鯨夫婦のチェンライ滞在記（２）

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2010/01/11 - 2010/01/21

593位(同エリア668件中)

#その他

鯨さん

第３日（１月１３日）
　朝食を済ませ、ホテルのロビーで待っていると、Ｊトラベルのガイドさんがやってきました。
他の参加者はなく、私たち二人だけのツアーでした。
ガイドのクアンさん、日本語学校へ２６０時間通ったそうですが、殆んど意味不明の日本語なので、英語にしてもらいました。

　まず、毛沢東の共産軍に敗れた国民党軍の一部が作った村　メーサロンでお茶畑を見ました。
私が見たかったのは、桜だったのですが、今年は暖冬でチラホラしか咲いていません。

此処へ来たかった理由がもう一つありました。
鯨の大好きだった歌手、テレサ　テンがよく此処へ来ていて、その帰りにチェンマイで亡くなったとの、都市伝説を聞いたからです。（それを裏ずける物は、有りおませんでした）

昼食は、黒い骨のとりスープ、チャーハンでした。
その後、車で山を登り、歩いて谷底へ下り、山岳民族の村を訪問しました。
入村料が２５０バーツ（ツアーに含む）で、これが現金収入らしく、ガイドは『入場料には写真のモデル料も入っていますので、写真をどうぞ!』と言っていたけど、これじゃ見世物的で、気分が悪くなりました。

特に『首長族』の子供に、今金の輪をはめて、他人に見せる必要を感じませんでした。
谷底からの帰りは、鯨にとって苦行の坂となりました。

感動も無く、午後３時にホテルに戻りました。
でも。ガイドさんに昨日の『カオソーイ』の件を話すと、日本人の発音では、白飯もカオソイも同じく聞こえるので，明日の昼は、カオソーイにします、と言ってくれました。

３日分の洗濯物を持って、ランドリーサービスへ行き、２キロ
４０バーツで依頼すると、『明日の朝には、出来上がり』とのことでした。

第４日（１月１４日）

　昨日と同じガイドさんが来てくれ、午前９時にホテルをスタートしました。
今日は、ゴルフツアーに名古屋から来たという男性２名が加わり、４名になったため、私達に５００バーツの返金がありました。

まず、国王のお母さんが避暑地として使用し、赤族が手入れをしたと言うドイトウン庭園へ行きましたが、バンコクからのツアー客が大勢押しかけていて、込んでいましたが、１月に花々を見られるとは、やはり南国です。

離宮は、国王の孫さんが来ているとかで、入れませんでした。
その後、車は国境の町メーサイへ行き、タイ側を出国、５００バーツの入国料を払ってミャンマーへ入国するも、物乞いとニセモノ売りに閉口して３０分でタイに再入国。

１５年前に来たときは、何も無い街でしたが、今は中国やミャンマーの商人が１０００軒の店を出す街になっていました。
オピューム（阿片）博物館、ゴールデントライアングルを見学。

此処の中州は、何処の国にも属さず、金１グラムと阿片１グラムが同じ価値で取引された事から、ゴールデントライアングルと言われたそうです。

昼食に、約束どおり、メーサイのカオソーイを食べさせてくれましたが、量が少なくチャーハンも頂きました。
ビールを頼んだら、此処の経営者が、イスラム教の信者なのでビールは出さないと言われてしまいました。

メーサイの川岸から、ボートに乗ってメコン川の中州まで行き、引き返して、ラオス領の島に上陸しました。
ラオスの国旗は立っていますが、子供の物乞いと蛇を入れた酒
が目に付いただけで、ココナッツジュースを飲んだだけで戻ってきました。

帰りにガイドに頼んで、チャンセンの町に寄ってもらいました。
１５年前に。ここを訪れたとき、古びたお寺に真っ黒な仏様が美しく祭られていたのが印象的だったからです。

行ってみると、お寺は其の侭でしたが、仏様は金ぴかに塗られておりがっかりしました。

午後４時にホテルに戻り、この日のツアーは終了です。
洗濯物を受け取り、近くにあった『タクシーサービス』の店で、翌日、市内４時間のタクシーを依頼したところ、１６００バーツとの事で、１５００にしてくれと頼みましたが、譲らず１６００で契約しました。