2009/12/06 - 2009/12/06
572位(同エリア667件中)
もろずみさん
北関東から下ってきた紅葉前線も一気に南関東を駆け抜けていきます。
茨城のコキアから始めて群馬・栃木・埼玉・千葉・東京と取材したので、残るは神奈川のみ。
鎌倉にしようかと思ったけど、久し振りに三渓園に行ってきました。
明治の頃、生糸貿易で財をなした実業家・原三渓が作り上げた三渓園は広大な敷地に山水を配置した名園です。
鎌倉や京都から建物を移築して古都の雰囲気もあります。
紅葉は少し遅かった感がありますが、雰囲気にマッチした絵が撮れるということで大勢のカメラマンが押し寄せていました。
鎌倉も混んでいそうでしたが、本牧も大盛況でした。
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横浜でも本牧はバスを使うので時間がかかります。
それもあってご無沙汰だった三渓園です。この前に来たのは十年以上前かな?
今日は雨上がりの好天ということもあってバスも満員でした。
まずはベンチで休憩だな。 -
時刻は12:00。
早くも丘の上の三重塔がシルエットになっています。
「古都の黄昏」とでも言いたいような絵ですね。
日の短い師走はこれだもの・・・。 -
まずは内苑から紅葉探し。
良いポジションは先客に占められていて順番待ちです。
でも雰囲気はありますね。 -
内苑には移築建物が点在していて博物館みたいです。
数寄屋造りの瀟洒な建物は、紀州徳川家の初代・頼宣公が紀ノ川沿いに建てた別荘で「臨春閣」と言います。三溪園 公園・植物園
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さすがに紀州の殿様の別荘だけあって、凝りに凝っています。
慶安2年(1649年)の築造ですから350年を経ています。 -
相当に京都を意識したんでしょうね。
竹林の奥に茶室があって京都郊外の風情。 -
このお堂は「天瑞寺寿塔覆堂」で多分ここで一番古いものの一つではないかな?
天正19年(1591年)に太閤秀吉が母の長寿を祝うため大徳寺境内に建てた寿塔の覆堂だそうです。 -
扉や欄間のレリーフの細工の細かさは秀逸。
という具合に建物を見て回るだけで旅行気分に浸れます。
どれもこれも貴重な文化財です。 -
と立ち止まっているうちに山影に入ってきました。
これは急がないと紅葉の写真にならないぞ。
ということで建物はほどほどにしましょう。 -
斜面を登っていく途中にある「聴秋閣」は紅葉に彩られていました。
二条城にあった春日局縁りの楼閣だそうです。
こんなものまで京都から持って来ちゃったんですね。三溪園 公園・植物園
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この辺りは鮮やかな紅葉もあって景色も楽しめます。
ただし、昨日の雨で足元が滑りやすいので石段には要注意。
足場がしっかりしないのでポイントが限られます。 -
普通の大名庭園と趣が違うのは急斜面があること。
高低差があるのでダイナミックな庭園になってます。 -
山の上には伏見城にあったという「月華殿」。
今日はお茶会が開かれていて内部の見物はできません。
散り紅葉がなかなかなものです。三溪園 公園・植物園
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見上げれば真っ赤な紅葉。
山中なので光が射すのは限られますけど。 -
一番奥まで登ってみました。
一つの庭園の中にこれだけの山があるというが凄いですね。
向こうの塔の建つ山もそこそこの高さがありますし。 -
「聴秋閣」を入れた逆光ポイントです。
愛宕念仏寺から下って来た鳥居本の紅葉風景と言ってもおかしくないかも。
気分はすっかり嵯峨野にワープ。(^^;三溪園 公園・植物園
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大きな銀杏の木の下にひっそりと佇む茶室。
散った銀杏の葉を掃除してないのが良いです。
ただし、これは滑るなぁ。 -
この茶室もただの茶室ではありません。
織田信長の弟である織田有楽斎の作と言われる「春草廬」です。
風に舞って来た紅葉は演出かな?三溪園 公園・植物園
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「海岸門」をくぐって外苑に出ます。
この門だって何か謂われがありそう。
建物の内部までじっくり見ていたら一日掛かりという広さですね。まだ半分も回ってません。 -
一旦大池まで戻って団子でも食べながらひと休み。
海沿いですから期待していたほどの紅葉は見られませんね。
かといって三渓園は別の面白さがあります。 -
外苑は建物が密集していないので散策路が長くて雰囲気が異なります。
落ち葉を踏みしめて歩くのも風情があります。 -
展望台「松風閣」は登っても、本牧埠頭が見えるだけで景色は良くありません。
「なーんだ」と思いつつ三重塔を目指すと、眼下に旧燈明寺本堂の大屋根が見えました。三溪園 公園・植物園
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で、こちらが旧燈明寺三重塔です。
燈明寺は聖武天皇の勅願寺で京都の加茂にありました。
現在は廃寺となり、本堂と共に買収されて移築されました。
この塔は康治3年(1457年)の建立で、関東で最古の塔だそうです。 -
塔から下りていく途中に早くも水仙が咲いていました。
今日見つけた花はこれと山茶花くらい。 -
下に降りると鎌倉から移築した旧東慶寺仏殿とか、合掌造りの古民家とかあります。
京都の大原辺りを思い起こさせるような草庵が良い風情。
どこまでも京都の晩秋にこだわってます。三溪園 公園・植物園
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もう少し真っ赤な紅葉があれば更に良いのですけど。
これくらいで我慢しておこうか。 -
ちょうどそこに日が射し込んで来ました。
そういうポイントは当然カメラマンの激戦地。
日曜より平日に来るべきだったなぁ・・・。 -
ちょっと離れればこういう写真になるんですけどね。
石灯籠や石仏や石塔も点在しているので、フォトジェニックな空間であることは間違いないです。 -
どうしても関東の紅葉は色が今ひとつ。
中にはこれくらいの真っ赤なのもあります。
一週間ほど遅かったのかも知れませんね。 -
それでもお手軽に古都の風情に浸れるスポットです。
何だか初めて来たみたいなコメントになりましたね。
それくらい久し振りで、何を見ても新鮮でした。 -
ということで横浜の紅葉スポットの筆頭に数えられる三渓園でした。
大体のポイントはわかったので、今度来るときにはもっと良い写真が撮れるかな?
帰りは満員のバスを嫌って根岸まで歩きました。
何だ、30分もかからないなら歩いてくれば良かったなぁ。(^^;
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