2003/05/08 - 2003/05/13
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とうとうと流れるドナウ川。
その両岸に広がるブダペストの町。
騎馬遊牧民族の末裔が造ったと言われるこの町の所々で、私はアジアの風を微かに感じることができました。
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オリエンタルな雰囲気の感じられる街、ハンガリーの首都「ブダペスト」【世界遺産】
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2003年5月、ハンガリーの首都ブダペストを旅しました。
ポーランドのクラクフから列車で到着。
5泊した後、バスでルーマニアへと抜けました。
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- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 鉄道
-
5月8日(木)
ポーランドのクラクフから夜行列車で朝、ブダペストに到着した。
実は、この列車で私は盗難に遭った。
ブダペストでの宿は、Nemeth Vali GuestHouse(5,000Ft \2,640)
宿には韓国人旅行者が多かった。 -
5月9日(金)
午前中、くさり橋を渡ってブダ側へと向かった。
ブダペストは起伏の多い西岸の「ブダ」と、平坦な東岸の「ペスト」の二つに大きく分けられる。
ブダの丘に聳え立っているのが、14世紀にハンガリー王ベーラ4世によって築城されたという王宮である。
水色のドームを持つその端正な姿は対岸のペストの街を静かに見守っている。
ブダとペストを結ぶ橋はいくつもあるが、そのうちで最も美しく、歴史的なのが「くさり橋」だ。
ハンガリーの国民的英雄、セーチェニ・イシュトヴァーン伯爵により1849年に建設されたこの橋は、ドナウに抱かれた街、ブダペストを象徴するような橋だ。
この橋の完成によって初めてブダとペストが結ばれたのだという。
吊り橋の全長は375メートル。巨大な2つの石造のアーチと鉄骨のワイヤーがその優雅な姿を形作っている。橋の入り口にはライオンの像がそれぞれ2体ずつ厳かに座っている。
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ドナウ西岸、ブダ地区にある王宮と並ぶランドマーク、「マーチャ―シュ教会」。
マーチャ―シュ教会は14世紀の創建である。
しかし、ここブダペストがオスマントルコに支配されると、すぐさまモスクに改装されることとなった。
マーチャ―シュ教会はオスマントルコの支配の下、以後150年もの間、モスクとして生きた。
この教会の内装はどことなく東方的なものを感じさせるが、このことが理由なのかもしれない。
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ブダ王宮を歩いた後、「ゲッレールト温泉」に行くことにした。
ブダペストは温泉の町である。
話によるとこの町には100を越す源泉と50近くの浴場があるそうで、冬の朝になると、街は温泉の蒸気により、真っ白な靄に包まれるのだという。
この街の日常には温泉がある。温泉はブダペストの文化のひとつなのだ。 -
イチオシ
5月10日(土)
ブダペスト随一の繁華街ヴァーツィ通り。
歩行者天国になっているこの通りを歩いていくと、巨大な建物にぶつかる。
ブダペスト中央市場である。
この日の午前中は、この中央市場を楽しんだ。
モザイクの屋根とレンガ造りの外壁により造られた建物は駅舎のように立派だ。
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モダンで開放的なブダペストの中央市場(ハンガリー)
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鉄骨の骨組みが剥き出しになった内部は吹き抜けになっており、とても開放的な印象を与えていた。
お店は整然と区画されている。
街灯まで付いていて、まるで街並のようだ。
建物は1階・地下1階が野菜や肉などの生鮮食料品売り場、2階がお土産物と軽食堂となっていた。
市場には様々なものが売られていた。
野菜や果物、ソーセージやサラミ、酒やチーズ、香辛料や各種の缶詰など、ありとあらゆる食材が揃っている。 -
市場の2階には、いくつもの軽食スタンドが並んでいる。
私はそのうちの一軒に入り、トマト風味のマカロニ料理とソーセージ、そして、生ビールを注文した(1,000Ft 525円)。
満足して食べ終え、ほろ酔い気分で市場をうろついているとハンガリー名物「トカイワイン」を飲ませてくれる店を見つけた。
世界三大貴腐ワインの1つといわれる「トカイ・アスー」。このワインは白ワインとは思えないほどの黄金色が特徴だ。
貴腐ワインとはカビにより変質したブドウを使って造ったワインのこと。カビによって干しブドウのようにしぼんだ果実は、糖分と果汁の成分を凝縮し、フランス王ルイ14世に「ワインの王様にして王様のワイン」と言わしめたような香りと深みを作り出すのだ。 -
市場を出てドナウ川へ。
エルジェベート橋の上で小一時間ほど絵を描く。
その後、メトロに乗り、ウエストエンドシティセンターへ。
ここは、巨大な「モール」だ。
様々な店舗を見て回った後、モール内の食堂で夕食を取った(ギリシャ風ケバブとサラダ 870Ft)。 -
5月11日(日)
この日は、国会議事堂を見学した。
1880年から1920年にかけて建造されたもので、幅123m、高さ96mのその規模は世界最大とされている。
議事堂はドナウ川沿い、ペスト側にある。
ネオ・ゴシックやルネサンス、バロックなど、様々な様式を折衷した建造物であるこの建物は、ブダペストで最も目立つモニュメントといってもいいであろう。
ハンガリーの誇りのような建物だ。
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議事堂の内部は、バロック様式の豪華な装飾で埋め尽くされていた。
金色に光り輝く会議場、回廊に並ぶステンドグラスの落ち着いた紋様……。
議事堂内部はツアー形式で見学する。
料金は、1,000Ft -
午後は、街をぶらぶら歩いたり、ウエストエンドシティセンターで昼飯を食べたり、バスターミナルへルーマニア行きのバスの時間を調べに行ったりした。
写真は、ブダペストのトラム。
黄色と白のツートンカラーが街並みにマッチしている。
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5月12日(月)
午前中、シナゴーグを訪れる。
ハンガリーの首都、ブダペスト。
その7区には、かつてのゲットー(ユダヤ人居住区)があった。
そして、今現在でも、ここにはユダヤ人のコミュニティーがあり、多くのユダヤ人たちが暮らしているという。
この「ドハーニ街シナゴーグ」は、ヨーロッパ最大のシナゴーグ(ユダヤ教の教会)。
ここは改革派のシナゴーグだそうで、1854年から59年にかけて建造された。 -
イチオシ
シナゴーグは、教会ともモスクとも違った独特の内装をしていて興味深かった。
このブダペストにユダヤ人がやってきたのは、紀元3世紀頃。
他のヨーロッパ諸国同様、ここハンガリーでもユダヤ人は様々な差別を受け続けてきたが、1920年代、ユダヤ人への差別は急速に厳しさを増していくこととなる。
反ユダヤ法の制定により、彼らは職業を制限され、財産を没収させられてしまったのだ。
そして、第二次大戦において枢軸側についたハンガリーは、ユダヤ人への締め付けをさらに強めていき、1944年3月にナチスの占領下に入ると、ハンガリー政府はすぐさま各地にゲットーを設置。
その年の5月から7月までのわずか2ヶ月間で、ハンガリー在住ユダヤ人60万人のうち、約43万人をアウシュヴィッツやビルケナウに送り込んだ。
1944年10月には、親ドイツの「矢十字党」が政権を握る。
彼らは、ハンガリー国内において大勢のユダヤ人を殺戮したといわれている。
戦後60年、共産主義から脱却し、ようやく民主化の軌道に乗り始めたハンガリー。
しかし、ユダヤ人やその遺族に対する補償は、政府の施策としてはほとんど行われていないという。
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中央市場へ行き、屋台で食事を取り、ビールやトカイワインを飲む。
その後、ほろよい気分で温泉に行く。
そして、夕方はドナウ川の夜景を楽しんだ。 -
夜、ブダペストの街は華やかにライトアップされる。
「ドナウの真珠」という言葉どおり、この街の夜景は美しいものだ。
アジアの血を受け継ぐと言われるハンガリー人。
150年に渡りオスマントルコの支配下にあったブダペストの町。
明日の朝、ブダペストを発ち、ルーマニアへと向かう予定だった。
「アジア」が近づいてきていた。
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