KL格安航空ターミナル～市内

2010/01/02 - 2010/01/02

KLのLCCT(Low Cost Carrier Terminal)～格安エアポートバスを使って市内KLセントラルに向かった際の記録です。

エリア クアラルンプール(マレーシア)

シンガポール発 AM06:10〜KL着 AM07:05 タイガーエア(TR452)　価格は61SD(3,882円)、安い。
ちなみにこの区間を高速バスを利用した場合、バス会社にもよるが大体1,000〜1,200円ほど。

シンガポールやマレーシアの旅は他の諸物価は比較的感じないが旅費の安さが際立っている。

タイガーエア(TR452)では少し割高料金を払って一番前の席を確保した。身体の大きな人などにとって、逆にこうした席を(金を払ってでも)確保出来るというのはメリットなのではないだろうか。

ただしこの日、私の横に座ったのは野卑で下品な北インド人一家だった。

程なくして、早朝のクアラルンプールに到着。
格安航空会社専用のターミナルでは機体から降り立った乗客たちは長い渡り廊下を歩いてイミグレーションのある建物まで行かなくてはならない。
(コスト削減のため当然機械で伸びて接合される式の廊下も飛行機と建物を結ぶバスもなく、ただひたすら長い空港を歩く)

一番端の方からだと、優に1キロほどはあろうかという長い長い渡り廊下。

渡り廊下は途中で国内便と国際便が合流する。誤って国内便ゲートに向かわないよう、注意が必要だ。頭上の案内板も気のせいか必要最低限の数しか設置していないようである。

歩くこと程なく、イミグレーションを通過。税関もよほどの荷物がない限りノーチェックのようである。

到着ゲートを出てまっすぐ歩き、マックが見えてくる辺りが他のファーストフードの集まる出発ゲートである。市内行きのバスは、この更に先にある。

バスに乗る前に空港入り口付近に複数あるファーストフード店の一つTaste of Asiaでドライヌードル(9.9RM/277円)を注文。延び切った素麺のようなプツプツ千切れる麺が生ぬるくコクの無いスープに浸かっただけの、この地にしては珍しく不味い食べ物だった。

空港構内は外部からの車のターミナルのようになっているが、道なりに進むと市内(KLセントラル)行きの格安バス乗り場がある。(複数のバスが停車しているからすぐに分かる)

バスの客引きが『セントラル！セントラル！』と客引きをやっている。内部は2×2シートの割としっかりしたバス。市内まで料金は8RM(216円)。シートに客が埋まり次第出発。

バスは快適なスピードで疾走する。ガイドブックなどには市内まで所要1.5〜2時間などと記載されているが、ものの40分ほどで市内KLセントラルに到着する。

車窓には溢れんばかりのヤシ林。南国情緒いっぱいだ。

車窓

車窓

KLセントラルに到着。タクシーの客引きが待ち構えているが、決してメーターで行こうとしない。少し歩いて建物の外に出て流しを拾った方がいい。

KLセントラルの2Fからもプリペイド式のタクシーが利用できるがこちらも一般のメーターで行くより高い設定となっている。もちろん、LRTやコミュターといった市内列車の基点駅でもあるので、こうした鉄道を利用してもいい。