2009/12/17　TOKYO→ROMA<br />2009/12/18　ROMA･VATICANO→FIRENZE<br />2009/12/19　FIRENZE<br />(Fiorentina - A.C.Milan)<br />2009/12/20　FIRENZE→MILANO<br />(Inter - Lazio)<br />2009/12/21　MILANO<br />2009/12/22　MILANO→TOKYO（12/23）<br />

激寒イタリアセリエA観戦の旅　～FIRENZE編～

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2009/12/17 - 2009/12/23

2771位(同エリア3820件中)

#サッカー

エリア

フィレンツェ(イタリア)

同行者: 友人

一人あたり費用: 15万円 - 20万円

交通手段: 鉄道

ローマテルミニ駅のチケット売り場。

行列に並んで30分ほどで自分の順番に。
事前にイタリア国鉄サイトでプリントアウトしていた時刻表を示して、2等車のチケット購入。
おひとり様44€。

イタリア国鉄（英語サイト）
http://www.ferroviedellostato.it/homepage_en.html

個人的にはドイツ国鉄のサイトのほうが高性能なので、こっちを利用することが多いです。
イタリア国内の列車も普通列車でなければ検索可能。
http://www.bahn.com/i/view/overseas/en/index.shtml
ヴェネツィア行きのESに乗り込んで約1時間半の移動。
イタリアの鉄道には珍しく美しい車両。
2等車でも非常に快適。
定刻通りフィレンツェS.M.N駅に到着。
早速ホテルにチェックイン。今度は迷わずに駅から5分で到着。
ローマからフィレンツェに移動してきて宿泊先がHotel Roma。ちょっとややこしい。

http://www.hotelromaflorence.com/
Booking.comで予約。2泊朝食付きふたりで€210.8。
ドゥオーモ周辺を散策して夕飯。

通りかかったOsteria Dell Agnoloのメニューを見るとリーズナブルだったので入店。
http://www.osteria-agnolo.it/italiano/home.htm

店の奥にはひたすらハムをスライスする生ハムチームのおふたり。
Vegetable Soup
5€
食べ掛けですが・・・
Salads Caprese
7€
Pizza Prosciutto
6€
ピザ窯担当のお兄さん。
寒さに負けてあまり期待せずに取り敢えずな感じで入ったのですが、意外と美味しかったです。

お店を出たらかなり雪が強くなっていて、呼び込みのお姉さんも重装備です。
翌日の朝食風景。

前日のローマのホテルと並んでいるものはほとんど一緒でした。
前日よりは控え目な盛り付けっぷり。

ヨーグルトに載せたクランベリージャムが非常に美味しかった。
さて朝食後はピサに行こうとS.M.N駅にい行ったのですが、昨夜からの雪が結構積もっており、ダイヤはめちゃくちゃです。
全然列車が発車する気配がありません。
ピサを通る列車に乗り込み結構な時間待ったのですが、いつ出発するのやら。

2時間くらい待って動かなそうだったのでピサは諦めて撤収しました。

写真は8時前の列車ですが10時半近くになってもピクリともしません。
仕方なくフィレンツェの街中をあてもなく散策。

フェラーリショップで暖を取る。
ライコネンのマシンが飾ってあった。
寒さに耐え切れず体温回復のためにお茶の時間。

レプブリカ広場前のカフェへ。
Le Giubbe Rosse
http://www.giubberosse.it/home.asp
店内には寒さを逃れてカフェ中の人たちがチラホラ。
cappuccino
1.6€
魅力的なドルチェたちが鎮座しておりまする。
体が温まったところでドゥオーモへ。
中に入ると意外と大勢の人が。これも寒さゆえ？
壁の色のせいか他の教会よりも全体的に明るい印象。
なんと隣のジョットの鐘楼は急遽お休み。
雪の影響か。
翌日に再チャレンジだ。
はからずもヴィオラショップに遭遇して若干テンションアップ。
さすが店内は充実の品揃え。
しかしここでは衝動買いしません。
夜にはスタジアムに行くのですから。
ヴェッキオ橋に到着。
外観は橋というより増改築を重ねた長屋のような佇まい。
橋の上は両サイドぎっちりお店で埋まっていて、橋上の気配はありません。

右も左もすべて貴金属店。
用事はないのでそそくさとスルーです。
だいぶ空模様も回復して来ました。
お腹も空いたので休憩。

サンドイッチ4.7€とカプチーノ3.1€。
勢い余ってラザニア6.8€も追加オーダー。
先にパンを完食してしまいペース配分に失敗。
味はやや酸っぱめ。
ショーケースには他にも美味しそうなアイテムで一杯。
お店の名前は忘れてしまいましたが、若干お高めの価格設定でした。
シニョリーア広場のヴェッキオ宮殿。

ここの手前の右に折れると目の前にあるウッフィツィ美術館へ。
予約していた時間の15分くらい前に3番窓口で予約メールを提示するとスムーズに発券された。入場料6.5€予約料4€。

こちら↓が公式予約サイトのようですが、
http://jp.firenze.waf.it/

こちら↓で頼んだ方が安かったので、こっちで予約しました。公式で埋まっている枠でも電話で取れることも多いようです。
http://www.amoitalia.com/museo/booking.html
しばらくすると登録したメールアドレスに確認メールが届きます。

あとは現地スタジアムのBox Officeにメールを持って行きパスポート提示するだけ。

チケット代＋予約料3€（1枚あたり）だけなので、予約代行業者に依頼するよりも遥かにお得！
チケットは事前に日本からTicketOneで予約しました。
英語画面表示を選択できます。
http://www.ticketone.it/

最初にFormのところでBuy with "Chosen in Map"を選択するとスタジアムの座席ブロック図が表示されます。

ブロック図で購入したいエリアをクリックすると、詳細な座席表が表示されます。

ピンク表示のところが購入可能な席なので、クリックして座席指定を行い、あとはカード支払い情報や個人情報の入力を行えば予約完了です。
美術館を後にして、いよいよアルテミオ・フランキでのフィオレンティーナvsA.C.ミラン戦へ向かいます。

S.M.N駅前のタバコ屋さん前から17番バスに乗車。あとは全身紫づくめのおじいさんがどこで降りるか見張ってるだけでOK。
途中で他の紫部隊も乗ってきます。
しばらくすると紫部隊の様子に落ち着きがなくなり、無事スタジアム近くのバス停に到着。

バス停前にはヴィオラショップが待ち構えています。
街中のショップよりも広くて品揃え多数。

しかも一部正規品が安くなってたりもします。
そしてついにアルテミオ・フランキに到着。
アドレナリンが一気に分泌されます。

が、試合2時間前とはいえ、それほど人が集まっていません。ミラン戦なので相当お客さんが来るはずなのですが。

しばらく外で開門を待っていましたが、あまりにも寒くなってきたので先程とは別のグッズショップへ。
スタジアム前のこのショップで時間を潰していると、お店の人から信じられない言葉が、、、

「今日はスタンドの雪が残っていて危険なので試合は中止になりました」

さすがにこれを受け入れるにはちょっと時間がかかりました。完全に凍りついて固まってしまいました。危険の無いように正しく座って観戦しますから・・・。

後でわかったのですが、この節は全部で4試合も雪で延期になったそうです。

天候はどうにもならないとは言え、非常に残念。
翌日のインテル戦にすべてを掛けます。
余りにもしょんぼりして抜け殻のようになっていたら、お店の人が応援歌のCDをくれました。。。
現地まで来た他の皆さんもトボトボと家路に着きます。

意気揚々と集団でスタジアムに現れたミランサポーターの集団は、いったいどこまで帰ったのだろうか。まさかミラノ？
無言でバス停まで歩き、

ちなみに17番バスのS.M.N駅行きは、降りた場所とは別の道を通るので要注意。

夕飯のお食事どころを色々と物色する気力もなく、前日と同じお店に行くという安牌作戦。
最初に頼んだスープが既に売り切れだったため、変わりに店員さんのお薦めで頼んだRibollita5.5€。
これが思いのほか美味しく腹持ちよい感じ。
ピザ必要なかったかも。

Ribollitaとは「Ri（再び）」「bollita（煮る）」という意味らしく、豆や何種類もの野菜をパンと一緒によく煮込んだスープ。
スープといってもほとんど汁気はありません。

トスカーナの家庭料理らしい。
Pizza Capricciosa
6.5€
がっかりしたことは一晩寝て気分一新。

翌朝は朝早くからジョットの鐘楼6€に登ります。
ここの階段は息が切れるほどの段数もなく、あっさり登頂。
鐘楼から見たドゥオーモ。
色々なサイトでよく見かけるアングルです。
逆光ですが雪に覆われたフィレンツェの町並み。
試合中止のことを思うと、この快晴っぷりがなんとも恨めしい限り。。。
午後からミラノに移動する予定でしたが、「ミラノに移動できずに今夜も試合観戦できず」などという最悪の事態を避けるため、早めにホテルをチェックアウトしてミラノに向かいました。