2009/12/02 - 2009/12/04
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パータソンさん
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インド一人旅に出たい!と思い続けながらも、
周囲の反対をおしきれずにいた約5年間。
周囲を説得して実現したインド一人旅。
もっと早く行けば良かった。。
どっぷりインドにはまって帰ってきました。
11月30日 関空発→香港経由→デリー
12月1日 デリー
12月2日〜4日 バラナシ
12月5日 アーグラー
12月6日 アーグラーからデリーの空港へ車で移動
12月7日 香港経由で関空へ
- 同行者
- 一人旅
- 航空会社
- キャセイパシフィック航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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-
デリーからの寝台列車で朝起きたときの車窓。
霧が深い。そのために列車が遅れている様子。
霧の中に、人が座っているのが見える。
みんな朝トイレ中である。
インドの広い大地はトイレにもなる。 -
車窓パート2。田舎の家。
洗濯物から感じられる、家の暖かさ -
結局 バラナシ駅には3時間遅れで到着。
霧のせいとか。ただ、特に説明はない。
今回は終点なので、安心して乗っていられた。 -
ツアーの送迎で案内されたのは、HOTEL VAIBHAV
バラナシ駅のすぐそば。
チェックインまで1時間あったので、
どこかで朝食を食べたいとガイドに要望を。
彼のバイクで、レストランまで連れて行ってくれた。
普通にバイクにまたいで乗ったが、
途中、インドの常識からかけ離れていることに気づく。
インドの女性は皆、横乗りでバイクに乗ってた。
走っている間かなり恥ずかしかった。。
朝ご飯中はガイドが目の前に。
名前は忘れたが、かなり笑顔がかわいいインド人。
そこには、ころっと騙さるパワーが隠れてそう。
車をチャーターしないかと笑顔で勧誘される。
来っ!そうくると思ってたよ。
私にも学習能力はある。
彼の笑顔にはなんとか勝った。 -
朝食を終えてチェックイン
バラナシ大学で日本語勉強中というホテルマンに
部屋まで案内してもらう。
「ゴフンゴニオユガデマス」という日本語を教えた。
「5」は理解しているため、
なぜ「ゴ」が2回出てくるのかと不思議そうだった。
インドのシャワーはすぐにお湯が出ない。
私も蛇口をひねってから5分後にホットシャワーを浴びた。
シャワーを浴びながら考える。
私の今回の旅の目的は「ガンジス川」だ。
なのに、こんなにガンジス川から遠いホテルでいいのか?
別にいいホテルに泊まりに来た訳ではない。
絶対にいらなそうな荷物だけを残し、
バックパック(15リットル)を背負ってホテルを出た。 -
ホテルを出て行こうとすると、ガイドに呼び止められた。
ホテル前のオートリキシャは危ないから、
少し離れたところでつかまえた方がいい。と。
私のバックパックは本当に小さいので、
特に荷物を持っていることを聞かれることもなかった。
もう一度バイクにのって、
一つ角を曲がったところでおろされる。
そこで近づいて来たオートリキシャに乗った。
「ゴードウリヤーまで」
途中で道ばたに止めて、後ろを向いて話始めた。
「私には日本人の友達がいる」
見せられたのは、日本人の女の子の写真と
「彼は本当にいい人です」と書かれた推薦文。
「三日間チャーターしないか?」
日本語の推薦文を見て、
より頼みたくなくなる私は天の邪鬼なのだろうか。
私には日本語の推薦文は逆効果に感じる。 -
目に飛び込んで来たガンジス川
リキシャワーラーにつれてこられたのは
ケーダールガートだった。
彼はガンジス川に着いてもなお勧誘してきた。
初めて見るガンジス川をゆっくり見たい。
ゆっくり味わいたかった。
初めてのガンジス川での思い出は、
オートリキシャーをただひたすら断ったこと。
今考えると、とても悲しい。
でも、これも本当のインドの姿。 -
ガンジス川沿いに泊まれる場所を探し始めた。
地球の歩き方にのっていたOm Rest Houseを目指す。
あの有名な久美子ハウスの裏だ。
久美子ハウスを目印に、ガンジス川沿いを北上していく。
この間もガンジス川を味わう余裕はなかった。
「ボート?」「ホテル?」「ジャーパーニ?」
私は頑なに無視を続けた。
写真を撮っている余裕なんて正直なかった。
この2枚のガンジス川の写真は後で撮影したものだ。 -
久美子ハウスを見つけた!
この横のガートを上がって行く。
ガートには久美子ハウスに泊まっていそうな
日本人が何人か座っていた。
これが有名な。。と入り口をのぞいていたら、
シャンティさんに手招きされた。
ちょっと入ってみたくもあり、
誘われるまま中に入ってみる。
中にはあの久美子さんが。
「2泊なんですけど」
と言ったら、ため息をつかれ
「一番奥のベット開いてるから見てみて」と。
階段を上っていると、シャンティさんが、
「手すりちゃんとツカマッテクダサイ」
噂通りのおせっかいっぷりを披露した。
ベットが10個くらい並ぶ。
確かに一番奥のベットが開いていた。
枕側には窓があり、ガンジス川が見える。
ベットのマットレスはぺったんこ。
清潔感はないけど、ガンジス川。
私は2分くらいそこに座って考えた。
すると、ガートに座っていた日本人が入って来た。
いかにも長く滞在してますという風貌に、
2泊では絶対に交流は不可能というオーラを感じた。
とりあえず、Omにもいってみよう。
私は階段を降り、久美子さんに他も見てみることを伝える。
寝袋もかすのに。。と残念がってくれた。
確かに長い人多いから居心地悪いかもねと。
先ほどのため息とは違い、いい人と感じた。
「有名な方にお会いできて光栄でした」と久美子さんに言い、
「他のゲストハウス泊まると、朝、首なくなる」
とシャンティさんに言われながら、久美子ハウスを出た。 -
そして少し歩いてOmRestHouseに到着。
今はドミトリーしかない。と。
一階のベッドに案内される。
3つしかベットはなく女性部屋という。
隣のベットには日本語の本が散らばっていた。
ベットのマットレスはふかふかで。
窓はないけど、奇麗でこじんまりでいいかも。
一人旅の日本人の女の子もいるみたいだし。
ここに決めた。
こうして、りっちなツアーの部屋を無駄にし、
このベット一つが、私のバラナシの寝床となた。 -
とりあえず、たまっていた洗濯を片付け、
屋上に干しにあがってみる。
屋上からはガンジス川が。
やっとゆっくりガンジス川を見れた。
でも、なんだかまだ
ガンジス川に来たという実感がわかない。
気分が高揚していて、ふわふわした気分。 -
宿も確定したところで、ガンジス川ぞいを歩いてみる。
やはり客引きが多く落ち着いてガンガーを眺めることはできない。 -
一番しつこかったのが彼。日本語で話しかけられる。
「僕の兄さんの奥さん日本人。僕の店きてみる?」
「ガンジス川でバタフライ。長澤まさみの写真みる?」
どうやら、バラナシでは長澤まさみフィーバーのようで。
あまりにしつこいので、一緒に歩きながらバラナシを案内してもらう。
「なぜバラナシはホーリープレイスなの?」
「そんなん、知らないよ。昔から」
「沐浴は毎日するの?」
「もちろん」
「やっばり朝するの?」
「時間なんか決まってない。好きな時間にする」
火葬場も案内してもらった。
人間を焼くということ自体は日本と同じなわけだが、
やはり壁もなくその光景を目の当たりにするのは衝撃であった。
自分もいつかこのような姿になるわけで。
この姿になった時に後悔のないよう生きたいと心から思った。
さて火葬場で注意が必要なのが、
「建物の中で上から見れるからおいで」
という誘いである。
上がったが最後、薪代を請求されます。
私は上がらなかったのに薪代を請求されました。 -
ガンジス川沿いのスロープで子供が滑り台。
最高の笑顔です。子供の笑顔にはいやされます。
そういえば、凧揚げをしている子供も大勢いました。
このあたりで、先ほどの客引きの彼と別れました。
私が店に行く気がないと読み取ると。
「バカじゃないかー」
と言われてしまいました。。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- YAMAさん 2009/12/16 17:58:27
- インドって不思議な国でしょう
- パータソン 様
はじめまして、こんばんは。
旅行記はまだ続きがあるのですよね?
楽しみです、期待します。
インドは今までに3回行く機会が有りました、
2回目の、コーチン、カニャークマリ、チェンナイなどの南インドが
お気に入りです。
12〜1月でも寒くも無く、暑くも無く、
何より人々が、デリーやバラナシのように観光客づれしてなくて、ノンビリしていて、押し付けがましくなくスマートに親切でした。
デリーへ着いて早々に、高額支払いが色々あったようですが、
こちらが諦めるまで長い時間の説得を如何にかわすかが、あの国でぼったくりに遭わないテクなのでしょうね。
またインドへ行ってください、
南インドはシンガポール航空を使うと、あまり時間の無駄なくいけるようです。
東北部のダージリンなんかもインドっぽくなくて(人種が中国チベット系人が多い)面白かったですよ。
YAMA
- パータソンさん からの返信 2009/12/18 00:07:20
- RE: インドって不思議な国でしょう
- こんばんは。コメントありがとうございます。
自己満足で書いていましたが、
このようなコメントをいただけるなんて嬉しいです。
続きも頑張って書きます♪
北インドだけでも本当に魅力的で、興味深く、
楽しくて楽しくて仕方なかったのですが、
インドにはまだまだ色んな表情がありそうですね。
南にも是非旅行で行ってみたいです。
絶対に、またインドには行くことになりそうです。
YAMAさんの旅行記も拝見しました。
ポカラのトレッキング、いってみたい場所の一つです。
素敵な写真にさらに行きたくなりました!
> パータソン 様
>
> はじめまして、こんばんは。
>
> 旅行記はまだ続きがあるのですよね?
> 楽しみです、期待します。
>
> インドは今までに3回行く機会が有りました、
> 2回目の、コーチン、カニャークマリ、チェンナイなどの南インドが
> お気に入りです。
> 12〜1月でも寒くも無く、暑くも無く、
> 何より人々が、デリーやバラナシのように観光客づれしてなくて、ノンビリしていて、押し付けがましくなくスマートに親切でした。
>
> デリーへ着いて早々に、高額支払いが色々あったようですが、
> こちらが諦めるまで長い時間の説得を如何にかわすかが、あの国でぼったくりに遭わないテクなのでしょうね。
>
> またインドへ行ってください、
> 南インドはシンガポール航空を使うと、あまり時間の無駄なくいけるようです。
> 東北部のダージリンなんかもインドっぽくなくて(人種が中国チベット系人が多い)面白かったですよ。
>
> YAMA
>
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