スリランカ（2010.1.14-18）⑤キャンディ。夜の仏歯寺

2010/01/14 - 2010/01/18

文化三角地帯に行ってきました。

１月１４日　出発
１月１５日　ダンブッラ石窟寺院
　　　　　　ポロンナルワ遺跡めぐり
１月１６日　シギリヤロック
　　　　　　キャンディ（ダンスと夜の仏歯寺）
１月１７日　キャンディの市場、象の孤児院
１月１８日　帰国


夜の仏歯寺はこの旅で一番好きになった場所です。

仏歯の入ったストゥーパが公開された夜の寺院は、敬虔と興奮が混じりあった独特なムードに包まれていました。

エリア キャンディ(スリランカ)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: レンタカー

夕暮れ前に、キャンディアンダンスを鑑賞。
８種類のダンスの後、火を使ったパフォーマンス２種を披露した。

これは６４種類の飾りの付いた衣装で踊る「ヴェの踊り」。
動きに合わせてしゃんしゃんという音が鳴るのがきれいだった。

悪霊払いに使うセイロン南部の仮面の踊り。

今も精神療法に用いられているらしいが、どのように用いるのだろう。

ステージでのパフォーマンスは８つで終了。
火を使う「ギニ・シシーラ」「火渡りの儀式」は舞台形式ではなく、観客がぐるっと囲んだ中央で行う。

最初に無事を祈願する２人の踊り手さん。

悪魔を火で追い払うための火踊り。

火渡りの儀式。
足元の炭、火の粉がばちばち飛んでいて、ものすごく熱そうでした。

暮れなずむ湖を眺めつつ、ダンス会場のすぐ隣の仏歯寺へ。

行きがけの飛行機でスリランカは２度目という方に、「仏歯寺は夜がいいよ！」と勧められ、夜見学に行きました。

左に湖、右にライトアップされた寺を眺めつつ歩くと、期待値がぐんぐん上がってきました。

ライトアップされた建物を見て、夜来て良かった〜と実感しました。

金曜の夜とあってかなり多くの人がいました。

１９９８年に爆弾テロがあったため、入場するのに２度にわたるボディチェックを受けなければなりません。皆で列を作り、待ちました。

入り口の橋から

本堂へ。
世界一長いと有名な行列が天井に施された通路。

通路はどれも豪華な模様が施されていました。

一階では、四隅に立つ人が音楽を鳴らす。
「プージャー」の合図かな。

ﾌﾟｰジャーの横から建物を見上げて。
内部は３階建てで、建て増ししていったとか。

お堂の壁に描かれている画

お堂の天井

画その２

階段を上がると１階と２階の間ほどの高さに小さな部屋があって、中には像の行進で使う装飾品を見学できます。
夏の祭典で仏歯を入れ、象に乗せる箱

こちらも祭典で使う装飾品

階段を上がると、こんな列ができていた。

列を見たガイドさんが「もしかしたらすごいものが見れるかもよ！」と言い、早速並んでみた。

すごいもの、とは幾重にも重なったストゥーパ形の箱に入った仏歯。

仏歯が公開されることはほぼなく、１日の中で時間を限定して参拝者に箱を見せている。

公開しても並んだ全員に見せるような配慮はなく、突如扉を閉めてしまうんだそうで、地元の人はすきあらばわれ先に行こうとしていました。

熱気づく我々とは対照的に、列の向こうで落ち着いて待つ人たち。

日ごろから祈りをささげている地元の人に優先的に見せたらいいと思う。

開き始め、列が動きだす。

祈りをささげる皆さんの視線の向こうに銀色に輝くストゥーパがあります。

地元の方々の熱気が伝わってきます。

上の人垣の向こうで、祈る人とカメラを構える人。

ちょっと前まではこんな感じで、皆次々と花を添えていたんだけれど。

仏歯は仏塔の形をした銀製の小箱に入れられていて、公開されることはごくまれです。

皆が見れるのは小箱だけですが、まん前での撮影は禁止で、直視してもいけないと言われました。
ちょっと目線を落としつつ、手を合わせて慌しく去る。

でも後ろの供物台からの撮影は何も言われませんでした。不思議。ポジション争いをしつつ、望遠でアップで撮影できました。

地元の人に申し訳ないのではっきりとした写真は載せないようにします・・。

スリランカに行くなら、これは必見だと思います！

ほかにも色々な小部屋があります

日本から寄付した仏像もこの中にあると聞きました。

ジャスミンだったかな、をお供えして手を合わせました。

仏歯寺向かいにあるクイーンズホテルに宿泊しました。

食事中、歌を歌っていました。

ホテルの部屋。アンティーク調で素敵でした。