2009/12/02 - 2009/12/02
961位(同エリア1186件中)
もろずみさん
都内には大名庭園がいくつもあって大抵は都立庭園になっていますが、彦根藩井伊家の中屋敷はホテル・ニューオータニになっています。
彦根藩は譜代の大藩なので中屋敷と言えども外堀の内側という好立地。
その前は加藤清正の屋敷だったというから、清正公の作庭した庭園でもあるのかと思いました。
詳しくはわかりませんが、明治維新後に伏見宮邸となって知られるようになったというから江戸時代のどこかで造られた庭のようです。
広さは4万平米で、晩秋には山茶花と紅葉が彩りを添える都会のオアシスです。
四谷からも麹町・永田町からも近いし、何かのついでに立ち寄れるミニ紅葉スポットです。
- 交通手段
- 私鉄
-
先週、天気の良い日に迎賓館に行きました。
いつも立派な門を見るだけですが、中に入れるそうです。
もちろん招待されたわけではありません。(^^; -
天皇陛下御在位二十年記念の特別公開でした。
初めて足を一歩踏み入れたところ。 -
真っ直ぐ行くと見たこともないゲートがあります。
一の鳥居を過ぎて二の鳥居に向かうようなものです。
ここで所持品チェックを受けます。 -
迎賓館の前庭です。
こんな立派な宮殿が日本にもあるのか、と圧倒されるほど豪華です。 -
正面から見上げてみます。
どう見てもヨーロッパの王宮ですね。 -
屋根の上には鎧兜の武者が睨みを利かせています。
日本らしさがこんなところに出ているわけです。 -
では建物の中へ、というわけには行きません。
この日の公開は前庭まで。
内部も年に何度か申し込めば観覧できるようですので、いつか入ってみたいものです。 -
さすがに車寄せのある正面から入るには相当の身分が必要でしょう。
左右の脇にも入口があって、こちらはかなり近づくことができます。
洋風建築の呼び名はわかりませんが、寝殿造りの正殿に対する脇殿にあたる部分です。 -
どうもこちらは北面なので一日中逆光のようです。
反対側の南面は今回は見られません。
パンフレットによると建物も日を浴びて、広い庭に大噴水などあるようです。 -
とは言え、滅多には入れない迎賓館ですから貴重な体験に違いありません。
やはりちゃんと申し込んで来てみよう。 -
皆さん、こういうチャンスを良く知っているなぁと思うほど大勢の人が見学に来ていました。
-
そういえば季節なのに迎賓館では紅葉は見られなかったですね。
南面の庭園も洋風らしいのでないかも知れませんね。
敷地続きの赤坂離宮にはありそうですが、そちらは入ることはできそうにありません。 -
この日は四谷から赤坂に抜ける寄り道でした。
寄り道で迎賓館を訪ねることなんて滅多にありませんけど。(^^;
紀伊国坂を下っていきます。 -
真田堀からホテル・ニューオータニが見えます。
ここには日本庭園があるから寄ってみよう。
ということで一週間後のランチタイムに訪ねてみました。 -
彦根藩井伊家の中屋敷の庭園は、典型的な回遊式の大名庭園です。
こちらから見るとホテルの建物も写り込まないので、雰囲気があります。 -
佐渡の金山から掘り出された赤玉石。
もちろん金が混じっている本物です。 -
枯山水の脇を抜けて茶室へと向かう道。
迎賓館とは正反対の日本庭園です。
やはり造りが繊細です。 -
竹林の間を抜ける小径。
わずかの距離を移動するだけでこれだけ景色が変わります。
回遊式庭園とは位置で景色ががらりと変わるという作庭ですが、基本に忠実ですね。 -
朱塗りの橋は3つ架かっています。
こちらが一番大きな清泉池に架かる橋です。
この上で写真を撮る人が多いので、しばらく待たないといけません。 -
橋の上からの風景。
ようやく都内の紅葉も始まりました。 -
では紅葉のありそうな所を探してみましょう。
茶室・和楽庵の入口付近の紅葉。
これくらい控えめなのが侘びを感じられて良いかも。 -
紅葉と言えば鹿とは花札のことです。
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鹿が見上げているのがこの紅葉というわけ。
部分的にはこれだけ紅葉が進んでいます。 -
まだ始まったばかりなので、全体的にはこんな感じ。
紅葉は庭園全体で40本くらいあるそうです。 -
園内にはレストランが離れになって点在しています。
こちらは鉄板焼きの石心亭。ランチは5250円から。 -
他には清泉亭・もみじ亭などもありますが、ランチメニューはほぼ共通です。
なだ万本店の山茶花荘は懐石料理になります。
そういえばサザンカは園内にたくさん咲いてます。 -
やはり平日のランチに5000円は贅沢かなと思う方は、ホテル内のビュッフェだと3000円台です。
庭園を見下ろせるガーデンビュッフェがリーズナブルです。
どこからか滝音が聞こえてきます。 -
なかなか見応えがある大滝は滝壺近くまで行けます。
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「紅葉回廊」にしてはちょっと紅葉が少なかったかな?
少し来るのが早かったかも知れません。
でも、毎週ニューオータニでランチというわけにもいきませんね。(^^; -
「紀尾井窯」と名付けられた陶芸用の窯です。
外国人が多いので、日本文化に親しんでもらおうという施設です。 -
園内には和風のオブジェがいろいろあります。
この十三重塔は南北朝時代のもので「四角大層坊塔」と言います。 -
そして、多数の石灯籠が点在しています。
上野寛永寺にあったものを払い下げてもらったと言います。
園内整備をしている人に聞いたら、3代・家光公や11代・家斉公の時代のものが多いそうです。 -
六面に十二支が彫られた春日灯籠です。
干支はそれぞれの方向を向いているそうです。 -
鎌倉時代の「寛永寺燈籠」です。
古いだけあって太くて無骨な印象を受けます。
名前の通り寛永寺にあったものです。 -
江戸時代の「濡鷺(ぬれさぎ)灯籠」です。
結構珍しい形のようです。
園内には40基以上の石灯籠があって、ちょっとした博物館になってます。 -
さて、そろそろ撤収します。
ガーデンタワーの方にも出入り口がありました。
これだとフロントロビーを通らなくても庭園に行けます。
ただし、ホテルの庭園はカジュアルな格好で行くとホテルスタッフに間違えられるので要注意です。
デジイチを持っていたら外国人にシャッター押しを頼まれること必至です。 -
ニューオータニの周囲は弁慶堀です。
弁慶橋から紀尾井坂に抜ける遊歩道は昔は通れましたが、崩れた箇所があって今は通れません。
そんな時はホテルの庭園を抜けるのが良いと思います。
ということで、ちょっとした赤坂散歩でした。
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