ストローン（Strahan）Gordon River Cruise

2008/12/28 - 2009/01/04

成田からシドニー経由でローンセストンに入って一泊。翌日レンタカーを運転して、丸２日間かけてストーローンに到着しました。
「世界一すてきな村」と言われていますが、かつては鉱石の積出港で、もっと栄えていたのでしょう。今は村というより「集落」といった感じです。
着いた日はシーフードとスパークリングワインを楽しみ、次の日は茶色い水のゴードンリバークルーズに出発！

お正月休みにも関わらず、他に日本人（と言うより東洋人）は見かけませんでした。

エリア オーストラリア

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: レンタカー

桟橋を出たカタマラン船は、まず最初にマッコリー湾口を目指します。
マッコリー湾内には生け簀がたくさん有り、魚の養殖が盛んなようです。

灯台の有る場所がマッコリー湾の湾口です。ほんとーに狭いです。
湾内は波も穏やかですが灯台の向こう側は波も大きく、白波がたっています。

船はUターンしてゴードンリバーの河口を目指します。
この日は風が強かったのですが、湾内は本当に穏やかです。

ゴードンリバーの河口付近です。
船はグッと速度を緩めてゴードンリバーに入っていきます。
さっきまで晴れ間も覗いていたのですが、どんどん雲が厚くなり、風も一段と強くなってきました。
水面も少し波立ってきました。

船はどんどんとゴードンリバーを遡っていきます。
河幅はどんどん狭くなっていきます。ほんと〜に狭いです。
回りには世界遺産でもあるタスマニアの原生林が広がっています。
天気はますます悪くなり、時々雨や霙が降ってきます。

船のスクリュー波の色に注目して下さい。
ゴードンリバーをはじめとしたタスマニア中部から南西部にかけての山岳地帯の川の水には原生林由来のタンニンがとても多く含まれているのため、ご覧のように茶色い色をしているそうです。
もちろん、飲んでも差し支え有りません。船のラウンジには試飲用の川の水が置いてありました。
私も飲んでみましたが、普通の水の味でした。タンニンの味（？）がすると期待していたのですが、残念でした。
この後、船は川岸の桟橋に接舷し、３０分間の原生林ウォークをしましたが、あいにくの霙模様で写真を撮れなかったのが残念です。
ヒューオンパインの大木をたくさん見る事が出来ました。

カタマラン船はゴードンリバーを後にして、再びマッコリー湾に戻ってきました。
船は、かつて監獄として使われたセーラアイランドに寄ります。
桟橋に接舷しているのが今回の観光船です。

島内には監獄の建物が朽ち果てた姿で残っています。
ポートアーサーと違い、辺境の島であったため住み着く人もいないため、廃墟の感じが素敵です。
廃墟マニア（？）の人たちには素晴しい場所かもしれません。
この後船は出発点であるストローンに向けて出発しました。

今回宿泊したホテル、Strahan Villageからみた夜の桟橋です。クルーズ船が停泊しています。
この桟橋付近が町の中心です。
港から坂道を上っていったところに住宅地があるのですが、ほんと〜に小さな町でした。