2009/11/14 - 2009/11/15
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てあもーれさん
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今年1月に行ったパタゴニアで、強風の中、南米大陸を自転車で縦断しているサイクリストたちに会って感動をもらって以来、「自転車で旅をする」っていうアイディアに取り憑かれてしまいました。
いつもは自転車を車の後ろに積んで出掛け、気に入った場所に駐車してそこから数時間走ってまた車に戻って家に帰る、っていう「お気軽サイクリング」をしてきましたが、今回は初めて、自転車に荷物を積んで泊まりがけの自転車旅行に出掛けてきました。
住んでるエクサン・プロバンスから車で港町LA CIOTATの駅まで。
その無料駐車場にパークして、自転車で出発。
地中海沿いをず〜っと東に向かいます。
ワインで有名なバンドル(Bandol)、海軍の街トゥーロン(Toulon)を経て干潟の街イエール(Hyeres)へ。
トゥーロンからはサイクリングロード(フランス語ではPiste Cyclable)が続いていて快適サイクリング。
その日はBoume les MimosasにあるB&Bに泊まりました。この日の走行距離は85km、朝9時に出発して夕方5時ごろ到着。この時期は日没が5時半ごろと早いので、日没前には宿に着くようにしました。
翌朝も9時に出発。
Le Lavandouを通り、Cavaliere、Cavaire sur merなど美しい海岸線を堪能します。あいにく曇りだったのでトルコブルーの海ではありませんでしたが、それでも感動的。
内陸Croixval merの街を目指して坂を登ります。
そこからは「フランスのニース」とも呼ばれるポール・グリモー(Port Grimaud)を通り、港町
サン・マキシム(Sainte Maxime)、ローマ人が作った港街フレジュス(Frejus)、そしてゴールのサン・ラファエル(Saint Raphael)へ。
この日の走行距離は73km。
フランスの国鉄は自転車を積める電車を走らせているので、時刻表で調べて夕方の電車で西に戻りました。
今回のコース、自転車専用サイクリングロードが半分近く整備されていて、とても走りやすかった。
また快晴の日にでも、再度行ってみたいな〜と思っています。
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La Ciotatから出発して海岸線を走りました。
最初に通った港はLes Lecquesの街。 -
ルイのスカッシュ仲間がたまたま駐車場でダイビングの準備中。
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気温は15度と、この時期にしては寒くないけど、ビーチで泳いでるおじいさんおばあさん。。。
これが健康の秘訣かな? -
その後、ワイナリーを見ながらバンドル(Bandol)の港へ。
土曜日の朝なので、港では魚市場が開かれていました。 -
バンドルの海岸通り。
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バンドルのビーチに沿って、東に走ります。
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Sanary-sur-Merに向かう道からバンドルを振り返って。
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今回の旅のために、自転車用のバッグを購入。
もちろんルイが運んでくれます。:)
一泊二日の旅だと、一人片側一個でも有り余るほどの容量です。 -
フランス最大の軍港のある街、トゥーロン(Toulon)に向かいます。
人口も53万人と、フランスで8番目に大きな都市。
ということで、交通量も多いし交差点も多いし、危惧した通り道に迷います。 -
ようやく海沿いの道で、探していた自転車道(Piste cyclable)を発見!
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トゥーロンの港の風景。
散歩道が幅広いし、カフェやレストランがたくさんあって楽しい雰囲気。 -
たくさんの菊の花が飾ってあります。
フランスでは11月11日が第一次大戦終戦記念で、菊の花を飾る風習があるようです。 -
トゥーロンを出ると、東に伸びる長いサイクリングロードの始まりです。
緑地の中を爽快に走ります。 -
Le Pradetの街近辺。普通の道路と平行に自転車専用道が続いています。
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そろそろ2時近く。朝から50km走ったところ。
ルイはお腹ぺこぺこでご機嫌斜めになってきました。
これは早く食べさせないと大変なことになる。。。
ということで、Carqueranneの街でランチをすることに。 -
イエール(Hyeres)に着きました。
ここは広大な干潟地帯で、ピンクフラミンゴも休んでます。
昔は塩田もあったとか。 -
イエール空港の横、何キロもビーチの横を自転車専用道が通っています。
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この地方、特に海に近い場所ではPin maritineと言う種類の松の木をよく見かけます。
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親子連れでビーチで乗馬。
子供がポニーに乗ってて可愛い♡ -
真ん中の緑の看板が「自転車専用道」の案内です。
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さて、夕方5時ごろようやく宿に辿り着きました。
初めて85kmという長距離サイクリングをしたので、さすがに疲れました!
というか、お尻が痛い。。。 -
疲れた。。
こんな日はなにかアジア系が食べたい。出来ればSushiが。。。
と、宿の主人に相談すると、とびきり美味しいタイ料理屋さんがある、とのこと!すぐ飛びつきました。
近郊の街、Le Lavendouのペタンク広場の前のレストラン。
宿のご主人は、親切に車を貸してくれました。 -
タイの焼きそば。
この甘辛さがたまらない。
疲れたからだに最高のプレゼント。。。 -
翌朝、宿の広大な敷地の中をお散歩。
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9時に出発。本当はもっと早く出たかったんだけど、宿のご主人が寝坊して朝食時間がずれ込みました。
でも急いで買って来てくれたクロワッサン、とっても美味しかった! -
道ばたにあった小さな教会。
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その前で一休み。
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専用道でもたくさんのサイクリスト達とすれ違いました。
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Le Lavendouから先は、海沿いのくねくね道が続きます。
2時間ほど絶景を見ながらサイクリング。 -
透明な水。
気温が16度と高めだし、サイクリングで汗かいてるし。。。
実は泳ぎたい。 -
小さな半島、入り江がたくさんあります。
快晴だったらどんなに奇麗だろう。 -
Cavaliereのビーチ。
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ここでもベンチで一休み。
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坂を登って来る集団。
ユニフォームが決まっててかっこいい♡
結構年配のサイクリストが多いです、ここフランス。 -
昔は線路として使っていた土地を、自転車専用道として再利用しています。
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Port Grimaudを過ぎて、南には湾を挟んでサントロペ(Saint Tropez)の街が遠くに見えます。
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ビーチの向こうにサン・マキシム(Saint Maxime)の街が見えて来ました。
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そろそろ2時。
お腹もすいたので、この辺でランチに。
中心街ではプロバンスの衣装を来た一家に遭遇。 -
ここから更に北上しますが、美しいビーチや入り江のオンパレードは続きます。
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ローマ人が作った港町、フレジュス(Frejus)の新港。
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遂に、最終目的地、サン・ラファエル(Saint Raphael)に到着!
ここから電車に乗って、車を停めてあるLa Ciotatまで戻ります。 -
ネットの時刻表で、自転車を無料で乗せてくれる電車を調べてあったので、それに乗りました。
一号車の先頭に、専用スペースがあって、自転車を6台立てて停められるようになっています。 -
簡単な仕掛けですが、効率的。
電車が揺れても大丈夫! -
Saint RaphaelからToulonまでは電車で1時間。
Toulonではローカル線に乗り換えました。
こちらは専用スペースはなくて、出口あたりにこうやって停めることに。
幸い、夜8時ごろの電車だったので乗客も少なく、みなこの扉を回避して乗降してくれました。
150kmの自転車の旅、楽しかった!
これに味をしめて、これからも電車を上手に使って色んなところに遠出出来そうです!!
プロヴァンスで自転車の小旅行をしたい方は、下のHPをご覧下さい。
http://velenprovence.web.fc2.com
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