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 小石川後楽園は、水戸徳川藩の初代藩主の徳川頼房が作り、2代藩主の徳川光圀が完成させた江戸期の代表的な大名庭園です。<br /> 小石川後楽園は、池泉回遊式庭園ですが、いくつかの特徴がありますので、その特徴と主なみどころを説明します。<br /><br /> 小石川後楽園についての詳細のご紹介はこちらにも<br />書いてあります。<br /> 「気ままに江戸♪ 散歩・味・読書の記録」<br />   http://wheatbaku.exblog.jp/12979218/<br />

小石川後楽園

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2009/11/15 - 2009/11/15

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8

夢見る獏

夢見る獏さん

 小石川後楽園は、水戸徳川藩の初代藩主の徳川頼房が作り、2代藩主の徳川光圀が完成させた江戸期の代表的な大名庭園です。
 小石川後楽園は、池泉回遊式庭園ですが、いくつかの特徴がありますので、その特徴と主なみどころを説明します。

 小石川後楽園についての詳細のご紹介はこちらにも
書いてあります。
 「気ままに江戸♪ 散歩・味・読書の記録」
   http://wheatbaku.exblog.jp/12979218/

  • 【名所写しと中国趣味】<br /> まず、一つめは、名所写しの技法と中国様式の取り入れが行われていることです。<br /> 名所は、京都の大堰川、渡月橋、清水寺、音羽の滝、木曾の寝覚めの床、白糸の滝など日本各地の名所を取り入れています。右の写真は大堰川です。<br /> また、2代光圀は朱舜水の意見を聞いて、中国の要素を取り入れられています。<br /> 西湖の堤や円月橋がそうです。<br />

    【名所写しと中国趣味】
     まず、一つめは、名所写しの技法と中国様式の取り入れが行われていることです。
     名所は、京都の大堰川、渡月橋、清水寺、音羽の滝、木曾の寝覚めの床、白糸の滝など日本各地の名所を取り入れています。右の写真は大堰川です。
     また、2代光圀は朱舜水の意見を聞いて、中国の要素を取り入れられています。
     西湖の堤や円月橋がそうです。

  • 【四つの風景】<br /> 二つめはに、園内は、1、海の景、2、川の景、3、山の景、4、田園の景を演出している点です。<br /> 海の景は、蓬莱島のある大泉水、西湖(さいこ)<br /> 川の景は、渡月橋、大堰川、通天橋を結ぶ西部一帯の風景<br /> 山の景は、小蘆山、清水観音堂跡、得仁堂、円月橋、愛宕山、八卦堂跡をつなぐ山中の風景<br /> 田園の景は、水田、菖蒲田、梅林のある東北部一帯の田園の風景<br /> 写真は大泉水を撮ったものです。白い屋根が東京ドーム、右の高い建物が東京ドームホテルです。

    【四つの風景】
     二つめはに、園内は、1、海の景、2、川の景、3、山の景、4、田園の景を演出している点です。
     海の景は、蓬莱島のある大泉水、西湖(さいこ)
     川の景は、渡月橋、大堰川、通天橋を結ぶ西部一帯の風景
     山の景は、小蘆山、清水観音堂跡、得仁堂、円月橋、愛宕山、八卦堂跡をつなぐ山中の風景
     田園の景は、水田、菖蒲田、梅林のある東北部一帯の田園の風景
     写真は大泉水を撮ったものです。白い屋根が東京ドーム、右の高い建物が東京ドームホテルです。

  • 【四季折々の風景】<br /> 三つめは、四季それぞれの楽しみ方があるという点です<br /> 初春は、庭園北側の梅林、春は入口の枝垂桜<br /> 初夏は、庭園北側の藤棚やカキツバタや花菖蒲<br /> 真夏は、白糸の滝や寝覚めの床の清流<br /> 秋は、竜田川の紅葉<br /> 冬は、冬桜や雪つり  といった楽しみがあります。<br /> 右の写真は、5月に訪れた時の満開の花菖蒲です。<br /><br /> 

    【四季折々の風景】
     三つめは、四季それぞれの楽しみ方があるという点です
     初春は、庭園北側の梅林、春は入口の枝垂桜
     初夏は、庭園北側の藤棚やカキツバタや花菖蒲
     真夏は、白糸の滝や寝覚めの床の清流
     秋は、竜田川の紅葉
     冬は、冬桜や雪つり  といった楽しみがあります。
     右の写真は、5月に訪れた時の満開の花菖蒲です。

     

  • 【小廬山】 <br /> 中国の名勝地「廬山」にちなみ、京都の清水寺一帯が小廬山と言われています。<br /> 大堰川上流の景色が、京都の清水寺ににていることから、寛永17年に林羅山が「小廬山」と名づけました。<br /> 現在は、オカメザサに覆われている丘が小廬山と呼ばれています。<br /><br />

    【小廬山】 
     中国の名勝地「廬山」にちなみ、京都の清水寺一帯が小廬山と言われています。
     大堰川上流の景色が、京都の清水寺ににていることから、寛永17年に林羅山が「小廬山」と名づけました。
     現在は、オカメザサに覆われている丘が小廬山と呼ばれています。

  • 【西湖の堤】 <br /> この石堤は、中国の西湖(さいこ)の蘇堤を模したものです。<br /> 西湖は、蘆山とともに中国の名勝地で、当時の日本人のあこがれの的でした。<br /> 光圀が朱瞬水の設計を取り入れて造ったものと言われています。<br /> 円月橋とともに中国趣味の風景で、これ以後の大名庭園の「西湖の堤」の先駆けとなったものです。<br />

    【西湖の堤】 
     この石堤は、中国の西湖(さいこ)の蘇堤を模したものです。
     西湖は、蘆山とともに中国の名勝地で、当時の日本人のあこがれの的でした。
     光圀が朱瞬水の設計を取り入れて造ったものと言われています。
     円月橋とともに中国趣味の風景で、これ以後の大名庭園の「西湖の堤」の先駆けとなったものです。

  • 【通天橋】 <br /> これが有名な通天橋です。<br /> 大堰川の上流に架けられています。<br />京都の東福寺の「通天橋」にならって、大堰川に朱塗りの橋をかけたものです。<br /> 紅葉の時は大変見事ですが、11月中旬では、まだ紅葉には早いようです。<br />

    【通天橋】 
     これが有名な通天橋です。
     大堰川の上流に架けられています。
    京都の東福寺の「通天橋」にならって、大堰川に朱塗りの橋をかけたものです。
     紅葉の時は大変見事ですが、11月中旬では、まだ紅葉には早いようです。

  • 【得仁堂】  <br /> この建物は、光圀18歳の時、史記「伯夷列伝」を読み感銘を受け、伯夷、叔斉の木像を安置した堂です。<br />得仁堂の名前は孔子が伯夷・叔斉を評して「求仁得仁」と語ったことによります。<br /> 関東大震災や戦災にも残った唯一の建物です。<br /> 現在、伯夷・叔斉の木像は東京都が保管しています

    【得仁堂】 
     この建物は、光圀18歳の時、史記「伯夷列伝」を読み感銘を受け、伯夷、叔斉の木像を安置した堂です。
    得仁堂の名前は孔子が伯夷・叔斉を評して「求仁得仁」と語ったことによります。
     関東大震災や戦災にも残った唯一の建物です。
     現在、伯夷・叔斉の木像は東京都が保管しています

  • 【円月橋】 <br /> 円月橋は、朱舜水の指図により、駒橋という石工が造ったものです。<br /> この橋は、中国の山水画にある橋柱のない橋です。<br /> 橋柱がないため、橋が水に写った様が、満月のようであるので、円月橋と名づけられています。<br /> 写真でもその様子がわかると思います。<br /> 8代将軍吉宗が吹上御苑にこのような橋を作らせようとして、石工を後楽園に派遣させて研究させましたが、難しいと伝えたのであきらめたとの逸話もあるそうです

    【円月橋】 
     円月橋は、朱舜水の指図により、駒橋という石工が造ったものです。
     この橋は、中国の山水画にある橋柱のない橋です。
     橋柱がないため、橋が水に写った様が、満月のようであるので、円月橋と名づけられています。
     写真でもその様子がわかると思います。
     8代将軍吉宗が吹上御苑にこのような橋を作らせようとして、石工を後楽園に派遣させて研究させましたが、難しいと伝えたのであきらめたとの逸話もあるそうです

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この旅行記へのコメント (1)

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  • 一歩人さん 2010/02/11 13:28:27
    朱舜水を追っても楽しいですよね
    夢見る獏さんへ
    ご三家の庭園発掘調査でも
    庭園は見逃せません。
    もちろん、朱舜水を追っても楽しいですよね。
    失礼しま〜す。

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