日本の旅　関西を歩く　兵庫、尼崎の久々知須佐男神社とＪＲ福知山線脱線事故現場周辺

2009/11/20 - 2009/11/20

近松 門左衛門の墓がある廣濟寺（こうさいじ）に隣接する久々知須佐男神社（くくちすさのおじんじゃ）は諏訪大明神・妙見大菩薩・牛頭天王（ごずてんのう）を祀り久々知妙見として知られている。かつては近松門左衛門ゆかりの廣濟寺と一体で芸能人や商人の間では妙見信仰が盛んで、近松が広済寺を信仰したのも妙見信仰の影響があったとされている。
久々知須佐男神社の近くには２００５年４月２５日にＪＲ福知山線尼崎駅 −塚口駅間で発生し、死者１０７名、負傷者５６２名の犠牲者を出す大惨事となったＪＲ福知山線脱線事故現場がある。
事故を起こした列車は、尼崎市久々知（くくち）の半径３００ｍの右カーブ区間を走行中の宝塚発ＪＲ東西線経由片町線（学研都市線）同志社前行きの７両編成上り快速電車だった。
列車の前５両が脱線して、先頭２両は線路脇の９階建てマンションに激突し、先頭車は１階駐車場へ突入、２両目はマンション壁面へぶつかり大破している。
事故を起こした列車は、直前の停車駅である伊丹駅で約７０ｍオーバーランし約２分遅れたことで運転士が遅れを取り戻そうと制限速度を超えたことと考えられている。
半径３００ｍの右カーブ区間は見たところそれほどの急カーブとも思えないが制限速度７０Ｋｍを４０Ｋｍ以上オーバーしたことが原因を考えられている。乗客の立場ではスピードオーバーで脱線が生じるなど思っても見ないことだが、人間なら誰でもミスを犯す可能性があり、一瞬のミスで生じた大惨事はあまりにも悲惨だ。
事故現場には慰霊献花場が設けられており、犠牲者の冥福を祈った。
鉄道会社はこの事故を教訓に安全対策を充分施し、２度と悲惨な事故を起こさないことを願っている。
（写真はＪＲ福知山線脱線事故現場のカーブ）　

エリア 尼崎(兵庫)

　久々知須佐男神社（くくちすさのおじんじゃ）の説明。

久々知須佐男神社（くくちすさのおじんじゃ）の光景。

　 久々知須佐男神社（くくちすさのおじんじゃ）の光景。

　 久々知須佐男神社（くくちすさのおじんじゃ）の光景。

久々知須佐男神社（くくちすさのおじんじゃ）の光景。

須佐男神社の由緒説明。

　 久々知須佐男神社（くくちすさのおじんじゃ）の光景。

　久々知須佐男神社（くくちすさのおじんじゃ）の光景。

久々知須佐男神社（くくちすさのおじんじゃ）の光景。

　久々知須佐男神社（くくちすさのおじんじゃ）の光景。

近松公園近くの街並み。

　 近松公園近くの街並み。

　 近松公園に近いＪＲ福知山線脱線事故現場。

近松公園近くの街並み。

近松公園に近いＪＲ福知山線脱線事故現場。

ＪＲ福知山線脱線事故現場を通過する列車。

ＪＲ福知山線脱線事故周辺の光景。直前の停車駅である伊丹駅方向は直線が続いている。直線でスピードが出すぎたのかも知れない。

ＪＲ福知山線脱線事故周辺の街並み。

ＪＲ福知山線脱線事故周辺の光景。

ＪＲ福知山線脱線事故周辺の街並み。

列車が脱線して激突したマンション。１階の事故の傷跡が痛々しい。

ＪＲ福知山線脱線事故現場にある慰霊献花場の案内。

列車が脱線して激突したマンション。１階の事故の傷跡が痛々しい。

列車が脱線して激突したマンション周辺の光景。

列車が脱線して激突したマンション。１階の事故の傷跡が痛々しい。

列車が脱線して激突したマンションに面している尼崎市中央卸売市場。

列車が脱線して激突したマンション前の線路。

マンションに面している尼崎市中央卸売市場。

列車が脱線して激突したマンションの光景。

列車が脱線して激突したマンション前の街並み。