2009/12/06 - 2009/12/06
238位(同エリア349件中)
たかぎさん
今回の台湾の旅、きっかけとなったサヨンの鐘(莎韻之鐘)を訪れました
次に行った宜蘭の記念館では、日本が台湾にかかわった歴史を見て韓国とのあまりの違いに驚きます
宿泊は一つ足を伸ばして礁渓温泉に
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 鉄道
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-
12時ちょうどの普通列車で武塔へ
-
昼食は花蓮駅にあるセブンイレブンの駅弁
この握便當は台湾のテレビでしょっ中CMをやってるので食べたくなった -
15分ほど走ると大きな川を渡る
たぶんこの川の上流が太魯閣渓谷なんだろう
谷にかかる雲が幻想的 -
48分で武塔駅に到着
ここは無人駅で降りたのは自分ひとり
切符は回収されなかった -
駅前にもなんにもない
駅舎の跡もない -
駅から下る坂道の向こうに家が少し
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上の写真の突き当りを左へ曲がります
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交番がありました
その向こうには国道が -
交番の裏、国道沿いにドライブインが
そしてドライブインの椰子の木の向こうに -
莎韻紀念公園(サヨン記念公園)が
入り口は鳥居です
駅に着いたのが12時48分
ここに辿り着いて写真を撮っていると午後一時のチャイムが鳴ります
ビッグベンの鐘なので「なんだかな〜」
そう感じてると
続きは動画で、思わず泣いてしまいました
http://www.youtube.com/watch?v=bqvNQdU_TAs -
サヨンの鐘から見えるこの山河の光景も忘れられないものとなりました
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帰り道におばあさんとお孫さんが外に出ている家がありました。
もしやと思い日本語で話しかけると・・・
やはり、通じました -
うちに招き入れてくれてお茶と蜜柑の親戚のような果物を頂きました
部屋には日本語の本も
亡くなったおとうさん、おかあさんは普段日本語で会話していたそうです -
おばあさんの名前は江秋花さん
タイヤル族だそうです
今の楽しみは日本のテレビを見ること
「どんな番組が好きですか?」
そう尋ねると
「これ、これ」
とテレビを付けチャンネルを合わせました
そこには筋肉番付サスケが
サスケは四六時中放送してるみたい
恐るべしサスケ人気 -
いただいた蜜柑の親戚
そんなに酸っぱくなくておいしい -
日本の蜜柑類を思いつくまま説明したものです
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武塔駅から次の普通列車に乗ります
車内で車掌さんから切符を購入
行き先は宜蘭 -
午後3時前に宜蘭到着
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駅から歩いて10分弱のところには
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石敢當があります
小琉球のお墓と同じく、沖縄との繋がりを感じます
そしてこうやって今でも地元の人の信仰が絶えないようで嬉しいです -
更に歩くと昭應宮が
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もう少し西に歩くと酒造工場がやっている宜蘭酒廠というお酒の博物館が
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けっこう観光客が来てます
写るデジタルカウンターは今日の入場者数で、現在4472人来場 -
こんなフードコートもあります
値段は屋台より高い -
旧城門沿いに駅のほうに少し戻った所に、宜蘭設治記念館があります
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宜蘭設治記念館(台湾表記では記が糸偏で宜蘭設治紀念館)
朽ち果てていたこの日本建築を楠を守ると言う名目で復元修復してくれました
公式サイトの日本語ページ
http://memorial.ilccb.gov.tw/modules/tinyd3/ -
中は畳で、スリッパに履き替えて展示館の中を巡ります
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昭和9年当時の宜蘭駅時刻表と駅周辺地図
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日本の統治化で宜蘭はこんなに近代化をしたと褒め称えてくれています
皇民化や神風特攻隊についても触れていますが、良くないこともあったが良いことも多くあった
そんな是々非々のスタンスです
これは韓国・中国と大変な違いで、自分の4トラベル旅日記で一番来場が多い
『韓国、もうひとつの顔。 反日教育の現場を見る』
http://4travel.jp/traveler/fuji123/album/10202203/
と比較するとあまりの違いように考えてしまいます -
サヨンの鐘についても説明がありました
宜蘭設治記念館の動画
http://www.youtube.com/watch?v=fDy8n3-LpH4 -
美しい日本庭園も復活してくれてます
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宜蘭駅近くまで戻ってきました
おいしそうに母と娘が食べている屋台
では、こちらも -
冷たくて少し甘い(温かいのもあり)、その中に豆腐のようなものと豆が
おいしい -
宜蘭駅舎
時間は午後5時7分 -
宜蘭駅の西にある夜市を覗いてみよう
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地元の女子高生が食べていたここでちょっと腹ごしらえ
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熱狗蛋餅25元と豆漿10元を注文
熱狗蛋餅の出来るまで
ネギの入った生地を鉄板の上で薄く伸ばしながら焼いていきます -
ソーセージを載せ、ネギをちらし卵をかけ、香辛料を振りかけ焼きます
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両面焼けるとくるくる巻きます
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鉄板の上で切り刻んで
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紙の箱に入れて、はい出来上がり
時間は1分ほど
とてもおいしい! -
17時46分の普通列車で礁渓へ行きます
隣の隣なので値段は15元 -
ホームに入ると向こう側、下りホームに切符がなかなか取れないといわれる日本製振り子式電車タロコ号が入線してきました
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タロコ号側面
武塔のサヨンの鐘、宜蘭の設治記念館
先の戦争について改めて考えさせられる一日となりました
日本を懐かしむ人、日本の教育を褒めてくれた人、日本が好きで好きでたまらない若者
これは韓国・中国と比較してみると、その国が行った子供への教育が大きいように思います
そして何が正しくてどこが間違っているのか
今はまだ混沌としていますが、いずれきっと日本が行ってきた統治政策再評価と間違った部分を、それぞれ冷静に判断出来る世界が来ることを願って止みません
これで感謝台湾その10 武塔・宜蘭編を終わります
最後までご覧頂いてありがとうございました
感謝台湾その11 礁渓温泉編に続きます
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この旅行記へのコメント (1)
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- hiroshi_kakogawaさん 2010/01/27 14:44:58
- サヨンの鐘にも行かれたのですね
- ここにも行かれましたね。日本人が訪れる数少ない場所です。
サヨンの鐘については台湾映画「練習曲・単車環島日誌」にも出てきます。
台湾人は他のアジアの方と違い良い事は良い事として残す事を惜しみません。
どこかの国のように日本人の作った物は全て破壊する思想とは天と地ほどの
差が有ります。これも1票いれさせて頂きました。
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