2009/08/10 - 2009/08/10
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ももであさん
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旅人を見ると、放っておかずにはいられない…
イタリアの旅には、充分気をつけよう。
さもなくば、あちこちから親切が降って来る。
「笑顔には笑顔を。親切には親切を」
この “逆ハンムラビ”状態では、のんびり観光
どころではない。
彼らの優しさは、いったいどこから生まれるのか?
サン・ドナート・ディ・ニネーア(San Donato di Ninea)
山の上の、小さな小さな田舎町
その謎解きの一端はここにあり。
それは、DNAに刻まれた思い遣りの心根
それは、忘れかけていた何か。
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- 中国国際航空
-
アルトモンテの街中を出る。
エンプティランプは点きっぱなし。
今朝、村役場の人に教えてもらったガソリン
スタンドへ直行
際どかった。 -
教えてもらった道順を記憶通り辿ると、15分程
で見えてきた。
サン・ドナート・ディ・ニネーア
(San Donato di Ninea)
まるで人目を避けるよう、山の斜面にひっそり
と佇む山岳都市 -
まるで巨大パックマン!?
上下二層に大きな口を開けているよう。
上唇の先端には、小さな教会
周囲からは完全に孤立したコミュニティ -
地震が起これば、あっという間に壊滅しそうな
不安定な立地
大丈夫なのかな?
以前アッシジを訪れた際は、一週間後に大地震
に見舞われたが。 -
サン・ドナート・ディ・ニネーアは、ポリーノ
国立公園(Parco Nazionale del Pollino)に
属する。
イタリアで一番広い公園
オオカミ、ワシ、ヤマアラシも生息する。 -
街の小さな広場
15世紀以降、オスマン帝国の圧政を逃れ、
対岸のアルバニアから海を渡って移住した
人々が造った集落
イタリアの中のアルバニア
注目の的だった。 -
村のメインストリート
土産物屋は勿論、レストランすら一軒もない。
小さな村だが、8月15日「聖母被昇天の大祝日」
に向けて飾り付けが進んでいる。 -
とても急で狭い道路、そして複雑
しかしこれに怯んでちゃ南イタリア山岳都市の
旅は出来ない。
アマルフィ海岸がいかに楽勝に思えることか。 -
さっきの車だ。
野菜・果物の移動販売車だった。
村の上層部やお年寄りは随分と助かることだろう。
どこか懐かしい感じのする風景 -
何れもが、総二階建てのシンプルな造りの民家
フランスのどの美しい村で見た民家よりも、
庶民的な感じ。
帰ってきた。。 -
ももであの苦手な日差し。
炎天下蒸発してしまわないよう、ここで水分補給
出しっぱなしになっているから水は冷たく美味しい。 -
サンティッシマ・トリニタ教会
(Chiesa della Santissima Trinità)
17世紀に建造されたと言うことか。
剥げかけた文字をフェルトペンで塗りたくなるよ。 -
街の外観と同様、教会の中もとても質素
真夏で外は日差しが強いから、一時の良い休憩
になった。
上層のアッスンタ教会まではまだかなりの登り。 -
SS.トリニタ教会に付属した時計塔
何年に渡り時を告げてきたことか?
もも、自分は何故ここにいるのだろうね?
時の空が語りかける。 -
おー、洗濯物が元気そうにはためく。
ヨーロッパでは、景観保護のため外干しを
禁止する街が多い。
それが最近のエコブームで外干しが見直されている。
お天道様の匂いは良いよね♪ -
PIAGGIO社のApe50のShort Deck
50ccエンジンだがしっかり荷物を運んでくれる。
細い坂道ばかりの山岳都市では大活躍
実はこれ、日本でも発売されている。 -
教会広場を散策していると、どこからともなく
現れた兄妹
アルトモンテのおじいさんと同じくイタリア語
(アルバニア語?)の絨毯爆弾
元気で仲が良い! -
屋根瓦はただ置いただけの感じ。
台風のような強い風が吹けば飛ばされるだろう。
石で押さえているが、果たしてどれだけ効果が
あるだろうか。 -
下の広場から20分程で辿り着いたアッスンタ教会
(Chiesa dell' Assunta)
まるで天空に届かんばかりに青空と調和する
素朴な教会 -
とても小さな村の教会
30人も入ればかなり一杯になるだろう。
それでも中は一応、三廊式
外は石壁だが、天井は木造の珍しい構造 -
とてもシンプルな祭壇
聖母マリアの絵が飾られる。
両側から剥き出しの木で支えられている。
こんな素朴な手作り感覚の教会は初めて。 -
何故か貰ったキュウリ
「開運招福、家内安全」 心ばかりのお礼に金閣寺
のご守護札を渡す。
本当にこの子供達に良いことがあると良いな。
いつまでも笑顔と優しさを忘れないでいて欲しい。 -
教会広場から見た、下層の街並み。
下で暮らす人達が教会を目指すのは大変
お年寄りはApeかな?
足腰は強くなるのだろうけれど。 -
統一感のあるオレンジ色の屋根
山の緑の中で一際鮮やかに目立つ
例え古くても、美しい街の景観を保とうとする
村人の願い。
観光地で無くても、ずっと残して欲しいな。 -
標高800mの山中に建つアッスンタ教会
何とも自然と調和した暖かみのある美しい教会
ここを故郷とする子供達が何だか羨ましい。 -
丁度1,000年頃建造されたロマネスク様式の教会
急斜面にへばり付く村の頂上という特異な
ロケーションも手伝って、その美ししさ、
素朴さは群を抜く。 -
San Donato di Nineaの“Ninea”はギリシャ語で
Nymphaea(水の女神)の意味
名前までが美しい
鮮やかな静けさと暖かな微笑みが似合う街 -
村の娯楽は何だろう?
ここはニューシネマ・パラダイスでもない。
そもそも無い物ねだりというものか?
住めば都? -
教会すぐそばの、兄妹が住む家
下の広場まで降りるだけでも大変
ヒューマン・スケールで造られた道は、車が通る
ことを考えていない。
それが良いんだろうね。 -
1950年頃は5,000人近くあった人口も、今では
1,700人にまで激減している。
あちこち廃屋も見られる。
小さな村が消えゆく現実
何とか乗り切って欲しいもの。 -
穀類、果物とオリーブそれに牛、羊とブタを
飼育し、基本的に農業で生計を立てている。
あとは木の革と枝編み細工を細々となす。 -
真夏にも関わらず、直射日光を遮るため紫外線
防止パーカーを着込む。
背に腹は代えられぬ。
帽子は東京マラソン時、某製薬会社からの貰い物 -
子供達に促されるまま、教会内や風景写真を
撮りまくった。
ずっと以前からここにいて、ずっと以前から
子供達を知っていた錯覚に襲われる。 -
歴史家アーネスト・ディ・ミレート
既に紀元前に彼は、Nineaと呼ぶ街について
「素晴らしい過去をもつ小さなコミューン」
と記している。 -
「のんびりして良いところ…」
それで済ませば無責任というものか。
ずっと住めるか?と言われると、きっと無理
勝手なものである。 -
別れ際、子供達がどこか走って行ったかと
思ったら、きれいな“ムクゲの花”を摘んで
きてくれた。
誰に言われるでもなく、思い遣りを自然と
形にできる二人。
何と心優しき兄妹 -
学校らしき建物は見あたらない。
病院だって? 娯楽施設も何もない。
だが兄妹は明るく元気に、見知らぬ旅人に
温かく接してくれた。
山の爽やかな風が吹く。
“当たり前だよ” 天の声が響いた。
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この旅行記へのコメント (12)
-
- しにあの旅人さん 2018/07/12 19:57:05
- 快調です
- ももであさんと一緒に快調に飛ばしています。ところでやはり奥様と一緒なのですね。一人でこんな旅できないですよね。次行きます。
- ももであさん からの返信 2018/07/12 20:24:06
- RE: 快調です
- 旅先選びやチケット・ホテル・車の手配、下調べや現地での車の運転などは、全て自分でやるので、技術的には一人でも行けるのですが、精神的に一人は嫌ですね。
-
- zzr-cさん 2010/05/15 15:25:10
- 山岳地帯
- ももであさま こんにちは
いやぁ〜ここの道は狭いし坂は急だしすごい!
道路標識日本のとそっくりですがどうでしょう?
PIAGGIO社のApe50のShort Deckのエンジン50ccということですが
ホンダのape50のエンジンですかね?
う〜んイタリアの人は親切なんですね。
じぃ〜
- ももであさん からの返信 2010/05/17 23:13:50
- RE: 山岳地帯
- こんばんは
イタリアを走っていると、時々驚異的な運転技術を
持ったドライバーを見かけます。
イタリア恐るべし。
なるほど。考えもしませんでしたが、ホンダape50
のエンジン。
名前が偶然一致ではないかも知れませんね。
最近はずっと東京におり、いよいよバイクに乗ってません。
昨日は珈琲店で知り合ったサイクリストと話が盛り上がり、
早く自転車にも乗りたいのですが。。
忙しいと、やりたいことがいっぱい出てきますね。
ももであ
-
- sweetbasilさん 2010/04/10 19:36:25
- こんばんは〜
- いつもご訪問まことにありがとうございます!
ももであさんの旅行記は私らえせトラベラーにとっては本当に勉強になります。
海外旅行もこれくらい密度が濃いととっても収穫も多いでしょうね♪
小さい兄弟の素敵な笑顔にやられました〜
- ももであさん からの返信 2010/04/10 22:27:01
- RE: こんばんは〜
- Sweetbasilさん
こちらこそいつもご訪問とコメントをありがとうございます。
年に一回行けるか行けないかの海外。
仕事で行くことも殆どないし、ましてや海外に住んだことも
ありません。
そう言う意味で、行ける時だけはかなり欲張って行きますが、
所詮、「付け焼き刃の一夜漬け旅行」と言った感じです。
リタイアする時を夢見て、今から旅行の練習ですね。
ももであ
-
- Penelopeさん 2009/12/01 22:41:35
- 小さな村の物語
- ももであさん
BS日テレの『小さな村の物語 イタリア』を連想しました。
一日中テレビを見ているPenelopeです。
こんばんは。
そっくりな顔をした仲の良い兄妹。
ももであさん一家に出会えて、彼らも楽しかったでしょうね。
小さな村で過ごした一日が、一本のドキュメンタリー番組みたいです。
紫外線と闘うももであさんの後姿のショットが効果的で、
この寒い冬に見ても、あの暑さの記憶がよみがえり、臨場感たっぷりです。
それから、あの3輪トラック。
日本でも売っているのですって!?
ダイハツミゼットにちょっと似ているけれど、ハンドルはバーハンドルなのかしら?
ガイドブックには出ていない街。
ももであさんの旅行記、次回作が、今から待ち遠しいです。
楽しみにしております。
Penelope
- ももであさん からの返信 2010/02/28 15:21:49
- RE: 小さな村の物語
- Penelopeさん
随分とサボってしまいました。
春の陽気に誘われて、復活です。
今だにBSが見られない、ももであ家
番組をネットで知りました。
なる程、「小さな村の物語 イタリア」見てみたいです。
番組で取り上げられた村 幾つか巡ってました。
イタリアはこんな魅力的な村が満載ですね。
PIAGGIO社のApe50 バーハンドルです。
乗ってみたいです。
春秋のみライダーに変身するももであです。
南イタリアの旅は、これからが本番です。
随分と長くかかりそうですが、またお立ち寄り下さい。
ももであ
-
- 前日光さん 2009/11/29 23:49:13
- いい旅でしたね!
- こんばんは〜
いつもご訪問いただき、また投票等もありがとうございます!
イタリア!
私も一度だけ行ったことがあります。
1999年の1月2日〜6日までの真冬のイタリアでした。
ローマとフィレンツェだけでしたが、夥しい文化遺産と
映画や雑誌で見た観光名所が次から次へと。。。
ローマの休日のスペイン広場や、ベン・ハーのコロッセオ、etc
映画や雑誌で見た世界に自分はいるんだという意識の中で、
フワフワと信じられない気分に襲われながら、夢のように時間が
過ぎてしまいました。
今にしておもうのですが、もっとじっくりゆっくり味わうべきだったと。。。
ですから、ももであさんの旅行記を見ていると、現地の人々と触れあっていて、とてもいいなと思います。
退職でもしたら、本当にゆっくり再訪してみたいと思います。
その時のために、大いに参考にさせていただきますね。
前日光
- ももであさん からの返信 2009/11/30 22:31:51
- RE: いい旅でしたね!
- 前日光さん
こんばんは。
こちらこそ、いつもありがとうございます。
僕がイタリア北部へ行ったのは、1997年の夏でした。
ローマ、フィレンツェ、ベネチアと、その間の田舎の
街を巡りました。
確かに世界史で学び、様々なメディアで紹介される
遺産が目の前にあるのは、不思議な感覚ですね。
ちょっとしたハプニングで、パトカーに先導されたり、
帰国後あのジローラモさんと旅の話をする機会に恵まれ
たりと、この時もかなり強烈な印象が残ってます。
イタリア二度目の今回は、さらにいろんな出会いが
続き、ますます強烈な印象と共に、イタリアが大好き
になりました。
せっかく世界は広いから、同じところへ行くことは
殆どない僕ですが、イタリアはいつかまた行きたい
ですね。
まだ随分と先ですが、リタイアしたらのんびりと。
僕も楽しみにしてます。
ももであ
-
- おでぶねこさん 2009/11/26 08:43:28
- 胸がほっこり。
- いい村ですね。
>ずっと以前からここにいて、ずっと以前から
>子供達を知っていた錯覚に襲われる。
帰ってきた・・・まさに。
イタリアやっぱりいいですね。しみじみ。。。
おでぶねこ
- ももであさん からの返信 2009/11/27 21:03:28
- RE: 胸がほっこり。
- おでぶねこさん
都会の生活が続くと、田舎に癒しを求め、
田舎暮らしが続くと、都会の便利さに憧れる。
ストレスがあると疲弊するが、かといって
ストレスが無いと生きていけない。
人間は不思議な生き物ですね。
旅も楽しみな反面、とてもストレスを感じる
ことも。なのに止められない。
こればっかりは。
ももであ
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