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ドライブ3日目の滞在先はカオール。是非見たかったのは、ヴァラントレ橋 (通称カオ−ル橋)<br />多くの画家の目に止まった場所ということで・・<br />ロット川沿い、巡礼の道に位置する。現在はツゥールーズからの交通の便もよく、フランス南西の観光の拠点。早めに到着し、町歩きの中で、カオール特有の濃い色のワインを手に入れ、その後部屋で楽しむ♪<br />

フランス南西部 美しい村・ロマネスク寺院をレンタカーで巡る (9) − ロット川に守られた カオール −

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2009/10/10 - 2009/10/10

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パルファン

パルファンさん

ドライブ3日目の滞在先はカオール。是非見たかったのは、ヴァラントレ橋 (通称カオ−ル橋)
多くの画家の目に止まった場所ということで・・
ロット川沿い、巡礼の道に位置する。現在はツゥールーズからの交通の便もよく、フランス南西の観光の拠点。早めに到着し、町歩きの中で、カオール特有の濃い色のワインを手に入れ、その後部屋で楽しむ♪

  • カオールといったら<br /><br />このヴァラントレ橋<br /><br />ロット川に架けられ14世紀に完成<br /><br />16メートルの高さに、3個の塔をもつ<br />

    カオールといったら

    このヴァラントレ橋

    ロット川に架けられ14世紀に完成

    16メートルの高さに、3個の塔をもつ

  • 砦を備えた橋はまさに堅牢<br /><br />町は、ゴール人・ローマ人が住み付き<br /><br />13世紀には、経済的に繁栄しロンバルディア地方<br /><br />からの大商人、金貸し、投資家が集まる<br /><br />ローマ法王にも貸し付けたという<br /><br />ヨーロッパにおける最初の銀行もできたそう<br />

    砦を備えた橋はまさに堅牢

    町は、ゴール人・ローマ人が住み付き

    13世紀には、経済的に繁栄しロンバルディア地方

    からの大商人、金貸し、投資家が集まる

    ローマ法王にも貸し付けたという

    ヨーロッパにおける最初の銀行もできたそう

  • 山、木々に囲まれ凛としたヴァラントレ橋は<br /><br />いつまで見ていても飽きない<br /><br />水辺に映す様は、さざ波で表情を変えて・・<br /><br />------<br />100年戦争ではこの地方の殆どは英に<br /><br />征服されたが、カオールのみは別だったそう<br />

    山、木々に囲まれ凛としたヴァラントレ橋は

    いつまで見ていても飽きない

    水辺に映す様は、さざ波で表情を変えて・・

    ------
    100年戦争ではこの地方の殆どは英に

    征服されたが、カオールのみは別だったそう

  • 川向こうに渡って<br /><br />こんな美しい光景も、<br /><br />戦略上重要な地であったため、<br /><br />橋の取り壊し命令を受けたり、ユグノーによって<br /><br />占拠されたり等、幾多の艱難を経てきている・・<br />

    川向こうに渡って

    こんな美しい光景も、

    戦略上重要な地であったため、

    橋の取り壊し命令を受けたり、ユグノーによって

    占拠されたり等、幾多の艱難を経てきている・・

  • 橋の真ん中の塔<br /><br />首が痛くなるほど上を眺めて・・<br /><br />ありました〜ありました〜<br />

    橋の真ん中の塔

    首が痛くなるほど上を眺めて・・

    ありました〜ありました〜

  • 橋の工事長が、中々橋の完成に至らず、<br /><br />悪魔と取引したという。 即ち自分の魂と。<br /><br />だが約束を守らなかったため、悪魔は仕返しに<br /><br />塔の頂を削りとってしまい、<br /><br />以後いくら石を積んでも崩れ落ちたそう。<br /><br />19世紀になり、やっと積め固め、その際、<br /><br />石を剥ぎ取ろうとしている悪魔の像を<br /><br />彫って飾ったという。 いかにも“中世の物語”!<br />

    橋の工事長が、中々橋の完成に至らず、

    悪魔と取引したという。 即ち自分の魂と。

    だが約束を守らなかったため、悪魔は仕返しに

    塔の頂を削りとってしまい、

    以後いくら石を積んでも崩れ落ちたそう。

    19世紀になり、やっと積め固め、その際、

    石を剥ぎ取ろうとしている悪魔の像を

    彫って飾ったという。 いかにも“中世の物語”!

  • 橋の袂には、リュピュイの道<br /><br />(サンチャゴ・デ・コンポスティラへ行く<br />ルートの一つ)<br /><br />カオール − モンキュックへ20?と<br /><br />書かれ、貝殻マークが・・<br />

    橋の袂には、リュピュイの道

    (サンチャゴ・デ・コンポスティラへ行く
    ルートの一つ)

    カオール − モンキュックへ20?と

    書かれ、貝殻マークが・・

  • 橋から歩いて旧市街に<br /><br />ちょっと寂しい通り・・<br /><br />夕方の時間が更に拍車をかけて<br />

    橋から歩いて旧市街に

    ちょっと寂しい通り・・

    夕方の時間が更に拍車をかけて

  • この小路も・・ちょっとうら悲しいかなぁ

    この小路も・・ちょっとうら悲しいかなぁ

  • 町の中心、サンテティエンヌ教会前の<br /><br />広場に出てきて・・<br />

    町の中心、サンテティエンヌ教会前の

    広場に出てきて・・

  • サンテェティエンヌ教会<br /><br />11世紀終わり、カルディヤックの司教が<br /><br />6世紀の教会のあった場所に建設<br /><br />ロマネスク様式で建てられる<br /><br />現在未公開の回廊は16世紀に。<br /><br />北門にはロマネスク彫刻のタンパン<br />(見逃してしまった〜)<br /><br />

    サンテェティエンヌ教会

    11世紀終わり、カルディヤックの司教が

    6世紀の教会のあった場所に建設

    ロマネスク様式で建てられる

    現在未公開の回廊は16世紀に。

    北門にはロマネスク彫刻のタンパン
    (見逃してしまった〜)

  • ドームのフレスコ画 は14世紀。<br /><br />預言者がペンティングされている<br />

    ドームのフレスコ画 は14世紀。

    預言者がペンティングされている

  • 内陣はゴシック風<br /><br />装飾が多く、ちょっと雑多な雰囲気<br />

    内陣はゴシック風

    装飾が多く、ちょっと雑多な雰囲気

  • 壁面には、多くの絵が掲げられ<br /><br />ステンドガラスも華やか<br />

    壁面には、多くの絵が掲げられ

    ステンドガラスも華やか

  • 西のドームのフレスコ画<br /><br />1872年覆いから外されると<br /><br />ミシュランガイドブックには書かれている。<br /><br />漆喰で覆われていたのか?<br /><br />素晴らしい絵だが、保存状態が痛々しい・・<br /><br />

    西のドームのフレスコ画

    1872年覆いから外されると

    ミシュランガイドブックには書かれている。

    漆喰で覆われていたのか?

    素晴らしい絵だが、保存状態が痛々しい・・

  • 町の中心にある市場<br /><br />昔の建物を利用し市場にしているのだが<br /><br />プレートにあった説明の控えがない・・<br />

    町の中心にある市場

    昔の建物を利用し市場にしているのだが

    プレートにあった説明の控えがない・・

  • ワインは、ヴァラントレ橋のたもとで買ったので、<br /><br />ここでお惣菜を。<br /><br />6時過ぎにしては 人もまばらで活気がない<br /><br />ワインは? プラスティックのコップで飲むには・・<br /><br />もったいない!!<br /><br />(最近の安ホテルはプラスティックのコップを常備)<br />

    ワインは、ヴァラントレ橋のたもとで買ったので、

    ここでお惣菜を。

    6時過ぎにしては 人もまばらで活気がない

    ワインは? プラスティックのコップで飲むには・・

    もったいない!!

    (最近の安ホテルはプラスティックのコップを常備)

  • カオールの町の三方はロット川に囲まれ、<br /><br />その回りはおだやかな山並み<br /><br />露地から見える教会は、<br /><br />いつもながらの光景だが、大好きなショット<br />

    カオールの町の三方はロット川に囲まれ、

    その回りはおだやかな山並み

    露地から見える教会は、

    いつもながらの光景だが、大好きなショット

  • カオールは、中世以降は衰退の道をたどったという<br /><br />小さな村・町と違って、過去の栄光だけでは、<br /><br />生きのびれない町を伺わされる・・<br />

    カオールは、中世以降は衰退の道をたどったという

    小さな村・町と違って、過去の栄光だけでは、

    生きのびれない町を伺わされる・・

  • 翌朝、スケッチにヴァラントレ橋に<br /><br />7時40分というのにまだ暗い<br /><br />町の目覚めは、おそ〜いー<br /><br /><br /><br /><br /><br />

    翌朝、スケッチにヴァラントレ橋に

    7時40分というのにまだ暗い

    町の目覚めは、おそ〜いー





  • かろうじて、朝日が雲間からあらわれ、<br /><br />ピンク色に染まったヴァラントレ橋<br /><br />朝食のあと、また、快晴は望めないなぁと<br /><br />思いながら 次ぎの目的地に向って出発!<br />

    かろうじて、朝日が雲間からあらわれ、

    ピンク色に染まったヴァラントレ橋

    朝食のあと、また、快晴は望めないなぁと

    思いながら 次ぎの目的地に向って出発!

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この旅行記へのコメント (6)

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  • とめきちさん 2010/01/15 17:39:44
    なるほど
    カオールって、雰囲気のある街(町でなくて)ですね。
    ウチのおばさんの名前が「かほる」なんてーのは、どーでもいいお話ですが。
    塔のある橋、そういえばロールプレイングゲームにこういう橋が出てきたな〜って、やっぱり中世の雰囲気って、好きだわ〜。
    剣と騎士と、魔法とお姫様!
    でもな〜、トイレがな〜、このころのヨーロッパってくさかったんですよね〜。
    まあ、それもおいといて、すこし寂しいカンジがたまらない。
    一度は訪れたいところです。
    ありがたいです。

    パルファン

    パルファンさん からの返信 2010/01/15 22:17:13
    RE: なるほど
    こんばんは、

    またまた、とめきちさんの目のつけどころが・・面白い!!

    そう言えば、ゲームに出てくるキャラは、歴史や神話から
    とってきてることが多いですよねぇー
    背景も、暗い森であったり、城壁に囲まれた町であったり、
    そして、あの橋なのですね・・

    トイレに考えが及ぶのも・・中世のヨーロッパって臭かったんですか?
    余り、臭いまで触れた記述ってないですよね。
    ただ、香料がふんだんだったのは、臭い消しのためとか、よく言われますが・・

    中々調子よく進まない旅行記に、コメント・投票とありがとうございました。

    これからもヨロシク♪^^  パルファン
  • コクリコさん 2010/01/09 15:33:00
    ああ、カオール!
    パルファンさん、こんにちは。

    カオール、行くはずだったのに〜
    小さな町なのでちゃんとチェックもして用意万端だったのに。
    特別目立った町ではないけれど味がある町ですね。
    町に川のある風景の好きなコクリコにとってはロット川に架かるヴァラントレ橋は是非見たかった。
    絵を描くことに素人の私にはロット川はヴァラント橋がスケッチポイントに見えますが、月並みかなぁ。
    悪魔はあんな上にいたのですね!
    私が思っていたよりかなり上だったわ!
    目をこらして見上げないと見つかりそうもない。要チェックです。

    カオールの赤黒いワインも味わいたいものです。
    おっと見落としてはならないロマネスクのサンテティエンヌ大聖堂。
    内部も丁寧に見てくださって!
    4トラでは満足いくようなカオールの旅行記なかったので、嬉しいです。

    パルファンさんは今年はどちらへお出かけでしょうか?
    今年も良い旅ができますように。
    今年もどうぞよろしくお願いいたします。

    パルファン

    パルファンさん からの返信 2010/01/10 00:35:55
    RE: ああ、カオール!
    こんばんは〜

    カオールについてはコクリコさんの方が詳しいでしょうね。

    もっぱら、車のルート調べで町の下調べはおろそかでした〜
    ですからサンテェティエンヌ教会の北の門のタンパンにも気がつかないで・・
    それに、現地のリーフレットも手にはいらなくって・・

    思い残すことは多々でてきますが、コクリコさんに
    いつかは補充して頂けるもの!と思ってます♪〜〜

    今年はどこに? まだ決めかねて・・
    いずれにせよパリには必ず寄るという行程を組むつもりではいますが・・
    (ということでやはりヨーロッパ)
    季節は秋に札幌で法事があるので、少なくとも夏までには・・と。
    この程度は決まっているのですが・・
    ま、決めるまでがあれこれと楽しめるのでしょうね。

    コクリコさんも今年はお出かけできるでしょう?
    ところでブルゴーニュのお家はどうなったのかしら?

    本格的な寒さはこれから、どうぞお身体にお気をつけください。

    パルファン
  • おでぶねこさん 2010/01/07 21:11:49
    カオール!!!
    パルファンさん、こんばんは。

    カオールの町堪能させていただきました。
    ヴァラントレ橋の悪魔君、ひょうきんな姿が憎めませんね。
    名前は忘れてしまったけれど『ロード・オブ・ザ・リング』に
    出てきた悪魔?によく似てます。
    中世の悪魔も大事な脇役というところですね。
    伝説にも似た物語がくっついていると愛着心がわきますね。
    カオールの町は駅前しか知らないけれど
    フィジャックへ向かうバスの出発点。
    町の名前にまた懐かしさがいっぱいです。

    どんなスケッチが描きあがったのか。。。
    そちらのほうも気になります(*^^*)

     おでぶねこ
     

    パルファン

    パルファンさん からの返信 2010/01/07 22:30:48
    RE: カオール!!!
    おでぶねこさん

    さっそくお出で頂き、ありがとうございますm(._.)m

    ヴァラントレ橋の悪魔君、愛嬌のある格好でしょう?
    旅行前にお話を読んでいて、必死に上を見てさがした甲斐がありました〜
    この伝説とも思われる物語、出典はあるのかしらね。

    おでぶねこさんは、カオールからバスに乗ったんですね、フィジャックまで。
    駅からヴァラントレ橋は10分位・・
    ちょっと覗いてくることもできたかもですね。

    スケッチは色付けがまだできてなくって・・
    いずりこっそり忍ばせておきます〜〜

    では、今年もよろしくお付き合いください(*^^*)

    パルファン

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