2009/11/08 - 2009/11/08
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防府市にある毛利博物館には、雪舟の描いた国宝「四季山水図」があります。
毎年11月に、国宝展で公開されます。
先日ボランティアガイドの会の市内研修で雲谷庵前地下道の四季山水図のタイル画を見たもので、久しぶりに見に行くことにしました。
ついでに、菊花展をやってる防府天満宮にも立ち寄りです。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車
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-
防府天満宮の駐車場に車を停めます。
結構多いです。
忘れてたけど、ちょうど七五三の時期でした。
学業成就の天神様ですが、子どもの健やかな成長も見守ります。
恋の成就は最近? -
やっぱり正面からお参りせねば。
11月28日には裸坊祭りも行われるもので、お知らせの立て札が建ってます。
お祭りの時はごった返します。 -
普段よりお子さん率が高いのは七五三だから。
でも、自分がその年代だった時より少ないです。
うろ覚えな記憶では、記念に手形をとるコーナーがあって、ずいぶん行列で待たされた覚えがあります。
多分、この頃から混むところが嫌いだったような気がします。 -
そんなに広くない境内の一角では、菊花展が開かれてました。
-
お正月や牛買い神事の時には景品が立ち並ぶ場所には、菊が鮮やかに飾ってありました。
コンテストだったようで、賞の表示も色々と。
お花は優劣つけなくても、それぞれにきれいだと思うんですけどね。 -
七五三だからか、お祭り時期にしかお店を出さないという梅が枝餅も出ています。
久々に1個、いただきます。
猫舌なのに出来たて買って、どうやって食べようかと思ってたら、アンケートに捕まります。
キャッチセールス・・・ではなくて、山口県内の観光動態アンケート。
似たようなのは、ガイドやってるときに市から依頼受けてやってたもので、ご協力。
終わったころには、ちょうど食べ頃に冷めてました。 -
帰り際に記念撮影。
北野天神、太宰府天満宮と並んで三大天神の防府天満宮。
規模的には負けてますが(って、北野天神は行ったことないんですが)、防府天満宮は日本最古だそうです。
ということで、最初と自己主張してました。 -
天神様は早目に切り上げまして、1キロメートルばかり離れたところにある毛利博物館&庭園へ。
駐車場から、ちょっと歩きます。
行く道すがらに紅葉狩り。 -
初めて毛利博物館の国宝展に来た時は、大学生でした。
友人たちと防府駅から歩いてきましたが、途中に石碑があるたびに、そういうのが好きな友人が立ち止まっては解読しようとするのに往生した覚えがあります。
このあたりには石碑はないから、国分寺近辺だったのかな? -
今は、マンホールを見ると、自分が立ち止まります^^;
防府市の定番マンホール。
右田岳に、佐波川の鮎に、天然記念物のエヒメアヤメ。 -
国宝展の時期は、ちょっと値上がりしてますね・・・まあいいか。
-
大きな門をくぐった後も、しばらく歩きます。
入ってから、紅葉以上に気になるのは鳥の声。
さえずってます。
森の中を歩いている感じがします。 -
ピークはまだのようですが、橋の近くのモミジはよく色づいていました。
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券売所でチケット買います。
既に時刻は15時半を回っていましたが、せっかく来たので庭園とのセット券購入。
毛利博物館は、毛利の旧邸宅を利用しています。
玄関から入ったら、券の確認があるかと思いきや、誰も来ません。
いいのかな?? -
人がいないと分かってたのなら、券売所で中の写真を撮ってもいいか確認したんだけどな・・・
とりあえず、玄関にあった、とげなし栗。
毛利庭園でとれるようです。
毛利庭園といえば大王松の松ぼっくりなんですけれど、こんなのもあるんですね。 -
とりたてて写真禁止の表示はないし、これまで観光したこの手の御屋敷は写真大丈夫だったから、いいかな?
あとで聞いたら、博物館スペース以外は写真大丈夫でした。
防府の毛利邸は、維新後に建てられてたんですね。 -
とりたてて目立つ美術品はありません。
だから監視の人がいないのかな?
でも、そこかしこの建具類がきれいです。
釘隠しに家紋。 -
御簾付き?照明器具。
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順路に従ったら、すぐに2階にあがりました。
-
中庭。
お屋敷にソテツってのもよく見かけます。
当時の流行りだったんでしょうか。
岩も灯篭もかなりの大きさです。 -
中庭もなかなかですけど、眺めはやっぱりこちら。
毛利庭園です。
上からの眺めがいいから、セット券でなくてもよかったかな?? -
東京の庭師さんが作庭した池泉回遊式庭園だそうで、彼方の瀬戸内海やら三田尻湾も背景・借景としているんだそうです。
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お庭の眺めもいいけれど、お部屋の眺めもいいです。
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再び1階に下りる階段の横に小さな部屋。
何も表示はないけれど、この造りからすると、お茶室だったのかな? -
主人居間(宝の間)。
大正天皇、昭和天皇とそれぞれの皇太后がお泊りになった部屋です。
さすがにこちらの中には入れません。
ところで、説明書きを見たら、泊られた時がみんなバラバラ。
公務で単独に動かれることが当時から多かったのでしょうか。 -
長い廊下を通って、別棟へ。
奥に毛利博物館があります。
この間、職員さんが券を確認ってことがなかったもので、「もしかしてお屋敷も無料スペース?」って思ったものの、博物館の入口の職員さんに聞いたらちゃんと玄関から有料でした。
写真の右側のケースの中に、「三矢の訓」の元になった書状がありました。
もしかして本物?
訳を読むと、毛利元就の人となりが垣間見えて、面白いです。
気取らないというか、正直というか、やたらと遜るというか、心配性な人柄の人だったようです。
あんまり戦国武将の猛者って感じがしません。 -
博物館内は写真禁止です。
季節ごとにテーマ展示がしてありまして、11月は国宝展。
雪舟の「四季山水図」が有名ですが、他にも国宝、重要文化財、かなりあります。
雪舟と、跡をついだ雲谷等顔が模写した四季山水図(模写でも国宝)が並べて展示してあるのは、こういうときでないとお目にかかれません。
結構、大内氏からの引き継ぎ(というか略奪品というべきか)が多いんですけどね。
夕方だったからか、国宝展なのに人がほとんどいなくて途中まで静かに鑑賞してましたが、団体のおじさんたちがやってきて、とたんに大賑わい。
博物館を終了し、外の部屋見学も同じ時間帯見学。
この椅子は、おじさんたちに言わせると「床屋の椅子」だそうです^^;
置き場所からすると、庭を眺めるための椅子のような気もしますが。 -
お隣は浴室。
風呂上がりに髪を整える・・・案外ありかも??
広々とした洗い場と石造りの浴槽は、松田屋ホテルの維新の湯を思い出します。 -
帽子をかぶった照明。
さて、閉館時間も近いから、早いところ庭園に行かねば。 -
中庭で、発見。
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まん丸猫さん。
フラッシュたいても、全く身動きせず。
ぐっすり寝てます。
まさか毛利邸で飼っているってことはないですよね?
現当主は、たしか東京在住のはずだし。 -
よく育ったソテツを眺めて、毛利邸退散。
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すぐ横の毛利庭園へ。
紅葉も色づき始めています。 -
外から見た毛利邸。
やっぱりかなりの広さです。
夕方になったからか、さっき全開だった2階の窓も、結構閉められていました。 -
いい枝ぶりの松に、いい置き場な石。
-
アカマツでしょうね。
幕末以降の毛利当主が眠る香山墓所にも、たくさんアカマツが植えられています。
アカマツは、山口県の木でもあったりします。
ちなみに、花は夏ミカンの花、動物はホンシュウジカ、魚は言わずと知れたフグです。 -
秋の日の入りは早いです。
既に暮れようとしています。 -
紅葉はもう少し後の方がよかったようです。
でもまあ、目的は博物館でしたから、いいか。
つわぶきもよく咲いています。 -
これはサザンカ・・・でいいんですよね?
はなざかりです。 -
ちなみに、石渡りして撮りに行ったのでした。
閉園間近で、ほとんど散策してる人もいないので、好き放題。 -
大きな石灯籠発見。
だいぶ毛利邸から離れてきました。 -
せっかくなので、乗ってみました。
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建物までの距離もあるけど、それ以上にびっくりなのが、間にやたらと深い池があったこと。
まさか、水不足でこうなってるってことは無いでしょうし、元々高低差のある地形だったんでしょうか?
写真撮ってる後ろ側には、面積が広いひょうたん池もありました。 -
そのひょうたん池の近くには、無残にも倒れた木が。
そういえば、7月の大雨災害で毛利庭園も被害を受けてたはず。
と思って、帰りに聞いてみたら、数年前の台風被害だったようです。
防府って県内でも気候温暖で住みやすいところなんですが、たまの被害がひどいです。 -
今年は紅葉具合が今ひとつなので、まあまあかな?
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この長さは、大王松の松葉でしょうね。
巨大松ぼっくりは見当たらず。
大昔は拾い放題だったそうです(母談)が、現在は売り物になってるらしいです。
でも、館内では売ってる形跡なかったんですけどね。
入り損ねた外の売店の方だったのかな? -
気づけば、戸締りが始まってます。
もう17時過ぎてます。
毎日雨戸を閉めてるようです。
これだけ広いと大変ですね。 -
退散しましょ。
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大雨災害は、入口の門近くだったようです。
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広々な駐車場も、閉館してしまえばガラガラなのでした。
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