２００８年・年末ソウル

2008/12/27 - 2008/12/31

１２月２６日　札幌発ソウル行きで旅立とうと思ったら・・・
朝から大吹雪。
普段は１時間以内で到着する札幌−新千歳のＪＲが
雪のために動かない！
２時間以上列車に缶詰になりながら、やっとの思いで空港に着いたら
なんと、雪のため欠航・・・
泣けました。

でも、なんとか翌日のエアチケットがとれ、
根性で行ってきました。

思い出深い韓国旅行です。

エリア ソウル(韓国)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 航空会社: 大韓航空

翌日、出発前の新千歳空港
前日の吹雪がうそのよう。
ちきしょー！
でも、転んでもただでは起きません。
カウンターで
「昨日の欠航で旅行日程が一日短くなってしまったんです。帰りの便も一日延ばしてもらえませんか？」
と訪ねたところ、係の人がちょっと奥へ引っ込んだかと思うと、すぐに出てきて
「大丈夫です。席が取れました。」
とのこと。
やったー！言ってみるもんだ。
ありがとう、なんて親切なんだコリアンエアー。
でも・・・最終日の宿は取ってないぞ。
さて、どうしよう。

そんなこんなで、なんとかソウルに到着。
ホテルに荷物を置き、２０時に友達と待ち合わせる。
まずは、チョンゲチョンというソウル市内を流れる川に行く。
ここは、川の上にイルミネーションが飾ってあってとてもきれい。友達曰く、最近の不景気で飾りが地味になったとのことですが、じゅうぶんきれいでした。
でも、さむいー。
冷えが地面からじかに伝わってくる。
やはり、韓国は大陸なのだ・・と勝手に思う。

ちなみにこのおじさんは知らない人。

さらに歩いてロッテデパート前のイルミネーションを見に行く。
ここは、オレンジ系のライトを使っていてこれもまたきれい。

いかげんお腹がすいたので明洞で遅めの晩ご飯。
これはブデチゲです。
なかなか日本では食べられない味。
ラーメンにソーセージにキムチにチーズ・・・
なんとも表現しがたい味でしたが、おいしかったです。
まだ食べているのに、食堂のおばちゃんが「もう閉店だよ」と言わんばかりに片づけを始め、急いで食べて店を後に。

この日は、弘大のクラブへ行くのが大きな目的。
前日は、クラブデーで低料金でいろんなクラブを梯子できる日だったのですが、飛行機欠航のため行けず・・・それでもあきらめられずに行きました。
この写真はクラブではなくカラオケです。
なんと、外から歌っている姿が丸見えです。
韓国人に人気のカラオケ店らしいです。
見られるとさらに盛り上がるのかな？

この日泊まったメトロホテル
明洞にあり、アクセスは抜群！
改装したばかりで、部屋はモダンできれい。
朝食も付いていて、お値段もリーズナブル。
こんな言うことなしのホテルなのに、滞在時間はたったの６時間・・・。
夜中の２時に帰ってきて、朝の８時から活動し始めましたからね・・・もったいない。

カウンターで粘ってみたけど、欠航で泊まれなかった１泊分の料金は戻ってこなかったです。

さて、この日は、もう一人の友達と会い、
三清閣のレストランに連れて行ってもらいました。

ここは初めて行きましたがとってもいいところ！
ドラマの舞台にもなってるし、
世界中のＶＩＰがお食事に来るそうで、
この日は、今はなき金大中氏が会議で使用していたらしい。

庭に並べてあった瓶。
キムチやコチュジャンを入れてあったらしい。
今は飾りとしておいてあるとのこと。
それにしても、見て、この大きさ！
かくれんぼによさそう（笑）

お食事は、プルコギ定食をいただきました。
韓定食はおかずがたくさんついてくるのが魅力です。
これでも、半分くらい。
まだまだでてきました。

どれも洗練されたいいお味でした。
おごってもらったから値段はよく分からないけど、
たぶん高いんだろうなー。
友よ、ありがとう。

この日のホテルはチョンダムドンというソウルのビバりーヒルズと呼ばれるセレブな町にある、ティファニー観光ホテル。
すごい、名前もセレブリティ！と思いきや、建物は古く、部屋の中は韓国の時代劇に出てきそうな引き戸、そして、床はオンドル。いかにも庶民的なホテルでした。ここには予定通り２泊しました。
そして、最終日は、急きょ友達の家へ泊めてもらうことになったのです。

翌日は、地下鉄に乗って東大門近くの広蔵市場へ。
ここは、とにかく広い！そして庶民的！
食べ物から韓服までなんでもあります。
卸売りのようなところもあり。
この写真は螺鈿の店。
きれいでしょー。
店のおじさん曰く、ロッテデパートで買うより５割は安いそうです。

おみやげに８点くらい買ったら、
１個ずつ韓紙で包装してくれました。
待っている間、コーヒーもごちそうしてくれました。
ありがとう、おじさん。

そこから徒歩で宗廟へ。
世界遺産です。
左右に広すぎて、カメラに収まりません＾＾。
冬だったので、観光客は少な目。

屋根の上にいた子たち。
何しているのかな？
魔よけでしょうか？
そういえば沖縄のシーサーも
屋根の上にいますね。

次の日。
泊めてくれることになった友達とまず映画を見る。
当時話題になっていた「双霜店」
ホモセクシャルな男二人が主人公の時代劇で、儒教の国、韓国にとってはかなりセンセーショナルな内容だったらしいけど、その場面はたいしたことなかった。
それより、男女の絡みの方が激しい激しい・・１８禁です（笑）
韓国の映画館はすごくにぎやか。
主人公が殺されそうになると
「キャー」「オトケー（どうしよう！）」って
あちこちから聞こえます。
すっかり話の中に入ってしまうみたい。
なかなかおもしろい韓国映画館体験でした。

友達の家にお世話になりました。
韓国一般家庭に行くのは初めて。
ドラマで見たような、屋根部屋のあるおうちでした。
わたしの好きなチャプチェを作ってくれ、
とっても感謝です＾＾

屋根部屋。
家の屋上にあります。

夜に連れて行ってもらった
郊外のレストラン。
ソウルから車で１時間くらいかな。

今回の旅は、出だしからいろいろありすぎたけど、
いろんな人に助けられて、楽しい旅となりました。
友よ、ありがとう！
ありがとう、ソウル！