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【上海浦東空港へ】<br />約一年ぶりの仕事です。11月6〜9日、昨年と同様に、ある福岡の企業の招待旅行に医者として添乗しました。招待客も九州一円で、出発は福岡空港です。出発前の社長さんの挨拶で、今回は医者が同行するのでご安心下さいと私が紹介されました。「私は日本で唯一の「空飛ぶドクター」で、旅行に添乗するのを専門にしています。」と宣伝しておきました。嘘ではありませんから。昨年から上海は3回目ですが、外国とは言え近く、いつもの中国東方航空の直行便でちょうど羽田空港までと同じく1時間40分程度です。方向が正反対なだけです。時差も1時間だけ。今回は人数が多く、全員で120名近くです。飛行機の座席が取れなかったらしく、2席のみビジネスクラスで、もめないようにと招待側の社長さんと医者の私がビジネスクラスになりました。ラッキーですが、申し訳ない気もします。<br /><br />国際空港の浦東空港へ着くと、荷物はバスに預けて例の如くリニアモーターカーです。最高時速431kmですが、たったの7分間で繁華街の東へ着きます。そして、同じく定番の上海森ビル(ワールドファイナンシャルセンター)の展望台へ上ります。さすがに、リニア同様昨年も来たので感動は薄いですが、それでも高いところからの眺めは好きです。移動のバスは私のは4番車で、どうも佐世保、長崎地区からのお客さんが大半のようです。<br /><br />最初の夕食は上海料理店です。一応、旬の上海カニは出ますが、やはり120名の客が入るような大レストランの味は大味です。昨年の2回の上海での食事に比べても大しておいしくはなかったです。食事後、上海ル・ロイヤルメリディアン・ホテルへチェックインしましたが、昨年の添乗員と同室と違い、個室でしかもツィンの豪華な部屋です。感動しました。夜、中国人ガイドが募っていた全身マッサージに10名以上のお客さんと一緒に行ってみました。60分間330元(1元=約13円)ですから、大して安くはありません。ガイドさんが案内する店だけあって内装はきれいですが、マッサージの内容は安いところと大差はありません。高いのはわかっているけど、比較のため一度は経験しておこうと思って参加しました。ホテルに戻った後、夕食が何となく中途半端で他の人と一緒に近くの便利店(コンビニのこと)へ行くと、やはり日本の何分の一の物価が確認できました。<br /><br />【郊外の観光地、周荘へ】<br />翌日、ホテルの朝食はバイキングで、いつものように生野菜サラダをたっぷり食べ、中国ですからお粥を少し食べます。さすがに高級ホテルはNHKの衛星放送が入ります。1時間の時差で7時15分から連続朝ドラマ「ウェルかめ」を見ました。今朝はバスで1時間半ほどかかる水郷、周荘(略字は周庄)へ行きます。回りの民家は明清時代に建てられたそうです。いわば、中国のベニスか柳川のようなものです。ベニスのゴンドラのように、6人ずつ小舟に乗り水路を散策です。ここは私も初めてですし、気に入りました。でも、土曜日のせいもあるのか観光客が多いのにはビックリしました。橋の上は大渋滞です。大都市上海から近いので、中国人自体の観光客が多いようでした。何せ、この国の人口は半端ではありませんから。<br /><br />同じバスのお客さんで、来る前から下痢気味で開業医にミロピンを処方されて飲んでいるが余り効かないと相談がありました。聞いたことのない名前でジェネリック(後発品)だろうと思い、1という数字からたぶん1mgで、私が準備してきたロペミンと同じかもしれないと思いつつ、代わりにロペミンと整腸剤のビオフェルミンを渡しました。そう言えば、私自身昨年に続き上海では少し便が軟くなり不安で、自分自身またビオフェルミンを飲み始めました。結論から言うと、これで下腹の不安もなくなり、便も硬くなり落ち着きました。朝の生野菜が悪かったのかもしれません。この患者さん(お客さん)も私の薬が徐々に効いたようです。<br /><br />一人旅行の多い私にはバスガイドは珍しい存在です。色々、上海の事情を説明してくれます。ホテルの近くの人民公園では、親同士のお見合いが盛んだそうです。そして、上海でもてるにはマンションを持ってないと駄目だそうです。結構、親同士のお見合いで話が決まるそうです。中国人は、自分のことを一番わかってくれている親の言うことは結構素直に聞くそうです。<br /><br />この日のお昼の郷土料理もたくさん皿が出るけど、どれも今一でした。帰りのバスで軽い腹痛のお客さんが来たので、ブスコパンを2錠渡しました。他に、夜眠れないという人が二人いて、其々準備していた睡眠導入剤のマイスリーを渡しました。上海に戻ってスターバックスを見つけ、例の如く値段(物価)を比べてみました。日本でもいつも頼むホットコーヒーのトールサイズ(340円)がここでは15元(約195円)でした。こんなものでしょう。こういう国では、しゃれたスターバックスのような店は割高のはずです。<br /><br />夜の北京料理も今一でした。北京ダックなんか最悪です。肉の皿とねぎの薬味の皿は来ているのに、薄皮の皿が来ません。いつまでも来ないので、変だなと思いつつ白い饅頭のようなものに包んで食べていたら、忘れた頃に薄皮の皿が来ました。要するに、サービスも最低の店です。料理を出す順番さえ滅茶苦茶ですから。食後は、これも定番の上海ナイトクルーズです。ガイドさん曰く、香港が1万ドルの夜景なら上海は2万ドルの夜景だそうです。勝手にしてくれ! ただ、乗船する時に面白い発見をしました。「ちんちん!」とさかんに言うのです。イタリア語の「チンチン」は乾杯!で有名ですが、中国語は知りません。ガイドさんに聞いたら、「お入り下さい」の意味だそうです。なるほど。このナイトクルーズも私は二度目ですが、この夜は残念ながら曇っていて森ビルは上の方が見えません。多くの同行のお客さんと記念写真を撮りました。<br /><br />この夜は、ホテルの近くのカフェでカプチーノを飲み、それから一人でホテルの近くを散策しました。若い中国人女性に一緒に喫茶店でコーヒーを飲みませんかと日本語で誘われました。あまり美人でもないし、コーヒーも飲んだばかりだし、アルコールではないのでボッタクリとも思えないものの軽くあしらいました。しばらくぶらぶら歩くと安いマッサージ屋を見つけました。足マッサージが70元で、全身マッサージが80元です。昨夜のしゃれた店の四分の一の値段です。もちろん、外観や内装は全然違いますが。でも、技術的にはほとんど変わりません。安いだけ大満足です。<br /><br />【3日目、上海市内観光】<br />今朝はまたしても定番の豫園です。昨年も来ましたが、確かに立派な庭園です。周辺の商業エリア、豫園商城は日曜日でもあり非常に込み合っています。茶葉博物館へ見学に行きましたが、さすがに歴史のある中国は非常に高い年代もののお茶も売っています。私は値頃のプーアール茶の小さい茶筒入りを買いました。昼食は飲茶(点心)料理と書いてあるので、昨年と同様の店かと思ったら、飲茶というよりは普通の中華料理に一部シュウマイや餃子のような料理が混ざっているレストランで、ここもそこそこの味でした。<br /><br />この時のバスガイドさんの説明には少しヒヤッとしました。コーヒーを誘う若い女性のボッタクリ・バー(?)が流行っているそうなのです。コーヒーだからと安心して付いて行った日本人で30万円ボッタくられた人がいるそうです。断ると、怖いお兄さん達が現れたそうです。昨夜のことを思い出しました。私は断ったものの、アルコールではないコーヒーで、まさかボッタクリとは夢にも思いませんでした。要するに、そこまで警戒感はなかったということで、ついて行った可能性がゼロではないからです。少しゾッとしました。<br /><br />一度、ホテルに戻って南京路散策の時間がありました。もちろん、私は一人でぶらぶら歩きました。仕事とは言え、自由行動でお客さんはばらばらです。何かあれば、携帯電話で呼ばれるはずです。散策までみんなでぞろぞろ歩きたくありません。デパートの中に熊本の「味千拉麺」を見つけました。昨年、気が付きましたが中国で成功しているようです。上海にはあちこちあります。気になっていた人民公園の少し奥へ行くと見つけました。昨年、上海の病院視察の時に毎晩通ったおいしい美食街。あぁ、やっぱり近かったんだと感激しました。その辺のレストランはいくつも見覚えがあります。ついでに、この辺にも3つほどマッサージ店があります。しかも、昨夜以上に安いです。足マッサージは何と30元、全身でも60元です。<br /><br />バスに再集合して、来年の上海万博会場車窓見学へ行きます。せっかくだから、100元もかかりますが、降りて眺めのいい橋の上まで登りました。黄浦江の両側に巨大な敷地で少しは完成した建物も見えます。来年は半年間も万博がありますし、ひょっとしたら添乗の仕事でまた来るような予感もあります。途中でお客さんと雑談していたら、今年の6月に九塞溝へ行ったそうで、奥さんが高山病にかかって大変だったそうです。しかも、出発の前に奥さんは自分のかかりつけ医に高山病の薬はないか聞いたのに、そんなものはないと言われたそうです。やはり、これが現実なのです。そこで、私は自分の宣伝を兼ねて、ダイアモックスといういい予防薬があることなどを詳しく説明してあげました。その後、100元ショップへ案内されましたが、私はこういうところは全く興味がありません。夜は早目の広東料理です。ここも、同様です。不思議なくらい今回の旅行のレストランはたいしておいしくないです。やはり、大きい店はこんなものなのでしょうか?それと不思議なのが、昨年は2回とも感じなかったのですが、今回はどこでも白飯、焼き飯に関わらず少し米の臭いが気になりました。水のせいか、米そのものかわかりません。<br /><br />夕食が早い理由は、19時半からの上海雑技団を鑑賞に行くためです。昨年も行きましたが、幸い昨年とは同じ場所ではないようです。上海には3つの雑技団があるそうです。いつものことながら、体の柔らかいアクロバットの芸には感心します。こういうのは中国は得意です。帰りのバスで私が何気なく「安いマッサージ店を見つけた」と言ったのが波紋を呼び、私も連れて行って欲しいと何人ものお客さんに言われました。今更、後に引けません。希望者を募るとどんどん増え、7人を引率して、いよいよ「空飛ぶドクター」改め、添乗員になりました。歩いて、昼間見つけた美食街の周辺のマッサージ店へ皆さんを案内しました。でも、ここでプロでない私は大変なことにようやく気が付きました。安い店は小さいところが多いので7人も連れて行くと必ずしも全員がすぐに入れません。一軒目は片言の英語で1時間くらい待たないといけないと言われました。隣に行くと、店の人は誰も英語もわかりません。でも、客の中国人が少し英語がわかり交渉しました。何とか、5人はすぐにしてもらえそうです。でも、油断大敵でこちらが日本人の団体とわかると一人「60米ドル」と吹っかけてきます。私は責任があるので、いいや「60元」だと確認します。相手はあきらめました。<br /><br />そこで、一仕事終えた私は向かいの美食街の小さな四川料理店へ行き、日本風の焼き魚と辛そうな四川麺を頼みました。焼き魚は少しだけスパイスが効いてとてもおいしかったです。でも、麺はさすがに辛すぎて鼻水が出ます。おいしい以前の問題です。少し注文を間違いました。本物の四川料理は怖いです!<br /><br />それから、私自身は昼間地図で確認できたので、同じく昨年の病院視察旅行の時のホテルへタクシーで行きました。タクシー代も安いものです。ホテルに着くと、トイレだけ使い、懐かしい貧民街を歩きました。懐かしい60元のマッサージ屋を見つけました。90分間たっぷり揉んでくれて、60元です。最後の夜をのんびりと安く楽しみました。<br /><br />4日目の最終日は朝の便で帰るだけです。帰りも社長さんとビジネスクラスです。早々と乗り込んだのが失敗です。中途半端なサイズの飛行機で、先にビジネスクラスに乗っていると、エコノミークラスの一般のお客さんがどんどん横を通って行くのです。仕事で来ている医者の私が成り行きとは言え、ビジネスクラスでバツが悪く下を向いていました。後で考えたら、わざと最後に乗り込めばよかったのです。とにかく、大した重病者も出ず今回も無事に添乗旅行は終わりました。<br /><br /><br /><br />私は日本で唯一の「空飛ぶドクター(登録商標)」です。<br />旅行に添乗する専門医です。個人で、例えば末期がん患者<br />さんの旅行のお手伝いもします。興味のある人は私のウェ<br />ブサイト http://www.kanoya-travelmedica.com を参照<br />して下さい。

久しぶりの医師添乗旅行(上海招待旅行)

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2009/11/06 - 2009/11/09

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空飛ぶドクター

空飛ぶドクターさん

【上海浦東空港へ】
約一年ぶりの仕事です。11月6〜9日、昨年と同様に、ある福岡の企業の招待旅行に医者として添乗しました。招待客も九州一円で、出発は福岡空港です。出発前の社長さんの挨拶で、今回は医者が同行するのでご安心下さいと私が紹介されました。「私は日本で唯一の「空飛ぶドクター」で、旅行に添乗するのを専門にしています。」と宣伝しておきました。嘘ではありませんから。昨年から上海は3回目ですが、外国とは言え近く、いつもの中国東方航空の直行便でちょうど羽田空港までと同じく1時間40分程度です。方向が正反対なだけです。時差も1時間だけ。今回は人数が多く、全員で120名近くです。飛行機の座席が取れなかったらしく、2席のみビジネスクラスで、もめないようにと招待側の社長さんと医者の私がビジネスクラスになりました。ラッキーですが、申し訳ない気もします。

国際空港の浦東空港へ着くと、荷物はバスに預けて例の如くリニアモーターカーです。最高時速431kmですが、たったの7分間で繁華街の東へ着きます。そして、同じく定番の上海森ビル(ワールドファイナンシャルセンター)の展望台へ上ります。さすがに、リニア同様昨年も来たので感動は薄いですが、それでも高いところからの眺めは好きです。移動のバスは私のは4番車で、どうも佐世保、長崎地区からのお客さんが大半のようです。

最初の夕食は上海料理店です。一応、旬の上海カニは出ますが、やはり120名の客が入るような大レストランの味は大味です。昨年の2回の上海での食事に比べても大しておいしくはなかったです。食事後、上海ル・ロイヤルメリディアン・ホテルへチェックインしましたが、昨年の添乗員と同室と違い、個室でしかもツィンの豪華な部屋です。感動しました。夜、中国人ガイドが募っていた全身マッサージに10名以上のお客さんと一緒に行ってみました。60分間330元(1元=約13円)ですから、大して安くはありません。ガイドさんが案内する店だけあって内装はきれいですが、マッサージの内容は安いところと大差はありません。高いのはわかっているけど、比較のため一度は経験しておこうと思って参加しました。ホテルに戻った後、夕食が何となく中途半端で他の人と一緒に近くの便利店(コンビニのこと)へ行くと、やはり日本の何分の一の物価が確認できました。

【郊外の観光地、周荘へ】
翌日、ホテルの朝食はバイキングで、いつものように生野菜サラダをたっぷり食べ、中国ですからお粥を少し食べます。さすがに高級ホテルはNHKの衛星放送が入ります。1時間の時差で7時15分から連続朝ドラマ「ウェルかめ」を見ました。今朝はバスで1時間半ほどかかる水郷、周荘(略字は周庄)へ行きます。回りの民家は明清時代に建てられたそうです。いわば、中国のベニスか柳川のようなものです。ベニスのゴンドラのように、6人ずつ小舟に乗り水路を散策です。ここは私も初めてですし、気に入りました。でも、土曜日のせいもあるのか観光客が多いのにはビックリしました。橋の上は大渋滞です。大都市上海から近いので、中国人自体の観光客が多いようでした。何せ、この国の人口は半端ではありませんから。

同じバスのお客さんで、来る前から下痢気味で開業医にミロピンを処方されて飲んでいるが余り効かないと相談がありました。聞いたことのない名前でジェネリック(後発品)だろうと思い、1という数字からたぶん1mgで、私が準備してきたロペミンと同じかもしれないと思いつつ、代わりにロペミンと整腸剤のビオフェルミンを渡しました。そう言えば、私自身昨年に続き上海では少し便が軟くなり不安で、自分自身またビオフェルミンを飲み始めました。結論から言うと、これで下腹の不安もなくなり、便も硬くなり落ち着きました。朝の生野菜が悪かったのかもしれません。この患者さん(お客さん)も私の薬が徐々に効いたようです。

一人旅行の多い私にはバスガイドは珍しい存在です。色々、上海の事情を説明してくれます。ホテルの近くの人民公園では、親同士のお見合いが盛んだそうです。そして、上海でもてるにはマンションを持ってないと駄目だそうです。結構、親同士のお見合いで話が決まるそうです。中国人は、自分のことを一番わかってくれている親の言うことは結構素直に聞くそうです。

この日のお昼の郷土料理もたくさん皿が出るけど、どれも今一でした。帰りのバスで軽い腹痛のお客さんが来たので、ブスコパンを2錠渡しました。他に、夜眠れないという人が二人いて、其々準備していた睡眠導入剤のマイスリーを渡しました。上海に戻ってスターバックスを見つけ、例の如く値段(物価)を比べてみました。日本でもいつも頼むホットコーヒーのトールサイズ(340円)がここでは15元(約195円)でした。こんなものでしょう。こういう国では、しゃれたスターバックスのような店は割高のはずです。

夜の北京料理も今一でした。北京ダックなんか最悪です。肉の皿とねぎの薬味の皿は来ているのに、薄皮の皿が来ません。いつまでも来ないので、変だなと思いつつ白い饅頭のようなものに包んで食べていたら、忘れた頃に薄皮の皿が来ました。要するに、サービスも最低の店です。料理を出す順番さえ滅茶苦茶ですから。食後は、これも定番の上海ナイトクルーズです。ガイドさん曰く、香港が1万ドルの夜景なら上海は2万ドルの夜景だそうです。勝手にしてくれ! ただ、乗船する時に面白い発見をしました。「ちんちん!」とさかんに言うのです。イタリア語の「チンチン」は乾杯!で有名ですが、中国語は知りません。ガイドさんに聞いたら、「お入り下さい」の意味だそうです。なるほど。このナイトクルーズも私は二度目ですが、この夜は残念ながら曇っていて森ビルは上の方が見えません。多くの同行のお客さんと記念写真を撮りました。

この夜は、ホテルの近くのカフェでカプチーノを飲み、それから一人でホテルの近くを散策しました。若い中国人女性に一緒に喫茶店でコーヒーを飲みませんかと日本語で誘われました。あまり美人でもないし、コーヒーも飲んだばかりだし、アルコールではないのでボッタクリとも思えないものの軽くあしらいました。しばらくぶらぶら歩くと安いマッサージ屋を見つけました。足マッサージが70元で、全身マッサージが80元です。昨夜のしゃれた店の四分の一の値段です。もちろん、外観や内装は全然違いますが。でも、技術的にはほとんど変わりません。安いだけ大満足です。

【3日目、上海市内観光】
今朝はまたしても定番の豫園です。昨年も来ましたが、確かに立派な庭園です。周辺の商業エリア、豫園商城は日曜日でもあり非常に込み合っています。茶葉博物館へ見学に行きましたが、さすがに歴史のある中国は非常に高い年代もののお茶も売っています。私は値頃のプーアール茶の小さい茶筒入りを買いました。昼食は飲茶(点心)料理と書いてあるので、昨年と同様の店かと思ったら、飲茶というよりは普通の中華料理に一部シュウマイや餃子のような料理が混ざっているレストランで、ここもそこそこの味でした。

この時のバスガイドさんの説明には少しヒヤッとしました。コーヒーを誘う若い女性のボッタクリ・バー(?)が流行っているそうなのです。コーヒーだからと安心して付いて行った日本人で30万円ボッタくられた人がいるそうです。断ると、怖いお兄さん達が現れたそうです。昨夜のことを思い出しました。私は断ったものの、アルコールではないコーヒーで、まさかボッタクリとは夢にも思いませんでした。要するに、そこまで警戒感はなかったということで、ついて行った可能性がゼロではないからです。少しゾッとしました。

一度、ホテルに戻って南京路散策の時間がありました。もちろん、私は一人でぶらぶら歩きました。仕事とは言え、自由行動でお客さんはばらばらです。何かあれば、携帯電話で呼ばれるはずです。散策までみんなでぞろぞろ歩きたくありません。デパートの中に熊本の「味千拉麺」を見つけました。昨年、気が付きましたが中国で成功しているようです。上海にはあちこちあります。気になっていた人民公園の少し奥へ行くと見つけました。昨年、上海の病院視察の時に毎晩通ったおいしい美食街。あぁ、やっぱり近かったんだと感激しました。その辺のレストランはいくつも見覚えがあります。ついでに、この辺にも3つほどマッサージ店があります。しかも、昨夜以上に安いです。足マッサージは何と30元、全身でも60元です。

バスに再集合して、来年の上海万博会場車窓見学へ行きます。せっかくだから、100元もかかりますが、降りて眺めのいい橋の上まで登りました。黄浦江の両側に巨大な敷地で少しは完成した建物も見えます。来年は半年間も万博がありますし、ひょっとしたら添乗の仕事でまた来るような予感もあります。途中でお客さんと雑談していたら、今年の6月に九塞溝へ行ったそうで、奥さんが高山病にかかって大変だったそうです。しかも、出発の前に奥さんは自分のかかりつけ医に高山病の薬はないか聞いたのに、そんなものはないと言われたそうです。やはり、これが現実なのです。そこで、私は自分の宣伝を兼ねて、ダイアモックスといういい予防薬があることなどを詳しく説明してあげました。その後、100元ショップへ案内されましたが、私はこういうところは全く興味がありません。夜は早目の広東料理です。ここも、同様です。不思議なくらい今回の旅行のレストランはたいしておいしくないです。やはり、大きい店はこんなものなのでしょうか?それと不思議なのが、昨年は2回とも感じなかったのですが、今回はどこでも白飯、焼き飯に関わらず少し米の臭いが気になりました。水のせいか、米そのものかわかりません。

夕食が早い理由は、19時半からの上海雑技団を鑑賞に行くためです。昨年も行きましたが、幸い昨年とは同じ場所ではないようです。上海には3つの雑技団があるそうです。いつものことながら、体の柔らかいアクロバットの芸には感心します。こういうのは中国は得意です。帰りのバスで私が何気なく「安いマッサージ店を見つけた」と言ったのが波紋を呼び、私も連れて行って欲しいと何人ものお客さんに言われました。今更、後に引けません。希望者を募るとどんどん増え、7人を引率して、いよいよ「空飛ぶドクター」改め、添乗員になりました。歩いて、昼間見つけた美食街の周辺のマッサージ店へ皆さんを案内しました。でも、ここでプロでない私は大変なことにようやく気が付きました。安い店は小さいところが多いので7人も連れて行くと必ずしも全員がすぐに入れません。一軒目は片言の英語で1時間くらい待たないといけないと言われました。隣に行くと、店の人は誰も英語もわかりません。でも、客の中国人が少し英語がわかり交渉しました。何とか、5人はすぐにしてもらえそうです。でも、油断大敵でこちらが日本人の団体とわかると一人「60米ドル」と吹っかけてきます。私は責任があるので、いいや「60元」だと確認します。相手はあきらめました。

そこで、一仕事終えた私は向かいの美食街の小さな四川料理店へ行き、日本風の焼き魚と辛そうな四川麺を頼みました。焼き魚は少しだけスパイスが効いてとてもおいしかったです。でも、麺はさすがに辛すぎて鼻水が出ます。おいしい以前の問題です。少し注文を間違いました。本物の四川料理は怖いです!

それから、私自身は昼間地図で確認できたので、同じく昨年の病院視察旅行の時のホテルへタクシーで行きました。タクシー代も安いものです。ホテルに着くと、トイレだけ使い、懐かしい貧民街を歩きました。懐かしい60元のマッサージ屋を見つけました。90分間たっぷり揉んでくれて、60元です。最後の夜をのんびりと安く楽しみました。

4日目の最終日は朝の便で帰るだけです。帰りも社長さんとビジネスクラスです。早々と乗り込んだのが失敗です。中途半端なサイズの飛行機で、先にビジネスクラスに乗っていると、エコノミークラスの一般のお客さんがどんどん横を通って行くのです。仕事で来ている医者の私が成り行きとは言え、ビジネスクラスでバツが悪く下を向いていました。後で考えたら、わざと最後に乗り込めばよかったのです。とにかく、大した重病者も出ず今回も無事に添乗旅行は終わりました。



私は日本で唯一の「空飛ぶドクター(登録商標)」です。
旅行に添乗する専門医です。個人で、例えば末期がん患者
さんの旅行のお手伝いもします。興味のある人は私のウェ
ブサイト http://www.kanoya-travelmedica.com を参照
して下さい。

同行者
その他
交通手段
観光バス
航空会社
中国東方航空
  • 最高時速431KMのリニアカー

    最高時速431KMのリニアカー

  • 森ビルからの上海夜景

    森ビルからの上海夜景

  • レストランの入り口<br />(人件費が安いのか、どこのレストランも若い女性が入り口でお出迎え)

    レストランの入り口
    (人件費が安いのか、どこのレストランも若い女性が入り口でお出迎え)

  • 水郷、周荘(上海郊外)

    水郷、周荘(上海郊外)

  • 周荘

    周荘

  • 周荘

    周荘

  • 周荘

    周荘

  • 夜の上海クルーズ

    夜の上海クルーズ

  • 豫園

    豫園

  • 豫園の庭園

    豫園の庭園

  • 2010年上海万博予定地

    2010年上海万博予定地

  • 万博予定地

    万博予定地

  • 安食堂

    安食堂

  • 安い足マッサージ店

    安い足マッサージ店

  • 上海雑技団

    上海雑技団

  • 上海雑技団

    上海雑技団

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