モロッコ旅行の思い出と感想（２）　　ラバトの素敵なレストラン

1998/02 - 1998/02

首都ラバトには二つのメディナがあります。
川の西、町側のメディナの中に“LE DINARJAT(ル・ディナルジャート）”という素敵なレストランがあります。
6,RYE BELGNAOUI- MWDINA, RABAT. TEL[phone]
ここへはディナーを楽しみに行きました。

町の中心を貫く広いBOULEVARD MESR（メスル通り）に面したメディナの塀の中ほどに、メディナに入る
路地のような小さな入り口があります。
その入り口に、ランタンを持った案内人が待っていてくれ、日が落ち店も閉店した薄暗いメディナの路地を
ランタンを照らしレストランへとエスコートしてくれます。それはもう映画の一場面のような感じで感激。

レストランの入り口は何の変哲もないのに、中に入るとそこはもうアラビアンナイトの世界。薄暗い店内では
三人の楽士がイスラム音楽を奏で、手の甲にヘナの装飾をしたモロッコ美女がサービスをしてくれます。
既に５〜６組のお洒落をした外国人カップルが来ていて、アラビックなインテリアの中、これも映画の
一場面の様です。
料理は、典型的なモロッコ料理のフルコース。　ここは、アルコール類が出ないのが寂しいが、料理は
とても上品で美味しい。　この後、フェズのパレ・ジャメイやマラケシュのラ・マムーニャに泊まって
食事したが、そこ等に負けない程の素晴らしい料理でした。　
メディナの中というロケーション、ランタンを持った案内人のエスコート、アラビアンナイトを思わせる店内、
美味なモロッコ料理と全ての非日常・非西洋世界の揃ったこのレストランは、エキゾチックさでは最高です。

この頃、まだ写真を余り撮ってないので　これで雰囲気が分かるかな？

エリア ラバト(モロッコ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: タクシー
• 航空会社: エールフランス

ランタンを持った案内人に、日が暮れた路地をレストランへと案内される。

前菜の盛り合わせ。この皿から始まるモロッコ料理のフルコースを堪能。
写真中のコメント、“カスバ市内”は“メディナ”の誤り

こんな料理が次から次へと出てきました。

ミントティーを右手を高くして、曲芸のようにして注いでくれます。

この手の装飾が“ヘナ”