすい、そしてデザートと、四人で十分お腹いっぱいになるくらいいただいてしまった・・; -
デザートのはったい粉のゼリー。
はったい粉でゼリーができるなんて・・
美味しかったので家に帰ってから思わず再現してしまった。 -
隣には囲炉裏端もあるとのことで見せていただいた。
もと牛小屋だった建物を改装したもので、こちらの囲炉裏はご主人の手作り。
そこそこの人数がいればこちらも利用できるとのこと。
部屋の仕切りにはいらなくなった古い建具を使ったりと、捨てられてしまうものを利用してよみがえらせるという、私も大好きなリサイクル精神があちこちに見られ、ご主人のアイディアとセンスで廃物が見事によみがえっていた。 -
元、牛小屋を象徴するかのように牛乳入れがオブジェのように並ぶ。
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そして、翌朝の朝食。
これが朝食?!
と思うくらいボリュームいっぱいの、しかもヘルシーなお膳。
素材の野菜が引き立つやさしい味わい。 -
子どもたち向けに、微妙に内容が違う、しかし大人と同じボリュームいっぱいの朝食。
子どもたちもほぼ完食! -
気候のいい時期に来るときっともっと気持ちいいんだろうなあ。
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そしてこの竹林の中にもう一つある小屋のようなもの。
これはなんとご主人手作りのお風呂なのだ。
しかも天然の温泉になっている。
鉄分を含むのかちょっと茶色味を帯びたお湯。 -
このお風呂もいらなくなった木材などを再利用して作られたもの。
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これは炭焼き小屋。
竹炭焼き体験などもできるよう。
他にも季節折々の農業体験、収穫体験などもできるという。
自分たちで収穫したての野菜などを調理して食べれるなんて、子どもたちも喜びそう。
早速、毎年恒例のE家との夏旅行の今年の候補にも! -
自然がいっぱい。
朝の散歩が気持ちいい〜 -
ご主人作のアートスポット?!
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今回の旅は建築とうどんだけで十分お腹いっぱいと思っていたのだが、こんな素敵な宿にも出会え、お話を聞くうちにご主人の農業や食に対する情熱も伝わってきて、すばらしい宿体験&食体験をさせていただくことができた。
このお食事付きで一泊2食大人一人6500円というのも驚き・・
宿はまだ一年目で軌道には乗ってないとのことだったが、スローフードな宿、として、少しずつテレビや雑誌の取材なども来てるそうで、ここは知られればきっとブレイクするだろうなあ。
流行る前にもう一度、夏に来てみたいなあ。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ゆういちろうさん 2010/02/01 20:59:15
- 懐かしい・・・
- まゆままさん、こんばんは〜。
善通寺の町は古い建物が何気なく存在し
また保存の為の変な気負いもなく自然で、とても素敵ですねぇ。
時間を気にせずのんびりと散策できたら最高です。
そしてそしてこの自衛隊の建物なんですけど
実は私が卒業した大学のサークル棟が、これとそっくり!だったんですよ〜。
元々は陸軍の敷地だったので、やはり陸軍の兵舎だったようです。
かなりの老朽化で、今から17〜8年程前に取り壊されてしまいましたが
この旅行記を見てとても懐かしく思い出されました。
今回の旅はうどんと建物、そして味のある民宿との出会いで
なかなか濃い内容の旅だったようですね。
私も益々香川に行きたくなってしまいました!
ゆういちろう
- まゆままさん からの返信 2010/02/01 22:25:58
- RE: 懐かしい・・・
- ゆういちろうさん、こんばんは〜!
善通寺はおっしゃる通りほんとに飾り気のない昔ながらの自然体な町並みが
のどかなところで、とてもよかったです。
又元陸軍の基地という顔も持ち、赤煉瓦倉庫を始め
陸軍の立派な建物が転用されあちこちにありましたが・・
この建物はゆういちろうさんの大学のサークル棟とよく似てましたか。
中にも入ってみましたが、陸軍というより学校のような雰囲気がありました。
大学の方は残念ながら取り壊されてしまったんですね。
なつかしんでいただけて幸いです〜
ほんとに、今回も我ながらなかなか満足のゆく旅ができました。
まだ二日目に続きますが・・
これも又家族の協力あってのことと感謝です〜
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