2009/10/30 - 2009/11/03
303位(同エリア562件中)
あんいえさん
台湾に行くのは初めての経験です。
これまで、繁体字苦手〜、ホテル代高い〜、特典航空券取れない〜、と避けていたのですが、繁体字は会話している分には意識する必要はないし、ホテル代も決して高いところばかりじゃないことが分かりました。
それに台北線は観光路線でチケット代も随分安いのですね。20,000マイルを消費するより、素直にチケットを購入したほうがお得です。
シルバーウイークに出勤した代休もいただけるようなので、週末に絡めて楽しんでみることにしました。
今回の旅のテーマ
・古い建物を巡って、日本統治時代に思いを馳せよう
・現地の人と触れ合おう
・台湾らしいものを食べてみよう
台湾の歴史は知っているようで知らないことが多くて、今回は図書館で何冊か本を借りて勉強しました。
学校で習った歴史や、テレビや新聞で知った断片的な情報が、すーっと整理されて疑問解消。
旅の準備のためのエネルギーになりました。
旅程
1日目:成田→桃園→台南、台南市内散策
2日目:安平散策、台南→台北
3日目:台北市内散策
4日目:台北郊外散策(平溪線、九分、野柳、基隆)
5日目:帰国
明日は早朝便で帰国するので、今日は実質最終日。
台北近郊の街を旅してみました。
天気予報ではこの日は雨。
そして、11月の基隆は一年で最も降水量の多い月。
旅行に行く前から、傘をさして歩くことを覚悟していました。
ところが、嬉しいことにこの日は予想に反していい天気。
期待できそう!
台湾を一人旅(1)からの続きです。
http://4travel.jp/traveler/anye/album/10397262/
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 航空会社
- ANA
-
●4日目●
台北駅から7:42発の区間車で八堵の駅へ向かいます。
月曜ということもあり、観光目的の利用者はまばらです。 -
8:17 八堵駅着。
台北をちょっと離れただけで、随分ひなびた雰囲気になってきました。
ここで電車を乗り換えます。10分の待ち合わせでした。 -
列車がやってきました。
エンジンの音が響きます。これは電車ではなくディーゼル車ですね。 -
連結部分が何だか面白い形をしていました。
台北では悠游カードで入場したのですが、どうやらこの路線は悠游カードは使えないようで、改めて現金で切符を購入することになりました。 -
たくさん観光客が乗っていて、わいわいしているのを想像していましたが、地元のお客さんばかりでした。
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天秤棒で荷物を運ぶこのおじいさん、乗客に米菓子やきな粉を売って回っていました。
声をかける相手は、同じ地元の人ばかりで、私は見向きもされませんでしたが。 -
おじいさんは売り込みの最中。
年季の入った天秤棒はお留守番中。 -
瑞芳を過ぎると、列車は渓谷沿いに山の中を進みます。
席に座っていてもはっきりと分かるくらいの急勾配です。 -
十分の駅に着きました。
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私を乗せてきた列車。
行ってらっしゃい。 -
線路の両側にお店が並ぶ光景は写真で何度か見ましたが、実際に見てみると本当にのんびりした、いい雰囲気ですね。
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ここから坂道を登り、台湾煤鉱博物館を目指します。
平渓線はつい数十年前まで石炭の採掘輸送を担った路線ですが、今は静かなローカル路線になっています。
当時の面影を探しに行きましょう。 -
土日はこの窓口に人がいて案内してくれるようですが、平日は誰もいません。観光客も私一人のようです。
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この廃墟の脇を一人で登っていくと、トロッコで迎えに来てくれるとのことですが、写真の通りかなーり危険な感じがしましたので、クルマで行くルートを直接歩いて行きました。
ちなみにこれは、掘り出した石炭と石ころを選り分けるための選別場(の跡)だそうです。 -
この日は台湾の11月にしては涼しい日で、山路を歩くのにちょうど気持ちのいい日でした。
10分ほど歩くと、十分の街がこんなに下に見えます。 -
歩くこと20分、台湾煤鉱博物館に到着しました。
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他にお客さんがいないので、ガイドの呉さんに付きっ切りで案内してもらいました。
炭鉱の全体図です。 -
DVDによる映像、実際に使われた用具、実際の坑道などを見ながら、かつての様子を窺い知ることができます。
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彼は日本語を勉強中とのこと。とりあえず、「トンネル」「トロッコ」「石炭」の3つの単語を教えてあげたのですが、「石炭」がなかなかおぼえてもらえませんでした。誰か続きをお願いします(笑)
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ガイドの呉さんの両親は、かつてこの炭鉱で働いていました。お父さんは坑内で採掘作業、お母さんはボタ山でトロッコを押していたそうです。
鉱夫たちと一緒にお風呂に入ったときは、お湯が真っ黒で泣いたとか。 -
坑道が再現されています。
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人間の立つ高さが確保されているので、作業環境はさほど悪くはなかったようです。
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実際に使われていた酸素吸入器です。
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こちらは実際に使われていたバッテリー。
ヘルメットに取り付ける灯りのためのものです。 -
坑道の入り口。途中まで歩いていくことができます。
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トロッコを引っ張る小さな電車。
1939年に日本から輸入されたものだそうです。
側面には「ニチユ」のカタカナを読み取ることができます。
検索してみたら、フォークリフト製造で有名な会社でした。
http://www.nichiyunet.co.jp/
トロッコの線路幅は約40cm。
その線路幅から2分車と呼ばれるそうです。 -
運転台はこんなに狭い空間です。
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帰りはトロッコで下まで送ってもらいました。
お客さんは私一人でしたので、トロッコも貸切運転です(そんなにうれしくないけれど)。 -
線路の一部は水に浸かっていて、本当に動くのか心配でしたが、がったんがったんと体中を揺さぶられて下まで到着しました。
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かつてはここでトロッコをくるんとひっくり返して、積まれた石炭がどしゃーっつと下に下ろされたそうです。
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往路では廃墟が怖くて進めませんでしたが、結局そこを通って十分の駅へと戻ることになりました。
野良犬がなぜか私を先導してくれました。
私の10m先を走り、私が来るのを確認して、また前に走りだします。(写真の左上、見えますか?)
選別場跡の建物からは、子犬が2匹こっちを見ていました。
ここに住み着いている犬たちなのでしょう。 -
帰りにトロッコ鉄道の模型をいただきました。
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あなたのお部屋に平渓線の思い出を。
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十分の駅へ戻ってきましたが、次の列車が来るまで随分時間があります。
自転車を担いだ彼らの後ろについていくこととにしました。 -
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大華の駅から歩いてきた人たちとすれ違いました。
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十分の滝は情報通り閉鎖されていましたが
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柵の隙間からこうやって見ることはできました。
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大華の駅まで歩いてきました。
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次の上りが来るまで1時間以上あります。
ここから下りの列車に乗って終点まで行くと、折り返しで次の上りになるようです。
じっと待っているのもつまらないので、終点まで行くことにしました。 -
歩きつかれて、すこしうつらうつら。
終点の菁桐に到着しました。 -
結婚式の記念写真を撮るカップルがいました。
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そのまま折り返し下り電車に乗って、瑞芳へ。
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沿線には他にも炭鉱の跡がみつかりました。
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瑞芳到着。
あーあ、よく眠ったぁ。 -
瑞芳からはバスで九分に向かいます。
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運転手さんの「九分についたよー」の声に、全員が下車しました。
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アーケード街では日本人の集団をたくさん見かけました。
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落花生と飴を固めた大きなかたまりを、かんなで削っているおじさん。これをクレープみたいなシートに巻いて食べるみたいです。
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はい、出来上がり。
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あれ?思ったより重くないですか?
中にアイスが2つ入っていました。
よーく確認しなかった私のミス。 -
映画と同じアングルで海が見えます。
雨が降らなくて本当に良かった。
海から吹き付ける強い風が観光客の声を掻き消してくれました。
展望台に立って、海を眺めて一息ついて、やっと自分が風景に溶け込めたような気持ちになりました。 -
いったん九分小学校まで上って、坂道を降りていくと、おじさんが芋の皮を剥いていました。
阿柑姨芋圓というお店でした。 -
眺めのいい場所で芋圓をいただきました。
台北から一人で遊びに来ていた男の子に話しかけてみました。
彼は台北で医療関係の仕事に就いているそうです。
てっきり私を台湾人だと思っていたそうです。
うん、私も日本人と台湾人の区別がつかないから大丈夫。 -
もちもちで甘さ控えめ。
優しく体を温めてくれました。 -
お約束の角度から1枚。
眺めのいい、かつての映画のロケ地。
それ以上でも以下でもない場所でした。 -
九分からバスに乗ること1時間弱、基隆の街に着きました。
港町の基隆。駅前にいきなりこんな港が。そして大きな客船。 -
基隆から更にバスに乗って30分。
峠を2つ越えて、野柳に着きました。 -
野柳は漁港の町でした。
港に漁船がいっぱい。ライトをたくさんつけているのはイカ釣り漁船かな? -
大分や瀬戸内の港町を髣髴させるものがあります。
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野柳の廟は、漁師たちの港を支える守り神。
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野柳地質公園に入りました。
顔にぱらぱらと水滴が。
雨?!
いえ、これは波しぶきでした。 -
この日は風が強く、海も高波が押し寄せていました。
10m近い高さの波が、ざぶんざぶん!
歩いている人と比べてください。 -
押し寄せる波に圧倒されます。
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野柳のメインは、この「きのこの山」なのですが、この日は大自然の力を間近で楽しんでいる人のほうが多かったかもしれません。
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自然公園の中のトイレ。
住所は「海角1号」(映画のタイトルのもじり)
なかなかいいセンスです。 -
これが有名な女王様です。
常に誰かが彼女とツーショットを撮っていました。 -
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他にも名前をつけたくなるようなきのこがたくさんありました。
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台湾の人に嫌われるのを覚悟で言います。
「大自然の吹き出物!」 -
楽しく記念撮影をしているようですが、吹き付ける風としぶきで結構大変でした。
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地質公園の出口にはお土産屋がずらりと並んでいました。
日も暮れかけてきました。
暗くなる前に基隆の街に戻りましょう。 -
再びバスで30分。
基隆の街に灯りが点り始めました。 -
さて向かうのは基隆夜市。
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月曜の夜でもこんなに賑わっていました。
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まずは豚足をおつまみにビールで一人乾杯。
コラーゲンたっぷり、ぷにぷにで美味しい! -
怖そうなおじさんですけど、帰り際に手を振ったらにっこり笑ってくれました。
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次は、基隆名物「鼎邊坐」
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前夜に44chでレポーターが美味しそうに食べていたので、私もチャレンジしてみました。絶品でした!
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鍋の淵に沿うように生地を流し込んで、表面は蒸気で、裏面は鍋の熱で固めるので、麺がくるりんと丸まるようです。
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基隆からバスに乗るか電車に乗るか迷いましたが、時間優先で電車で。
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幸運なことに、新しい特急車両に普通料金で乗れました。
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タピオカミルクティーを飲みながら、今日一日の出来事を振り返ります。
それにしても、今日は乗って、歩いて、いろんなところに行きました。 -
台北に帰ってきたのは20時を回った頃でした。
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翌朝は5:30起き、早く寝なきゃ。
といっても、日本時間に直せばいつもと同じ時間なんですけどね。
「みんなで新型インフルエンザを予防しましょう!」林志玲
ああ、もう少しテレビ見たかった。
台湾の旅、以上です。
全てが順調で、誰もがフレンドリーで、ハラハラすることも寂しさを感じることもなかったけれど、自分を見つめ直すような衝撃を受けたりすることもありませんでした。
自分で計画して自分の足で歩いたのに、テーマパークで遊んできたような気持ちです。
この気持ちは、次の旅にぶつけるしかありません。
今度はどこに行こうかな!
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