台湾を一人旅(1) 姐姐と歩いた台南:あんいえさんの旅行ブログ
台湾に行くのは初めての経験です。
これまで、繁体字苦手〜、ホテル代高い〜、特典航空券取れない〜、と避けていたのですが、繁体字は会話している分には意識する必要はないし、ホテル代も決して高いところばかりじゃないことが分かりました。
それに台北線は観光路線でチケット代も随分安いのですね。20,000マイルを消費するより、素直にチケットを購入したほうがお得です。
シルバーウイークに出勤した代休もいただけるようなので、週末に絡めて楽しんでみることにしました。
今回の旅のテーマ
・古い建物を巡って、日本統治時代に思いを馳せよう
・現地の人と触れ合おう
・台湾らしいものを食べてみよう
台湾の歴史は知っているようで知らないことが多くて、今回は図書館で何冊か本を借りて勉強しました。
学校で習った歴史や、テレビや新聞で知った断片的な情報が、すーっと整理されて疑問解消。
旅の準備のためのエネルギーになりました。
旅程
1日目:成田→桃園→台南、台南市内散策
2日目:安平散策、台南→台北
3日目:台北市内散策
4日目:台北郊外散策(平溪線、九分、野柳、基隆)
5日目:帰国
| 交通手段 |
航空会社 >
全日空 現地移動 > --- |
|---|---|
| 一人あたりの費用 | [ 旅行費総額 > 5万円 - 10万円 ] [ 一泊平均宿泊費 > 5千円未満 ] |
| 旅行形態 | 一人旅 |
| 旅行人数 | 1人 |
| 手配内容 | 個別手配(個人) |
| 手配方法 | --- |
NH1081 成田→桃園
行きの飛行機はビジネスクラスにアップグレードしてもらいました。
けど、席に着いてびっくり。パーソナルモニターもない古〜い座席でした。
ANAにも未だにこんな機体があるのですね。
台湾では古い昭和の雰囲気を味わえると聞いていましたが、早速機内で体験することになりました。
台南にはおいしいものがたくさんあるようなので、機内食は食べずにいるつもりでしたが、あんぱん以外は完食。
だって、食事以外にビジネスクラスらしい恩恵が感じられなかったし・・・。
ああ、食べちゃった!
当初の計画が早速、頓挫!
次は携帯電話。
中国で買った携帯電話を持っていきました。これにSIMカードを差し替えればすぐに使えます。
一番安い600TWDのを購入。日本への通話なら30分使えるそうです。
電源を入れると、表示が繁体字に変わりました。
以前に中国で受信した簡体字のメールや住所録は、そのまま簡体字で表示されています。
とっても便利。というか、日本の携帯電話、本当に不便。
車窓には青々とした水田が広がっていました。日本そのものの風景です。
だんだんとぼんやりとした気分になっていきます。
私の乗った新幹線は、日本のどこを走っているのだろう・・・
ここまで来たのなら、帰りに実家に寄ることはできるかな・・・
今が夏なら、次の連休はいつだろう・・・
違う違う!今は11月!
沖縄よりもずっとずっと南にいるの!
と、自分に何度も言い聞かせていました。
これはこれで台湾らしい異国体験なのでしょう。
台南火車站に着きました。
青い空に、白い駅舎が栄えます。
一目で大好きになりました。
それにしても、窓口で言い合うこともなく、「没有」攻撃にも遭わず、おろおろすることもなく、トラブルも遅延もなく、拍子抜けするくらい、すんなりとここまで辿り着きました。
すんなり行き過ぎて気持ち悪いです。
漢宮大飯店
今夜泊まるホテルは、駅前で適当に見つけました。
中山路にあるホテルにしました。
一泊700TWD
フロントのおばちゃんがあまりにスマイルで、うっかり話し込んでしまいました。
長年使い込まれて古さは否めません。
中山路に面している都合上、夜中までスクーターの音が響き、朝はバスの音が気になりました。
でも、テレビもきちんと映るし、お湯も問題なく出ます。まずまず。
帰宅時間帯になりました。
スクーターの大群がロータリーをサーキット場のように走り抜けます。
スクーターがたくさん、とは聞いていましたが、実際目にするとびっくりです。
かつての中庭に、新しい建物が建てられています。
古い建物の中に新しい建物を建てることで、歴史ある概観を維持しながら、新しい機能も取り込むことに成功しています。
マカオの図書館も同じ方法で世界遺産を遺していました。
小学校に隣接する敷地に、武道館がありました。
これも日本統治時代から残る建物です。
実家の近くの警察学校にも同じような建物があって、竹刀の音や柔道で受身を取る音が一日響いていました。
なので、当時の情景は容易に想像できます。
賑やかな商店街の中に見つけた廟。
夕暮れ時、ライトアップされた姿は一層神秘的に見えます。
それにしても廟の多いこと。
私が歩いた範囲では、コンビニと同じくらい存在していました。
東京の9月のような気温とはいえ、やはり11月は11月。5時を回れば日は落ち、外は暗くなります。
機内食とマンゴー茶のせいか、あまりお腹は空いていません。
台南の街をぶらぶらと歩きます。
午後8時からちょっとしたコンサートが開催されていました。
お客さんはほとんどが年配の方でしたが、曲調はそれほど古い印象ではありません。
そっか、ここは台湾。
日本だって今の60代は吉田拓郎、井上陽水の世代ですもんね。
彼らの歌は大変上手で、夕涼みの雰囲気にぴったりでした。
残念ながら歌詞は全て台湾語らしく、まったく聞き取ることはできませんでした。
みんな夜型なんでしょうか?
もう21時を回っているのに、書店もお客で一杯です。
立ち読み?いえいえ座り読み。
日本語学習の本はたくさんの種類がありました。
中国本土に比べると、ビジネスよりも日常会話に重きを置いた本が多かったですね。
若者用語専門の本なんてあって、びっくりしました。
例えばこんな感じ。
○ニケツ《にけつ》:一人用のバイクのシートに二人で座ること
使い方:「昨日ニケツしてたら、ポリに捕まってさぁ」
さて、今日は随分と歩きました。
明日に備えてさっさと寝ましょう。
けど・・・テレビが面白くて眠れない。
小吃グルメ番組やゴシップニュースを視ていると、あっという間に時間が経ってしまいます。
建設中の台北101のクレーンが、地震で落下しちゃった瞬間。
最初のお店に行く途中、豆漿のお店に行列ができていたのが気になっていました。
これだけお店が並んでいるのに、この1店だけが突出しているのです。
帰りに寄ってみると、まだ行列が続いています。
これは食べてみるしかない!
しょっぱいほうの豆漿に、蛋餅。
お腹に優しくて、健康に良さそうな味でした。
一緒にお店で食事をしている人たちとしばらくおしゃべり。
日本から来ました、と言うと、
「私は3度日本に行ったのよ」「私の妻の兄は日本で暮らしている」といろんな人から声がかかりました。
台湾から日本へ旅行に行くのはそれほど大変なことではないようですね。
最寄のバス停に着くと、運転手さんが「安平古堡!」と言って教えてくれました。
一緒にバスを降りた人も一人旅っぽいので、声を掛けてみました。
彼女は台湾人ではなくて、中国本土から来た方でした。
アモイの大学から人材交流で成功大学へやってきたばかりなのだとか。
旅は道連れ。いっしょに楽しみましょう。
本当は私のほうがちょっと年上なのですが、彼女は自分が年上だと思っていたようなので「姐姐」(お姉さん)と呼ぶことにしました。
この呼び方、帰国後のメールでも嫌がっていましたが、実名を出すよりいいでしょう?
とりあえず、以降「姐姐」で。
蠣仔煎
蠣仔煎は台南でも台北でも食べましたが、片栗粉を溶いたようなどろっとしたのがどうも余計に感じました。
牡蠣を口の中いっぱい頬張る感じがないんです。
私も姐姐も同意見。
蠣仔煎はアモイで食べるに限る!
積み上げられたタイヤの中に、ガジュマルの気根が上から伸びて、今では一本の樹木がタイヤを貫いているようになっています。
どうやってこんなになっちゃったのか、姐姐が一生懸命説明してくれました。
同記安平豆花
ちょっと歩いて豆花のお店まで。
私はタピオカをトッピング、姐姐は緑豆をトッピング。
あっさりしていて最後まで食べ飽きることがありません。
この日は暑かったので、カキ氷を食べるお客さんもいました。
帰りのバス停を探しに、行きに下りたバス停の向かいに行くと、2番のバスがありません。
バスを待っているおじさんに聞くと、997番のバスが駅まで行くそうです。しかも無料。
台南駅
赤嵌楼で棺材板を食べるようなことを言っていたので、姐姐とは途中でお別れかな、と思っていましたが、結局私を最後まで見送ってくれました。
台北のホテルをクレジットカードで先払いしてなければ、台南でもう一泊したかったなあ。
当初の予定では、連絡バスで高鐵台南まで行って、新幹線に乗るつもりでした。
でも、姐姐が「在来線のほうが安いし、ここで直接乗れるのよ」と強く勧めるので、予定変更。
「私はアモイでいろんな人にお世話になったんだから、ここは私が恩返し!」と意気込んでいましたが、結局おごったりおごってもらったりで、あんまり恩返しできませんでした。
さようなら、姐姐。
今度会うときはごちそうするからね。
滞在した時間は短かったけれど、台南は温かくて、食べ物がおいしくて、時間がのんびり過ぎていく街でした。
桃園で隣に座った何くん。
いっぱいお話してくれるのは嬉しいけど、カードゲームのキャラクターの名前は分からないよ。
台北編へ続きます
http://4travel.jp/traveler/anye/album/10398413/
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