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前日にゴルフをし、午後から東京へ行かなければならないというのに山に行ってしまいました。候補地はいくつかあったのですが、登山口まで1時間もかからず、しかも登り応えのある山といえば、雪彦山しかありません。5時半に起床、6時15分には自宅を出発し登山口に着いたのは7時過ぎでした。<br /><br />さて、雪彦山ですが、福岡県の英彦山、新潟県の弥彦山とならび日本三彦山のひとつです。地元ではロッククライミングのゲレンデとして人気の山です。一般の登山道でも鎖場があったりと変化に富んだ登山を楽しむことができます。<br /><br />雪彦山とは、洞ヶ岳、三辻山、鉾立山の三山の総称です。雪彦山というと、私などはどうしても表紙の山をイメージしますが、この岩山が洞ヶ岳です。一般的にもこの洞ヶ岳が雪彦山とされています。そして、洞ヶ岳は大天井岳、不行岳、三峰岳、地蔵岳の四つから岩峰からなっています。しかし、雪彦山という名は、洞ヶ岳の北の四等三角点の点名として存在しています。さらにいえば、その北の鉾立山が最高地点となっています。どの山に登れば雪彦山に登ったことになるのか?それなら全部登ってしまえということで、鉾立山まで縦走することにしました。<br /><br />雪彦山データ:標高915.2m(四等三角点、点名:雪彦山)、近畿100名山、関西100名山、ふるさと兵庫50山(23座目)<br /><br />登山コース:登山口~大天井岳~三角点雪彦山~鉾立山~虹ヶ滝~登山口 登り127分、下り109分<br />登山体力度:★★☆☆☆、コース難易度:★★★☆☆(★が多いほど困難)

紅葉の雪彦山① 大天井岳~三角点雪彦山~鉾立山縦走

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2009/11/15 - 2009/11/15

1568位(同エリア2152件中)

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GOTOCHAN

GOTOCHANさん

前日にゴルフをし、午後から東京へ行かなければならないというのに山に行ってしまいました。候補地はいくつかあったのですが、登山口まで1時間もかからず、しかも登り応えのある山といえば、雪彦山しかありません。5時半に起床、6時15分には自宅を出発し登山口に着いたのは7時過ぎでした。

さて、雪彦山ですが、福岡県の英彦山、新潟県の弥彦山とならび日本三彦山のひとつです。地元ではロッククライミングのゲレンデとして人気の山です。一般の登山道でも鎖場があったりと変化に富んだ登山を楽しむことができます。

雪彦山とは、洞ヶ岳、三辻山、鉾立山の三山の総称です。雪彦山というと、私などはどうしても表紙の山をイメージしますが、この岩山が洞ヶ岳です。一般的にもこの洞ヶ岳が雪彦山とされています。そして、洞ヶ岳は大天井岳、不行岳、三峰岳、地蔵岳の四つから岩峰からなっています。しかし、雪彦山という名は、洞ヶ岳の北の四等三角点の点名として存在しています。さらにいえば、その北の鉾立山が最高地点となっています。どの山に登れば雪彦山に登ったことになるのか?それなら全部登ってしまえということで、鉾立山まで縦走することにしました。

雪彦山データ:標高915.2m(四等三角点、点名:雪彦山)、近畿100名山、関西100名山、ふるさと兵庫50山(23座目)

登山コース:登山口~大天井岳~三角点雪彦山~鉾立山~虹ヶ滝~登山口 登り127分、下り109分
登山体力度:★★☆☆☆、コース難易度:★★★☆☆(★が多いほど困難)

同行者
一人旅
交通手段
自家用車

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  • 雪彦山登山口へと続く林道を走行している途中、あと数分で登山口というところで目の前に圧倒的な存在感の岩山が飛び込んできました。この岩峰が洞ヶ岳で、その最も高いピークが最初に目指す大天井岳です。

    雪彦山登山口へと続く林道を走行している途中、あと数分で登山口というところで目の前に圧倒的な存在感の岩山が飛び込んできました。この岩峰が洞ヶ岳で、その最も高いピークが最初に目指す大天井岳です。

  • 7時過ぎに登山口の駐車場に到着。私は2台目で、私が到着したときに先行者は登山を開始されました。駐車場は有料となっていましたが、係員もおらずお金は支払わず。以前は係りの人が徴収していたようですが、最近はどうなんでしょうか?登山口には案内図があります。この赤い線が登山道で、時計回りに一番大外のコースを辿る予定です。

    7時過ぎに登山口の駐車場に到着。私は2台目で、私が到着したときに先行者は登山を開始されました。駐車場は有料となっていましたが、係員もおらずお金は支払わず。以前は係りの人が徴収していたようですが、最近はどうなんでしょうか?登山口には案内図があります。この赤い線が登山道で、時計回りに一番大外のコースを辿る予定です。

  • 登山開始。いきなりの急登です。山の姿を見ると当たり前ですが、ほとんどが急登でした。

    登山開始。いきなりの急登です。山の姿を見ると当たり前ですが、ほとんどが急登でした。

  • 登山道の案内はしっかりとあり、このように岩に方向を示す金属板を貼り付けてあったり、

    登山道の案内はしっかりとあり、このように岩に方向を示す金属板を貼り付けてあったり、

  • A-2などとアルファベットと数字の組み合わせで地点を表したりしています。トラブル時などにこの地点を言えば場所が特定できるというわけです。

    A-2などとアルファベットと数字の組み合わせで地点を表したりしています。トラブル時などにこの地点を言えば場所が特定できるというわけです。

  • A-3の地点が展望岩です。展望岩からの洞ヶ岳。これからあのピークに立つのかと思うとぞくぞくします。

    A-3の地点が展望岩です。展望岩からの洞ヶ岳。これからあのピークに立つのかと思うとぞくぞくします。

  • まだ倒れて間もない木。こういうのを見ると自然の驚異を感じます。

    まだ倒れて間もない木。こういうのを見ると自然の驚異を感じます。

  • 地点の標識には、どこの携帯電話が圏内かの表示があったりします。ちなみに登山口からこのA-4あたりまではauは圏外でしたが、その後はさらに山の奥に入り込むにもかかわらず、ずっと圏内でした。

    地点の標識には、どこの携帯電話が圏内かの表示があったりします。ちなみに登山口からこのA-4あたりまではauは圏外でしたが、その後はさらに山の奥に入り込むにもかかわらず、ずっと圏内でした。

  • 出雲岩。ここはロッククライミングの練習場所になっているようで、ハーケンやリングボルトが打ち込まれたままになっていたりしました。

    出雲岩。ここはロッククライミングの練習場所になっているようで、ハーケンやリングボルトが打ち込まれたままになっていたりしました。

  • 出雲岩。ひさしのようになっています。実は出雲岩の周辺は大きな岩がゴロゴロ転がっており、もしかしたら出雲岩が崩れたの?と思わずにはいられない光景なのです。こんなところにいたら危険かも・・・

    出雲岩。ひさしのようになっています。実は出雲岩の周辺は大きな岩がゴロゴロ転がっており、もしかしたら出雲岩が崩れたの?と思わずにはいられない光景なのです。こんなところにいたら危険かも・・・

  • この鎖場を登ると出雲岩の上部に出ます。

    この鎖場を登ると出雲岩の上部に出ます。

  • すぐに見晴らし岩に。南の展望です。天気はいいですが、かなり霞んでいます。

    すぐに見晴らし岩に。南の展望です。天気はいいですが、かなり霞んでいます。

  • 見晴らし岩とはただの展望台ではなく、こんなところ。かなり恐ろしい。

    見晴らし岩とはただの展望台ではなく、こんなところ。かなり恐ろしい。

  • 見晴らし岩からの紅葉。

    見晴らし岩からの紅葉。

  • 見晴らし岩の近くにあるセリ岩。少々幅の広い人は通り抜け不可能です。というかそこそこスリムな人でないと通れません。私でも結構きつかったです。もちろん迂回路あり。

    見晴らし岩の近くにあるセリ岩。少々幅の広い人は通り抜け不可能です。というかそこそこスリムな人でないと通れません。私でも結構きつかったです。もちろん迂回路あり。

  • セリ岩を過ぎると岩場の連続です。

    セリ岩を過ぎると岩場の連続です。

  • 馬の背、というよりも馬の首ほど傾斜がきつい。

    馬の背、というよりも馬の首ほど傾斜がきつい。

  • 赤いペンキで進む方向が示してあります。これはやりすぎ?

    赤いペンキで進む方向が示してあります。これはやりすぎ?

  • さらに岩場が続きます。

    さらに岩場が続きます。

  • そして洞ヶ岳(大天井岳)の頂上に着きました。標高838mです。登り始めて30分ほどで先行者を追い抜きましたので、おそらく一番乗りです。ここまで1時間16分。

    そして洞ヶ岳(大天井岳)の頂上に着きました。標高838mです。登り始めて30分ほどで先行者を追い抜きましたので、おそらく一番乗りです。ここまで1時間16分。

  • 登山口の駐車場が見えます。いかに急な山かということがわかりますね。

    登山口の駐車場が見えます。いかに急な山かということがわかりますね。

  • 山頂で小休止の後、三辻山に向けて出発。すぐに天狗岩があります。

    山頂で小休止の後、三辻山に向けて出発。すぐに天狗岩があります。

  • コースの分岐点。これもやりすぎ。

    コースの分岐点。これもやりすぎ。

  • 大天井岳からの登山道は岩場はほとんどなく、植林帯の中を進むことになります。

    大天井岳からの登山道は岩場はほとんどなく、植林帯の中を進むことになります。

  • 三辻山山頂。しかし三辻山の文字はどこにもありません。ここが四等三角点の雪彦山です。展望も何もなく、三角点にタッチしてほぼ通過したも同然です。大天井岳からは31分。

    三辻山山頂。しかし三辻山の文字はどこにもありません。ここが四等三角点の雪彦山です。展望も何もなく、三角点にタッチしてほぼ通過したも同然です。大天井岳からは31分。

  • 鉾立山までは緩やかな登りです。標高も900mを越えており紅葉は終わっています。落ち葉の絨毯の上を歩きます。

    鉾立山までは緩やかな登りです。標高も900mを越えており紅葉は終わっています。落ち葉の絨毯の上を歩きます。

  • 雪彦山最高点の鉾立山(標高962m)に到着。三辻山からは20分。登山口からは2時間7分でした。

    雪彦山最高点の鉾立山(標高962m)に到着。三辻山からは20分。登山口からは2時間7分でした。

  • 鉾立山の山頂からは北の展望が開けており、但馬の山々が見えます。<br /><br />これから下山です。GOTOCHANは滝メグラーに変身します。

    鉾立山の山頂からは北の展望が開けており、但馬の山々が見えます。

    これから下山です。GOTOCHANは滝メグラーに変身します。

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  • ホーミンさん 2009/12/04 21:31:14
    姫路アルプス?
    GOTOCHANさま

    こんばんは!

    ここ、いいですね〜。
    まるで「姫路アルプス」ではないですか!

    体力度2で難易度3なら、頑張れば何とか登れそうな気がします。
    途中に極細の通路がありますが、リュックを下ろせば何とか通れるかもしれませんしね。
    「これでもか!」というほどの道標、これだけあれば遭難の危険性も激減です。安心ですよ。
    楽しい(?)鎖場もあります。
    見晴らしもいいし、クマもヒルもいなさそう。

    難を言えば、ちょっと遠いですかね。

    ところで、ここは真冬でも登れますよね?

    GOTOCHAN

    GOTOCHANさん からの返信 2009/12/06 21:22:26
    RE: 姫路アルプス?
    ホーミンさん、こんばんは。

    > ここ、いいですね〜。
    > まるで「姫路アルプス」ではないですか!

    残念ながらそうは呼ばれていないですね。姫路には播磨アルプスというのがあります。まだ行ったことはないけど近くはしょっちゅう通ってます。雪彦山は単独峰に近いので○×アルプスとは呼ばれないのではないでしょうか。

    > 体力度2で難易度3なら、頑張れば何とか登れそうな気がします。

    全く問題ないです。体力的には武奈ヶ岳や霊仙山より楽で、八ツ淵の滝より易しいです。岩場はむしろ面白いくらいでした。

    > 途中に極細の通路がありますが、リュックを下ろせば何とか通れるかもしれませんしね。

    あれは本当に狭い。リュックが引っかかりました。

    > 見晴らしもいいし、クマもヒルもいなさそう。

    熊は多分いません。鹿はいっぱいいます。残念ながらヒルの名所?です。まだ旅行記ができていませんが、下山のコースは物凄いらしいです。

    > 難を言えば、ちょっと遠いですかね。

    滋賀県からは遠いですね。大津ICから2時間10〜20分ほどですね。姫路から武奈ヶ岳よりは近いです。

    > ところで、ここは真冬でも登れますよね?

    よほどの寒波でも来ない限りそれほど雪の降るところではありません。ただ積雪があると凍るので危険ですね。

    11月の下旬に引越ししました。しかも出張続きで旅行記作成どころか、閲覧もできませんでした。最近ようやく落ち着いてきたところです。

    昨日は雪彦山以来山に行きました。六甲全山縦走コースというのをご存知ですか?神戸のJR塩屋駅を基点に宝塚まで56kmのコースです。そのコースにチャレンジしてきました。これまでに47kmを歩いた経験はありますが、30過ぎの若い頃で、しかも普通の道路を歩いただけ。その後は体が動かずひどいことになりました。登山をするとはいえ、ヒマラヤでの25kmが最高で、それもどちらかというと下り基調でした。ですから56kmというのは未知の世界です。とりあえずの目標は中間点を過ぎた摩耶山。これでも山では未知の距離です。摩耶山ならケーブルカーで下山できます。完走できたかどうかはいつになることやらの旅行記をご覧ください。

    GOTOCHAN

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