クメールの王道を辿る旅⑤～シェムリアップ.Ⅴ～

2009/01/23 - 2009/01/31

カンボジアからベトナムへ、
戦争や自然を垣間見ながら、
アンコール朝の足跡を巡る旅をしてきました。

１日目　広州⇒ホーチミン⇒シェムリアップ泊
２日目　シェムリアップ泊
３日目　シェムリアップ泊
４日目　シェムリアップ泊
５日目　シェムリアップ⇒プノンペン泊
６日目　プノンペン泊
７日目　プノンペン⇒ホーチミン泊
８日目　ホーチミン泊
９日目　ホーチミン⇒広州着

エリア シェムリアップ(カンボジア)

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 高速・路線バス
• 航空会社: ベトナム航空

今日はベンメリアに行く予定…ですが、
早朝からアンコールワットの日の出を見に行きました。

徐々に空の色が変わっていきます。

「絵のよう」とは、正にこのような事を言うのでしょう。

太陽が昇ってきました。

「なるほど、これは大勢の人が見学に来るわ…」
と、納得できました。

さて、では今回の旅行の中でも、特に行きたかった場所。
ベンメリアにやってきました。

ここは東のアンコール・ワットとも呼ばれ、
アンコールより少し前に作られた遺跡です。

ただ、ずっと密林にあったために、
崩壊している場所も多いです。

今でも遺跡内に木々がそびえています。

タ・プロームに近いですが、
ここに来るのが大変なことと、
観光客がそれほど多くないことから、
こちらのほうがお勧めです。

それよりもこの遺跡、
旅人には「ラピュタのモデル」で有名ですね。

たしかに、こんなシーンあったかな。

例のロボットでも出てきそうな感じです。

実際はロボットはおろか、神像さえも略奪されているそうですが…。

地雷が撒かれていたくらいですから、
当然盗掘の被害にもあっているのでしょう。

写真は撮っていませんでしたが、
昨日地雷博物館に行っています。
同じ人間が作ったものでも、
神を崇める神殿は崩れ、人を殺す地雷は残る…。
皮肉としかいいようがありません。

暗い道から、光のあたるこの先へ…。

この時、現地にいたおっちゃんに、
ガイドしてもらったのですが、すごい道を通ります。

崩れかけた建物を通り抜け、壊れた石の山を登ります。

本当に凄い遺跡でした。

結局2時間近くベンメリアにいました。
そろそろ次に行きます。

ドライバーの勧めで、トンレサップ湖に来ました。

乾季のため、水は少なく濁っています。

でも波は強い…。

やってきたのは、ワニの飼育場。
（前日クロコダイルを焼肉にして食べています）

皮、はがれちゃいました。

船長曰く、ここに住んでいるのはベトナム系とのこと。

決して豊かではないそうです。
カンボジアとベトナム、仲が悪いですから…。

船にいたサル。

さて、今夜でシェムリアップも最後なので、
アプサラダンスを見に行きます。

遺跡で見たのと、同じ格好。

アップできませんが、音楽も良かったです。

今度は…民族舞踊？

魚をとる道具だと思うのですが…

花を贈って終了。

翌日はバスでプノンペンに向かいます。