モン・ドゥ・ラルピーユ　Mont de l’Arpille 2,085M

2008/09/11 - 2008/09/11

この山も小川清美氏の《スイスアルプス・ハイキング案内》で紹介されているもので、モンブラン及び周辺の山々が見渡せるだけでなく、北のレマン湖に向かって直角に曲がるローヌ谷を見下ろす好立地に惹かれました。以前、フォルクラ峠から頂上付近まで延びるチェアリフトがあったというのも景観に対する期待を膨らませてくれます。
マルティニ駅からは、TMBの宿泊地ともなっているフォルクラ峠とローヌ谷に近いラヴォワール(Ravoire)双方に同じ位の頻度のバス便があり、どちらをスタート地点にするかは迷うところですが、時間が余った際の可動性を考慮して、この本の通り、フォルクラ峠発としました。
生憎、当日は曇りがちの天気であったうえ、キノコ取りのおばさんに教えてもらったものを自分でも見つけようと探してばかりで、あまり写真がありません。
晴れていればの写真は以下をご覧下さい。
10月末でも、未だこのように条件の良い時もあるのですね。
http://www.ueliraz.ch/2005/martigny.htm

エリア その他の観光地(スイス)

数日前のハイキングでゴールとなったフォルクラ峠から出発します。フランス国境のバルム峠は十字架の右に見える《山がV字になった所》の少し奥となります。

グラン氷河。

すぐに森の中のトレイルになりますが、視界が開けた場所も折々現れます。

きのこ取りのおばさんに遭遇。　黄色いのは、シャントレル(Chanterelle)。白くて大きい方の名は忘れました。このおばさんは、このように籠から取り出して見せてくれただけでなく、目の前で、シャントレルを探し出してくれました。

台地になったところ。頂上はもうすぐです。晴れていれば、この左にモンブランが見えるのですが。

こんな天気なので頂上での写真はこの１枚しかありません。

下りは、展望が良い草原が続きますが、ここは、もうゴールも近い1,435M地点。

結局この日は、おばさんに教えてもらったシャントレルの名を繰り返し口に出しながら探して歩きましたが、この様な少し似たものがあっただけで、本物は１本も見つかりませんでした。