2009/12/10 - 2009/12/14
36141位(同エリア49800件中)
菊花さん
遊ぶときは貪欲に、真剣に。
3日目は、マングローブの干潟から巨大な岩のゴロゴロした滝、獣道を超えてゲータ川をザブザブ。鍾乳洞をゴソゴソ。
1日目:早朝羽田発、那覇・石垣経由、14時頃西表島着。
2日目:西表島(仲間川カヌー)→旅行記(1)
3日目★西表島(ゲータ川と鍾乳洞)→旅行記(2)
4日目:AM西表島(南風見田の浜)、PM竹富島→旅行記(3)
5日目:AM竹富島、PM石垣島、那覇経由、19時頃羽田着。→旅行記(4)
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
-
●3日目
昨日は腕を使って遊んだので、今日は足を使って遊ぶのだ。
今日は、「島廻遊(しままりあしび)」の
http://www.simamariasibi.com/
「サワートレッキングと西表島自然観察」に参加です。
ガイド氏に合流するために8時32分大原発の路線バスで、上原まで向かいます。 -
シーズンオフだしバス貸しきり状態かも?と思っていたら、湯布島の水牛案内人をやっている某オジイと途中までいっしょでした。ちょっとびっくり。
上原までの道では、電柱ではなく電線に留まっている
カンムリワシ(国の特別天然記念物!)を目撃。
元東京都水道局勤務!のバスの運転手さんが、路肩のV字溝の理由や(セマルハコガメ(国の天然記念物))が溝に落ちても這い上がれるように)、歩道脇につけられたアルファベット&数字の理由を(この下にイリオモテヤマネコ(国の天然記念物)用の地下道があり、センターでその生態を記録している)、説明してくれたのでした。 -
上原でガイド氏と合流。車で今日のフィールド、ゲータ川に向かいます。
駐車場から降りていったのは、ゲーダ川の隣の川(名前失念)。
川底は河口なのに大きな石が敷き詰められたようになっており、しかもその石には井戸のような穴が。 -
これ。ポットホールと呼ばれています。
窪みに小石が入り、それが川の水流で洗濯機の中の洗濯物状態でグルグル回ることで窪みが削られ、何千年だか何億年だかかけて石に穴を穿つのだそう。 -
そんな川も、数分歩くと浜に出る。
「このへんはモズクがとれるんですよ。春になるとオバア達が採りに来ています。あ、僕も採ってます。塩漬けしておけば1年くらい保つんですよ」とガイド氏。 -
マングローブ林を掻き分けて巨大シジミを探しにいくと…いました、いました。大きいっすねー。
これじゃあ味噌汁の具ではなくて味噌汁の椀だよ。
マングローブの気根に紛れて、ちょっとだけ顔?を出しているシジミや、堂々と姿をさらしているシジミが。
でも、この大きなシジミの殻を割って食べるカニもいるんだって。 -
泥干潟を歩いていると、突如ガイド氏がカニの穴をぐりっ!とほじくり…いました、シオマネキ。
右手のハサミが大きいのはオスだけで、このハサミはメスへの自己アピール。孔雀の羽と同じ原理ですね。 -
さて、いよいよゲータ川をのぼてゆきます。サワートレッキングですよ。
マングローブ林の泥干潟からすぐに石の川底に。
それもちょっと歩くだけで、どんどん岩が大きくなってゆきます。 -
ヒカゲヘゴの樹皮…というか葉の落ちた節の跡が、ちょっと竜っぽいよね。
こういう巨大シダ類を見ていると、その奥からティラノサウルスとか出てきそうな気がする。
「このシダ類は恐竜時代からの生き残りですからね」とガイド氏。
(ゲータ川で撮ったヒカゲヘゴの写真がイマイチなので、仲間川で撮った写真をUPしてます) -
この空洞。もともとは木が生えていたですが、所謂シメコロシノキに巻きつかれ、樹幹を奪われ、日照を奪われて、元の木が枯れて無くなってしまったのですね。
で、巻きついたシメコロシノキの本体が網というか篭状態で残って伸びている、と。
これも年月がたつとそれぞれの幹が太くなり、空洞を埋めてみっちり1本の木になるんだって。
サバイバルですねー。 -
で。私の足元もどんどんサバイバルになって行きます。
-
おや。これはキクラゲ!?
「せっかくだから試食用に2つ採って行きましょう」とガイド氏。 -
川の中をザブザブ進みます。
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只今、シメコロシ準備中。
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「滝の手前には2mを超える岩がありますよ」とガイド氏に脅されていたとおり、大岩を乗り越えて行くと…
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着いた、着いた。ゲータの滝(仮称)。
ここで昼食です。
滝の水でお湯を沸かし(写真は滝の水をお椀に受けに行くガイド氏)、イカスミのスープ、西表の天然モズク、お肉、そして先刻のキクラゲを入れた八重山そばですよ!
温かいー、美味しいー。じーーん。 -
いろんなところに生えているオオタニワタリ。
寄生しているのかと思いきや、実はさにあらず。
根はそこに張り付くためにあるだけで、養分の吸い上げはしていないんだって。
だから岩の上でもOKなのね。 -
じゃあ、オオタニワタリはどうやって養分を得ているのかというと、なんと自ら広げた葉で皿を作り、中央に貯まった落ち葉を腐葉土化させて、それを栄養にしているんだってさ。
むむむ、おぬし、やるな。
だから、「あ〜、枯葉が詰まってる〜。かわいそ〜」とか言って葉をどけてしまうと、そのほうがよっぽど可哀想なんですね。 -
「これからなんですけど、コースは2つあります。1つのコースは、下って別な川に行ってみる。もう一つは、ちょっと下って別の道からこの滝の更に上の滝に行ってみる。どうしますか?」とガイド氏。
「上、行きましょう」と即答する私。 -
でもねー、この頃からポツポツと雨が降ってきたんですよ。
山の中にいると木陰になってあんまり分からないんだけど、空を見ると真面目に降ってますよ。
でも、行くのだ。 -
「山道といっても、西表の場合は整備された道じゃないんで。あ〜、この道は最近人が入った様子が無いですね。完全に獣道ですね〜」と言いつつ、スイスイ進んでゆくガイド氏。
負けずについてゆく私。 -
す、すいません。
山道としての整備がどうこうってのは気にならないんですけど、いちいち植物が茂りすぎていて足元が見えないですっ! -
でも、着いた!!ゲータの奥の滝(仮称)。
そもそもこれらの滝には名前がついてないんだって。
というか、西表島の滝には名前がついてないものの方が多いらしい。
それだけ小さい、知られていない滝が多いということ。 -
それにしても面白いのが滝を構成している岩。
まるで人工物のようにスッパリ・ピッチリ90度で割れている。
滝の下に落ちている岩も断面は見事に90度(角はとれてるけどね。)方状節理ってやつですな。
ガイド氏の奥様手作りのバナナケーキをおやつにいただき、コーヒーを飲んでしばし休息。 -
でも雨がぜんぜん止みそうに無く、覚悟を決めて下山。
ガイド氏は「負け惜しみじゃないけど、雨にぬれたほうが葉の緑が綺麗ですよね」と言っていて、確かにそれはそうだと思う。
思うんだけど…
でも、ゲーダ川は明らかに増水している上に水が濁って川底が見えにくいし、土も滑りやすくて足元不安定だし、そもそも私のカメラが防水仕様じゃないしで、下山の途中の写真は無し。 -
いったん駐車場に戻ると「今日は順調に歩けたのでまだ時間があります。
何処か行きたい場所はありますか?鍾乳洞とかどうでしょう?」とガイド氏。
「鍾乳洞、行きます!」またもや即答する私。
車で5分ほど移動して、鍾乳洞のある森へ分け入ります。
途中でガイド氏が「この掘った跡はイノシシですね」と獣道の脇を指し示す。
しかも「イノシシの臭いがしますね。先刻まで此所にイノシシがいたんですね〜」とのこと。
え、いや、あの、イノシシの臭いって…?ごめんなさい私都会っ子なので分かんなかったです。 -
ガイド氏には「今日はライトのちゃんとした装備が無いので、距離が短い鍾乳洞しか案内できないですけど」と言わる。
が、結局、1分程度で通り抜けてしまう鍾乳洞も、天井が高めで広い鍾乳洞も、四つ這いになって進むような長めの鍾乳洞も歩いちゃいました。
携帯電話とカメラの光源で案内してくれたガイド氏の技にブラボー!を。 -
上原港のバス停まで戻ったけれど、バスまでまだ時間があったので、星砂の浜まで送ってもらう。
ガイド氏とはここでお別れです。
「島廻遊(しままりあしび)」さん、ありがとうございました。
ゲータ川や鍾乳洞の周辺はザザ降りの雨なのに、上原港の周辺は雨はほどんと降っていなかったもよう。
星砂の浜も曇天ながら雨が降る様子もないので、バスの時間までちょっぴり浜遊び。
波打ち際の砂に指を当てて裏返すだけで、簡単に星砂が見つかります。
あまりにあっさり見つかるのでちょっと拍子抜け。 -
ハイビスカスの花&ススキの穂という組み合わせを12月に見られる、という事実に呆然としていると、バスが来ました。
-
15時40分頃のバスで、宿のある大原まで約1時間、バスに揺られて帰ります。
星砂の浜では曇天だったのが、ピナイサーラの滝が見えるあたりから雨粒が大きくなり、大原の手前までは豪雨。
でも大原のバス停付近は雨がパラついている程度だったのでカッパを羽織って小走りで宿へ。
オバアが出してくれたおやつを食べてほこほこ。
今日のメイン活動は終了なり。
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