2009/10/31 - 2009/10/31
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puricさん
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岡山と香川を結ぶ瀬戸大橋の足元・下津井はかつて北前船が出入し、おおいににぎわっていた町でした。
今はところどころにその面影を残す、4つの漁港がある静かな港町です。
ちなみにここへ行こうと思い立ったのは、横溝正史の「悪霊島」を読んだから。
新幹線で岡山へ。
岡山駅から瀬戸大橋線に乗り、児島駅下車。
そこからジーンズの町、児島のあたりを循環している下津井電鉄のバスに乗っていきます。
訪れた11月は名物の下津井蛸の天日干しの光景があちこちで見られました。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス
-
バスは下津井港前で降りました。
4つある漁港のひとつ、下津井港です。
このあたりはまだ観光地というよりは普通の住宅街。 -
下津井港
-
今はとっくに廃線となった、下津井電鉄の「下津井」駅だった場所。
保存されている車両が見えます。 -
下津井電鉄はJR瀬戸内線の「茶屋町」駅を始発とし、児島を通り、鷲羽山を通って下津井まで続いていた私鉄。
今はバス運行がメインで大阪とを結ぶ高速バスもある。 -
なんかトロッコ列車のようなハイカラな車両も見えます。
このあたりは昔の下津井駅の駅舎でもあったので、本物なのか後から作ったのか、形ばかり駅と線路も残っている。 -
この建物は車庫?だったのでしょうか。
随分廃れてしまっていて、屋根の役割を果たしてない! -
高台から瀬戸大橋と下津井の街並みを見下ろします。
迫りくるような巨大な橋と、町並みの距離感が面白い。
街中でゴジラやエヴァンゲリオンを見かけた時ってこんな感じなんだろうねー -
瀬戸大橋のほうへ歩いていきます。
ここは賑わう観光地とは言えません。
釣りをしてる人が圧倒的に多い。 -
「釣りバカ日誌18」に出てきました。
浜ちゃんが釣りをしていたらスーさんと出会う、みたいな場面だった気がします。 -
ここはちょうど、下津井観光案内などで出てくる町歩きルートのスタート地点になる「祇園神社」の付近。
この辺りだけすごくきれいに整備されています。
最高の眺め。 -
祇園神社は高台にありますが、その階段の下に戦艦「陸奥」の砲弾がありました。
なぜ広島で沈んだ「陸奥」の砲弾が、ここに展示されてるのかはよくわからない。 -
祇園神社にいく
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祇園神社からの景色
うつくしいー -
この神社がある高台のどこかに、かつては砲台があったともいいますが、場所はどこかよくわからなかった。
この神社の場所は付近の地形の中で一箇所、海にぐっとせり出す形をしており、確かに砲台を設置するのに適した場所。 -
海のそばの町は坂道や階段が多いが、ここも同じく。
階段のそばには荷物を引っ張り上げるリフトのようなものが設置してありました。
お年寄りが多い町ほど高齢者に優しくない地形をしているっておかしい!
バイクや自転車などフットワーク軽い若者こそ、地方に住むべきではないか
若いうちに階段とかで筋力つければ年とっても元気でいられそうな気がするし、不便な中に身を置くほうが便利を求めて斬新なアイデアが生まれそう -
セピア加工しなくてもセピアのような、懐かしい雰囲気。
時間が止まってる感じがします。 -
さらに進み、「第二下津井漁港」のあたりに近づいてくると、だんだん古い街並みの雰囲気が色濃くなってきます。
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蔵や商店が立ち並んでいます。
この付近は北前船の寄港地として、かつては大変賑わっていた。
江戸時代から明治の頃、北国と大坂を結ぶ商船が、瀬戸内海の港に立ち寄り、昆布や干物などの海産物を売っていた。
そして、この辺で栽培された綿花から作られた反物や衣類を北前船の商人に売る、所謂貿易を行っていた。
今でも児島はジーパンのオーダーメイドが有名で、繊維業の名残ですね。 -
よって、北前船寄港はたいへん目出度く、その時代と町の繁盛の象徴だったのですね。
船に乗ってたくさんの豪気な商人がたくさん港にやってきて、町は一気に活気づく。
お酒や料理を振る舞ったり、色を提供したり。
むかし下津井回船問屋は、そんな昔の下津井の様子と、歴史の移り変わりを詳しく知ることができます。
が、中は暗いのでブレまくって掲載できる写真はほぼゼロ。
何じゃそりゃ -
ここは昔の回船問屋を利用した建物。
1階は問屋の中の様子や下津井の歴史の展示があり、2階は昔の玩具みたいなのが展示してある -
昔のお酒のラベルとか
美人画は写真より夢があっていい -
なまこ壁がきれい
白い壁に瓦を貼り付けて、瓦の継ぎ目を漆喰で固めている。 -
吹上港へ進んでいきます。
かつてはこのあたりはメインストリートとして、すごく活気があったんでしょうね。
今も船がびっしり並んでいます。
下津井はタコが有名。
といっても明石、三原、瀬戸田など、瀬戸内海はどこでもタコタコタコですね。
昔淡路島で釣りをしていたらとんでもない手応えがあり、これは世紀の大物や!と必死こいて引き上げたらでかい蛸だった事がありました -
ここも立派ななまこ壁。
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さらに進み、瀬戸大橋が間近に迫ってきた。
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瀬戸大橋の真下。
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橋は小さな島を経ながら、香川県の高松までつながっていきます。
2段になってて上は道路、下はJR瀬戸大橋線の線路。 -
下は公園になってて、釣り人でいっぱい。
橋の下付近は魚が釣れやすいという -
瀬戸大橋を魚眼で下から。
背後には名峰鷲羽山。 -
超広角の魚眼でも納まりきらないスケール
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細い路地を楽しみつつ、高台からの写真を撮るため、田土浦坐神社(たつちうらにまします じんじゃ)へ向かいます。
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到着。
すっかり夕刻になっています。
瀬戸は日暮れて夕波小波
金田一耕助と磯川警部も鷲羽山から見下ろした、瀬戸の美しい海 -
神社からの光景。
魚眼レンズの広角すごい -
めちゃくちゃ急な神社の階段を下りると
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ねこがいっぱい。
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ねこパラダイス、ねこパラ
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うじゃうじゃいるー
岩合光昭の気分 -
都会と違い人を見ても逃げません。
近所で世話してるんでしょうねー。 -
エサを持ってないと知るやそっぽを向かれるpuric
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せっせともと来た道を歩いて、最初の下津井港前バス停に戻ってきました。
ここまで来なくても、循環バスなので瀬戸大橋の付近にいくつもバス停はあります。
それよりこんなに人気の無いところで本当にバスは来るのだろうか?と心細く、その中で正面に見える「下津井亭」という旅館から漂う、夕餉の支度の雰囲気、というか人の気配が温かかった。 -
まだ4時半くらいなのに、すっかり日が短くなりました。
ここからまたバスに乗って児島に戻ります。
帰路途中に鷲羽山の展望台があり、そこから橋との夕焼けという最高のシチュエーションを拝めるのですが、予習不足によりカメラを用意しておらず、バス車内からうっとり眺めて過ぎ去った。
この日は天気も最高だったので、勿体無い。 -
児島駅に到着。
岡山行きマリンライナーをぼんやり待ちます。 -
岡山からは高速バスで帰ります。
バスの時間まで、岡山駅のさんすてでうどんを食べた。
濃いけど美味しかった。 -
下津井の案内地図です。
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静かで穏やかな良い所でした。
またぜひ訪れたいと思います。
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この旅行記へのコメント (2)
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- 横浜臨海公園さん 2009/12/14 22:43:24
- 下津井
- puricさま、はじめてメッセージを差し上げます。
下津井の旅行記を興味深く拝見させて頂きました。
小生の拙旅行記で下津井を紹介しておりますが、たった15年前後で繁栄から事実上の限界集落への転落。
また、グリーンヒルホテル尾道から眺める尾道水道のポンポン船は何時まで見ていても飽きない存在です。
今後とも宜敷くお願いします。
横浜臨海公園
- puricさん からの返信 2009/12/14 23:25:09
- RE: 下津井
- 横浜臨海公園さま
はじめまして。コメントありがとうございます!
実は下津井を訪れるにあたって横浜臨海公園さまの下津井の旅行記をだいぶ参考にさせていただきました。当初は宿泊のつもりだったので、旅行記にありました下津井亭に泊まるつもりでいたのですが、都合により日帰りになってしまい、あまり町中を細かく見て回れなかった事が心残りになっています。今度は泊まりでもっといろんな場所を見て回りたいと思います。
また、横浜臨海公園さまの被爆列車の旅行記など、日頃から大変興味深く拝見させていただいております。
今後ともよろしくお願いいたします!
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