2009/12/06 - 2009/12/08
43位(同エリア87件中)
アリヤンさん
夕べから大変です。
パートナーがゲーリー(下痢)・クーパーになって上へ下への大騒動でした。
その勢いは止まらず、七転八倒の苦しみようです。
手の施しようがありません。
夕べ食べた、ピーナッツが悪かった?
イヤ、揚げ物が悪かった?
イヤ、10日以上にわたっての、キチャナイ・アンビリバボー・インディア・カルチャーショック?
イヤ、それら全部が一気に襲いかかってきたに違いアリマセン!
まあ天国であるホテルの部屋に篭り、静かに静養するしかないです。
でも食べ物が、
食べることが出来る、食べ物がないのです。
イヤあ、難しいですよ。
ここの米は食べられたシロモノではありまセン!し、、、
カレー? トンデモナイ!
沸かした水を飲んでも、ゲーリー・クーパーなんです。
どうしましょう???
*注:ゲーリー・クーパーとは、お腹がこわれた時に起こる疾病の一種で、ほおって置くとエライ事になる現象を、かつてのハリウッド俳優の名を借りて表現しております。
緊急避難ページ;
http;//www.geocities.jp/ariyan9910n/eurasia4_103.html
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 2.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
コトは12月5日の夜に始まりました。
ワタクシはミネラルウオーターを求めてキチャナイカニャクマリの街をさ迷いました。
自分の晩ご飯も確保せねばなりません。 -
どんなにキチャナイところでも夜になるとキレイなものです。
昼間は出ていなかった噴水が、涼しげに出ていました。
今のワタクシにはそんなことを楽しんでいる余裕はありません。
スプライトを買って、トイレット・ペーパーも買って帰らねば成りません。
(トイレット・ペーパーが中々見つからないのです。ココイラは誰も使わないのデス) -
夜中、パートナーはベッドとトイレの往復をしたり、ゲボゲボしたりで大忙しです。
ワタクシも袋を用意したり背中をさすったりで大忙しでした。
今日は朝早くから市場へ買い物です。
住宅街を通って市場に行きます。
まだちょっとしか店開きしていませんでした。
何かゲーリー・クーパーさんに良いものはないかナ?と探しに来ています。 -
イチオシ
現地の料理はどれもスパイスが入っているので、受け付けません。
市場で良い物発見!
さつまいも、じゃがいも、りんごです。
いもは煮て、つぶして、ペースト状にすればお腹に優しいもの。
りんごは定番。
あと帰りにキチャナイ駄菓子屋で慎重に選んで、ビスケットを購入
(食べ物のお店はみ~んな、キチャナイ!のです)。 -
スプライトはお腹の洗浄。
ビスケットとお茶(日本の高級茶)でチョットづつ栄養補給。
日本から持ってきた正露丸を飲んで眠る。
このパターンの繰り返しをします。 -
12月7日になって少し、回復?
ワタクシは市場に買い物、洗濯、料理と毎日大忙しです
(チョット、オオゲサ?)
でもチョットでも回復したのはうれしい。
パートナーは真剣に帰国することを考え始めました。
でもこの状態では飛行機にも乗れないし、それより飛行場のある隣りの町にも行けません。 -
ゲーリー・クーパーさんに遭遇して、ひとつだけ良いことがありました。
珍しくチョットだけ痩せたのです。
アゴの線がチョットだけクリアになったのです!
どんなに努力してもやせることの無かった数十年、アンビバボーです。
記念に一枚。 -
毎日買い物に行く市場の途中にあるグランドでは、ウシさんたちがのんびり反芻運動をしています。
-
ゲーリー・クーパーさんに遭遇して以来、4日目の12月8日の朝、チョットだけ良くはなったのですが、正露丸が効いているのか否か?疑わしいのです。
「コリャア、現地で罹るヤマイは、現地のクスリが一番」という神からのお達しが降りてきました。
早速、レセプションに行って、オヤジに聞いた。
「良い病院があるから紹介してヤロウ!」ときた。
「こんな地の果ての医者にかかったら、エライことになるヤロ。」と思いながら
「イヤイヤ、病院はまだイイ! どこかエエ薬屋は知らないカイ?」
オヤジ、一の子分と相談。
子分曰く「エエ薬屋を知ってマ。 オレッちに付いてきてチョ。」
付いていくと、2~3の薬屋はとばして、知っている薬屋に連れて行ってくれた。
なにやら小さなプライベート病院のとなりの薬屋。
「ゲーリー・クーパーに効く薬、ありマッカ?」
「ハイッ、ありますよ。これと、これと、これを一日3回、2錠づつ飲めば、あらゆる胃腸、肝臓のヤマイを治します。」
まあ、誠実そうな薬剤師?らしいし、ホテルの従業員が太鼓判をおすのだから、まあイイカ!
買って帰りました。
通常のものより非常に高いものでした。
(3日分でRs450でした)(900円) -
正露丸で、チョットは回復していましたが、この現地のクスリ(made in India)を飲めば、ア~ラ、不思議!
急回復してきたのです。
今年3月、マレーシアのキャメロン・ハイランドでパートナーが病気になって、現地の病院に行き、インド人の女医に診てもらい、現地の薬をもらって飲んで見事に治りました。
その経験から、最後の手段は
「優秀なインド人の医者と現地の薬に限る」という強い味方を信じていました。
今回もそれが効いたようです。 -
部屋では好きな「アルプスの少女、ハイジ 」(インド語をしゃべりますが)を見て、朝に夕に美しいインド洋とアラビア海を眺め、ゲーリー・クーパーさんを追い出しました。
全治4日でした。
でも油断は禁物です。
これからは出来るだけ午後はお休み、キチャナイところは極力避け(無理ですが)、油モノ、スパイスものを避け、優しい食事をココ、キチャナイ・アンビリバボー・インディアで心がけていかねばなりません。 -
ワタクシの方は元気です。
この4日間どこも見学できてないので、買い物ついで(ポストカード探しも)にちょっとウロウロ。 -
イチオシ
ポストカードを探すのは難しい。
郵便局にも土産物屋にも売っていません。
岩礁に立つ像と、岩の上のお堂に行く船着場付近に行くと、インド地図やら宗教画カードを売っている、 ストリートセールスマンが居る。
その中の一人がポストカードを持っています。
問題はその価格です。
聞くと「120!」
ワタクシ :「アホか。イラン!」と行きかけると、
「60!」とすぐ下がる。
また「イラン!」と行くフリをすると、「50」と下がる。
「30」と指値すると相手が「イラン!」となった。
つまりは40が手打ち価格。
その情報だけ入手してワタクシは去る。
他の売ってそうなお店を発見して40で買う。(80円)
もうひとつの問題は中身だ。
じっくり吟味する必要があるのです。
中身の枚数がバラバラなのです。
正式には12枚のようです。
それに、インド洋からの日の出、アラビア海への日の入り、の写真を上に乗せており、それだけ見せて、売ろうとします。
下のほうの写真も良く調べてみないと、ロクなものしかなかったりします。 -
海岸沿いでは、鳥のオウムを持って、なにやら人を呼び寄せ、オウムにその運勢を聞く?
というオウム占い屋さんが多かった。
ワタクシ に呼びかけるも、インド語もタミル語もワカラン者にどう運勢を伝えるの?
占い屋さんは英語もしゃべれません。 -
かくしてこの4日間、
パートナーはゲーリー・クーパーをなだめ、ワタクシは市場ではお得意さんになり、ちょっとはアチコチの物知りとなりました。
メデタシ、メデタシ。(と行けば良いのですが、、、)
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
アリヤンさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
15