2010/01/07 - 2010/01/07
5782位(同エリア12057件中)
井上@打浦橋@上海さん
- 井上@打浦橋@上海さんTOP
- 旅行記362冊
- クチコミ19件
- Q&A回答291件
- 2,252,535アクセス
- フォロワー85人
麻豆腐は麻婆豆腐ではないのです。
ほとんどの人が、えええ?何?それって麻婆豆腐でしょ?となってしまう食い物なのです。中国人でも、北京人を除けば、勿論そういう反応になります。
ですから、いろんな検索サイトで検索かけても「麻婆豆腐」になってしまうのです。
この麻豆腐は老北京菜の1つでして、昔から北京の老百姓(庶民)に好まれた食い物らしいんですが、もしかしますと、最近の北京人も、ちょいと前なら、
その存在知る人少なかったのかと、思える食い物です。
ですから、北京に84年から出入りしています私なども、
コレの存在を知ったのが、2年前だったということです。
私以外、北京通と自称する日本人も、この麻豆腐を知ってる人、
食ったことある人は少ないと思いますね。
最初食った時、むむむ奇妙な食い物だ、コクがあってなかなか行けるけど、
チトしつこいので、毎日はダメかも、と感じましたね。
酒のつまみには、いや、二鍋頭などの強い酒には合うなと思いました。
そんな食い物ですので、しばらくは北京でも埋もれていたのかと思います。
しかし、ココ数年、北京では老北京菜が若い人にも受け入れられて来て、
そういう流れで見直された食い物なのかと思っています。
そんなことで、私もこの食い物に出会えたということなんでしょう。
さて、月に1回くらいは食いたくなる、この食い物が上海にもあるのかどうか・・・あれば食いに行きたいな、と言う思いから、
まず反応はないとは思いつつ、ある掲示板に「上海に麻豆腐はあるのか」という質問を投げかけたのでした。
その掲示板は上海に住む日本人が一番見てると思われる「エクスプロア上海」の「よろず情報交換」というコーナーです。
その投稿記事が下記です。
http://sh.explore.ne.jp/yorozu/68856_1.html
11月15日に投稿したんですが、全然反応なかったですね。
あきらめかけた頃、12月4日に上海料理の蘇浙匯にあると言う情報が来ました。ええええ、そんな馬鹿な、と思いましたが、どうやらホントらしい。
次が、その翌々日に、今度は、吉祥胡同京味館というところにあるらしい、と言う情報が来たのでした。
ちょうどその頃、中国関連のMLのオフ会の予定があり、丁度イイので、「上海で麻豆腐を食う」という名のもと、どちらかでやろうということになりました。
どちらにするか・・・
蘇浙匯は非常にアクセスが良いし、しかも麻豆腐が1ヶ月前にはあったという確実情報がある、それに反して、吉祥胡同京味館は上海の郊外といっても良いところにあり、麻豆腐情報もネットでのもの・・・
ということで蘇浙匯にしたのでした。
蘇浙匯は上海市内に数店ありますが、本店と言っても良いのは、花園飯店の近くにあります。地下鉄1号線の陝西南路駅降りて、2・3分のところにあります。昔から有名な映画館CATHEY THEATRE(国泰電影院)の裏にあります。
蘇浙匯は、昔からある大きなダンスホールを利用したものと見ましたね。
そのダンスホール、国泰電影院に付属したものだったのか、あるいは錦江飯店関連のものだったのか・・・まずどちらかでしょう。とにかく、非常に高級感のあるレストランです。
我々の席は昔は舞台だったのかと思われるところの近くでした。
店内にボサノバ音楽が流されていまして、よく聴くと、小野リサだったのです。
アレ、コレ小野リサでしょうと、と何気なく言いましたら、中国人女性のJさんが、そうです、私先日、小野リサのコンサートへ行きました、ですって・・・
そうなんです、上海では、ココ数年、アッチャコッチャで小野リサを耳にするのです。この蘇浙匯のあとに行った永嘉路にあるSAKE-BAR・IZUMIでも小野リサが流れていたのでした。
-
コレが北京で食った麻豆腐です。
北京にある海碗居で食ったものです。
この店は炸醤麺が売りの店でして、北京市内にいくつかあり、
私が行ったのは牡丹園店です。
この海碗居は炸醤麺が売りですが、その他の老北京菜もイロイロ取り揃えてあり、勿論、麻豆腐もあるってことです。
この日、2008年6月1日が、私の最初の麻豆腐体験だったと言うことです。
詳しくは下記をご覧ください。
「海碗居・炸醤麺と麻豆腐を食えば、気分はもう老北京人!!」
http://4travel.jp/traveler/dapuqiao/album/10245468/
麻豆腐は、ご覧のように、食欲をそそるような外観、色合いのものではないのです。一瞬身を引くような食い物なのです。
緑豆のおからの炒め物なのです。普通は羊の油で炒めるんですが、苦手な場合は、植物油でやってくれと頼めるそうです。
私にはやはり羊油のほうが、合いますね。
生にんにくをボリボリやりながら、燕京ビールと、恐怖の酒・二鍋頭で麻豆腐を食えば、もう完全に老北京人になりきれるのです。 -
そして、コレが、2009年12月27日に、上海の蘇浙匯で食った麻豆腐です。
とにかく、上海料理の蘇浙匯にあったというのがビックリでしたね。
上海にも北京菜が売りのレストランはいくつかあるんですが、そこにない食い物が、上海料理といいますか、江南料理が売りの蘇浙匯にあったというのが・・・不思議なことなんです。
蘇浙匯の「蘇」とは蘇州のことで、「浙」は浙江省のことで、「匯」とは集まるところと言う意味があるわけで、もう、まさに蘇州料理、杭州料理の集結したレストラン、そして更に言いますと、チョビット気取ったレストランでもある、
そんなところに、泥臭いと言いますか、田舎モノの食い物があるとは・・・
いや、上海人は、皆さん、そう思うはず、北京の食い物なんて、あんなもの・・・食えたものじゃない・・・絶対そう思ってるはずなのに・・・
何故に、麻豆腐が・・・コレが信じられなかったのです。
食べてみて、まさに、麻豆腐でしたね。
しかし、やはりチョビット気取った食い物になっていましたね。
北京のほうが、香辛料もきついし、羊油のコクも強いし、そして、北京のものには、大豆のようなものがはいっていましたが、蘇浙匯のには入っていませんでいた。
しかし、上海で麻豆腐を食うと言う目的は果たせた、ということです。 -
これは蘇浙匯での食事が終わったあとの淮海中路です。
イルミネーションがなかなか綺麗です。
このあとに行った永嘉路にあるSAKE-BAR・IZUMIでも小野リサが流れていたのでした。 -
さて、もう1つの上海の麻豆腐情報です。
蘇浙匯での麻豆腐はアレはアレで納得できたんですが、やはり、北京っぽい、北京くささのある麻豆腐を上海で食えないものかと言う思いのもと、第二の情報である吉祥胡同京味館の紹介サイトを覗いて見たのでした。
それが貼り付けた画像です。
http://www.dianping.com/shop/506284/all
のものです。
コレを見ますと麻豆腐がメニューにあり、それの評価コメントもあると言うことになっています。
【麻豆腐(4)】の(4)は4人がコメントをしてるということです。
しかし、問題は、最新のコメントが08年の10月26日だということです。
ココが非常に引っかかるところなのです。
09年のものがないんですから・・・・。
その下のコメントは、どうみても北京人のコメントかなと思えましたね。
なんせ「小二」が出てくるんですから。
小二とは北京の庶民の酒、60度ある強い酒・二鍋頭の小瓶のことを言うのです。
ここには「小二」がこの店にはなかったことと、老北京菜の代表といってもイイ豆汁もなかったと書かれています。
しかし麻豆腐は食ったようです。それ以外に炸醤麺と燕京ビールを頼んだようです。 -
さて、この吉祥胡同京味館はどこにあるのか。
住所は閔行区畹町路99弄109号万科假日風景(近春申路)となっております。
最寄の地下鉄の駅と言いますと1号線の終点の莘庄駅のようです。
しかし、そこから相当歩くことになりそうです。
バスで行く方法はあるのかどうか、調べましたが見つけられませんでした。
ということで、地下鉄で行くことにしました。
12月31日に開通しました9号線を早速利用です。
9号線の打浦橋駅は我が家の近くなのです。
貼り付けたのはその打浦橋駅周辺案内図です。
コレ見て分かるように、今、話題の観光スポットの田子坊は打浦橋駅のまん前と言ってよいところにあるということです。
ただし、今現在(10年1月17日)1号で入り口は利用できません。
利用できるように名あるのは3月以降かと見ています。 -
コレは最新上海地下鉄路線図です。
去年(09年)の12月31日に開通したのが9号線と11号線です。
今後は、7号線、10号線が全線、また虹橋空港と浦東空港が2号線で結ばれるんでしょう。
打浦橋駅から莘庄駅へは徐家匯駅で9号線から1号線へ乗り換えることになります。その乗り換えは、スムーズなのか、どうか・・・・ -
莘庄駅に着きました。
思っていたように、徐家匯駅での9号線から1号線への乗り換えは超不便でしたね。一旦外に出て、また潜るようになり、7・8分掛かったような・・・
いずれ、地下道で結ばれるのかもしれませんが、今のところは不便です。
莘庄駅は北口が閔行区の役所などがある地域なんですが、南口には、百貨店、ショッピングセンターなどが駅前広場の向こうにあり、そこから南方向、東方向に広がる一帯には高層マンションが建ち並ぶという住宅地域となっています。
吉祥胡同京味館がある万科假日風景(コレ、マンションの名です)も、勿論、南広場の南東方向にあるのです。 -
南広場には客待ちのタクシーがずらりと並んでいます。
あとバス乗り場も数多くあり、莘庄駅から各地域へ向かうバスが何台も並んでいます。
広場の向こうには百貨店のパークソンも見えますし、その隣には大型スーパーのカルフールもあります。
タクシーは基本料金が10元です。
閔行区は勿論上海市なんですが、中心部を走るタクシーよりは、料金が安く設定されています。
ですから、このタクシーで中心部には行けないのかもしれません。
あくまでも閔行区内と、それより郊外地域にしか行けないのでしょう。 -
広場の南を東西に走る広い道・莘朱路を東に行きます。
この道沿いには高層マンションが並びます。
右前に見えるのは名都新城なんでしょうか・・・。
こういったマンションの道沿いの1階部分は店舗になっていまして、美容院やら食堂などが並ぶんですが、一番多いのは、不動産屋ですね。 -
店先の大きなガラス窓には、取り扱ってる物件の案内がビッシリ貼ってあります。
近づいてみますと、コレから行く万科假日風景は126?が235万元です。
そして、この不動産屋が一番多く抱えてる物件の名都新城は132?が235万元となっています。
どちらも大体、平米当り単価は18000元ですね。
この名都新城が建設中の頃、見学に来たときは4000元だったですね。
もう、6・7年前の話ですが。 -
莘朱路から宝城路に入り、南に行きます。
この道の両側にも高層マンションが並びます。
右側(西側)には名都新城、そして左側(東側)には莘城公寓です。
莘城公寓は
http://sh.fangyou.com/house-2034534.html
を見ますと、115?が152万元となっています。
平米当り単価は13200元というところです。
平米当り単価の推移を見ますと8月10670元だったのが、9月に一気に上がり、現在は13026元となっています。 -
宝城路から春申路に出て、東に行きます。
高速道路の高架をくぐってやっと見えてきました、畹町路の標示板が・・・。
その標示板の下にはバス停もあります。 -
コレがそのバス停です。
バス停の名は新申花城茉莉苑と言うようです。
このバス停には759路と703路と莘車線と3本の路線バスが止まるようです。そのうち、703路が私には便利です。
ということで、帰りは、この703路バスに乗り、終点の上海体育館まで行き、そこからタクシーとなりました。 -
この道が畹町路ということです。
この道の両脇もマンション群が建ち並びます。
右側が万科假日風景ということなんでしょう。 -
そして、ここが万科假日風景の商店街兼レストラン街なんでしょう。
まず、この中に目指す吉祥胡同京味館があると見て、入り込みました。 -
やはりありましたね、吉祥胡同京味館が・・・・
「正宗老北京」と書かれた横断幕が目立ちます。 -
コレが店の中。
まだ5時前ですので、客は誰もいません。 -
まずは冷菜とビールと白酒を頼みました。
ビールは、なんといっても燕京啤酒ですね、そして白酒は二鍋頭です。
しかし、私が良く飲んでる緑色の瓶の二鍋頭はありませんでした。
そうそう、だから「小二」も無かったのです。
北京のこの程度の店ですと、燕京啤酒は1本5元ですね。
この店は12元ですよ。
また二鍋頭も北京ですと標準瓶(500cc入り)が1本10元で、小瓶の「小二」は5元なんですが、ココは小瓶が18元ですよ・・・高過ぎです。
こんな郊外にある店なのに・・・・・
私はそれぞれ2本、飲んでしまいました。 -
コレが食ったもの全てです。
そうです、麻豆腐は無かったのです。
メニュー見ながら、お姉ちゃんに、麻豆腐あるかと聞きま
したら、コレですねと示されたのが麻婆豆腐でした。
いや、違うんだ、「婆」なしの麻豆腐なんだ、と言いました
ら、ああ、アレですね、アレは無いです。
いや、前はあったのかい?と尋ねましたら、
ハイ、ありました。じゃあ、何故、今、無いんだ!!!!
と迫ったのでした。安徽省出身らしいお姉ちゃんには、
答えられえるわけはありません。
まあ、しょうがないんでしょうね・・・私もそれは十分予期
していましたから・・誰も注文しない食い物は消えてなく
なるんでしょう。
麻豆腐は緑豆のオカラを羊油で炒めたものなんですが、
緑豆のオカラ自体が、なかなか、普通にあるものでは
ないので、リクエストがないと、自然に消えていくという
ことなんでしょう。でも少なくとも08年の10月には
あったということなんでしょう。
さて、食ったものの解説です。
芥末潡は白菜の漬物の芥子(からし)掛けなんですが、
コレは正に老北京菜です。上海では初めて食いました。
しかし、芥子が利きすぎ・・・・一口食って、むせてしまい、
ドデカイ音を発する咳が何度も・・・それを聞いた遠くに
いる服務員達が大笑いしていました。いや、笑い声は
聞こえなかったんですが、皆さんの背中が大笑いして
いたのでした。それでも、負けてなるかと、頑張って
全部食ってしまいましたけどね。
酸菜白肉も北京名物、いや本来は東北料理なのかも
しれません。酸っぱい白菜の漬物と、豚の三枚肉と
春雨の鍋です。私はコレは大好き。上海でも大清花に
はありますので、何度か食っています。
咕老肉は日本で言う酢豚なんですが、コレがなかなか
日本で食う酢豚のようなものに出会うこと無いんです。
しかし、この店のは日本風でしたね。満足でした。
炭水化物もものとして、牛肉餅を頼みました。コレが
なかなか行けました。2枚だけ食って、あとは打包して
もらいました。つまり、持ち帰ったということです。 -
コレは吉祥胡同京味館のメニューです。
どうやらチェーン店になってるのかもしれません。
そしてそれぞれに胡同の名が付いています。
豐盛胡同、寶鈔胡同、吉祥胡同と実在の北京の胡同の名が付いています。
このうち、寶鈔胡同に関しては、私ぶらついていまして、その画像を下にアップしました。
メニューには、麻婆豆腐とか木須肉とか魚香肉絲ととか北京菜と言えないものもありますし、一般的に知れ渡ってる北京ダックや、炸醤麺などの北京菜もあります。それに勿論、老北京菜そのものというのもります。いや、それがこの店の売りですから当然ですね。
それをピックアップしますと・・・
爆肚(茹でた牛モツ)、鹵煮火焼(北京風のモツ煮込み)、土豆炖牛肉(中国風肉じゃが、東北料理)、余羊肉(酸菜白肉の羊肉もの)、地三鮮(東北料理
ピーマン、ナス、ジャガイモの炒めもの)、羊蠍子(羊の肉付き背骨の煮込み)、羊雑湯(羊のモツのスープ)、炸窝头(揚げた窝頭・・窝頭は何だったか?) -
コレが寶鈔胡同の実際の様子です。
ただし、撮ったのは2007年の7月4日のものです。
亜運村から早朝ジョギングをして行き着いた時に撮ったものです。
このあと、その寶鈔胡同にある売店で北京名物の陶器の瓶入りのヨーグルトを買って、食いながら帰ったのでした。
コレで「上海に麻豆腐はあるのか・・・」は終わりです。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
上海(中国) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
21