2009/10/09 - 2009/10/14
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ohagiさん
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2週間滞在したイランでの旅行記です。
エスファハンからシラーズに向かうバスの中でイラン人おばちゃんと知り合い
そこのお宅に4日間ホームステイさせて頂くことに。
裕福なご家庭のようでしたが、イラン女性の本音や、普段の生活の様子が
間近に感じられてとても貴重な経験ができました。
ママと4人兄妹と赤ちゃんが一人、それに近所に住むいとこたちと友達…
にぎやかな毎日。
友達がいっぺんに30人くらいできちゃいました。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
-
エスファハンからのバスで知り合ったおばちゃんに
招かれ、彼女のお兄さんのお宅でランチを頂きました。
ありがたいなぁと思いつつパクパクいただき
そうこうしているうちに若い女性たちが10人くらい
やってきました。
おばちゃんのお譲さんといとこ達。
この日は金曜日で、毎週こうして親戚の家に集まって昼食を共にするそうです。
ランチの後はみんなから質問の嵐。
「なぜイランに来たの?」「なぜ一人なの?」
「日本てどのくらい遠いの?」
「アフマディネジャドってどう思う?」
「日本の男の子ってかっこいい?」…
みんな明るくて、突然やって来た外国人に興味しんしん。 -
お世話になったjavari家。
長女ファティマは英語が堪能。
次女は美大を卒業したエルハン。
三女のマリアンはまだ高校生。
一番右はいとこさん(名前失念…ごめんなさい!)
「うちに泊まるでしょ! YESと言うまでこれは返さない
から!」と両手で『歩き方』を抱えて
なかば強引?にこの家へのホームステイが決まりました。 -
ハーフェズ廟では盲目の男性がハーフェズの詩を暗誦していました。
朝から人がたくさん。 -
エルハンの親友サハールも一緒に来ました。
友達同士や家族と 時には恋人と
地元の人たちも気軽に足を運ぶ公園みたいな
身近な存在らしいです。 -
カフェテラスで朝のおやつ。
右手前はファルーデという、レモネード味のシロップに
白い細かい何かが漬かっているもの。
何だったんだろう?ココナッツに似た歯ざわりでしたが
ココナッツではありませんでした。
冷たくて美味しかったな。 -
今日のお昼はエビと青菜のポロウ。
鍋底のおこげがパリパリでとってもおいしかった。
ママはお料理上手!
外食のメニューだと肉料理ばかりでしたが
家庭では野菜もちゃんと食べていました。 -
いただきま〜す!
食事の際にはかならずハーブがてんこ盛りで出されます。
ヨーグルトもピラウにかけたり。
そして、みんなすごい量を食べます! -
長男夫婦の第一子 ELISSA。
愛嬌たっぷりでみんなのアイドルです。 -
イラン女子はお化粧大好き。
長電話も大好き。 -
シャー・チェラーグ廟。
外観もきらびやかですが内部も鏡が一面に張られていて
ぎらぎらでした。
一瞬でも触れようと聖墓に詰め寄る人たちの熱気と興奮は
すさまじいものがありました。
泣いている女性もいました。 -
翌日はサハールの家にお呼ばれして豪華なランチを
ご馳走になりました。
ママの手作りケバプ本当に美味しかった! -
パパさんご自慢のペット。
「名前は?」と聞いたら「ハムスター」と。
ペットに名前をつける習慣はあまりないそうです。
イランでは動物を飼う事自体がめずらしいとか。
パパは黒澤明のファンだそうでした。 -
イラン女子たちはお化粧大好き。
気合が違います。 -
どうしても来たかったマスジェデ・ナスィーロル・
モスク。
このモスクのことを誰も知らず、タクシーの運転手さんも知らず、10人くらいに聞いてやっと辿り着きました。
喜びもひとしお。 -
絨毯に落ちるステンドグラスの色がまぶしく鮮やか。
門番のおじいさんによると、ナスィーロル・モルクとは
このマスジェッドを建てた人の名だそう。
ここは一時は閉鎖されたものの
存命であるナスィーロル・モルクの孫のために
再び開かれたとの話でした。 -
こんな美しいモスクがあったなんて、と
ファティマもサミラも感激していました。
来てよかった。 -
奥には聖職者の廟がありました。
万華鏡のようです。 -
鮮やかな色合い。
ちょっと派手なくらい。 -
この日はjavari家の親戚の家でランチ。
2歳になったばかりのスルーシ君は一秒たりとも
じっとはしていません。
イランの人達はみんな本当に子煩悩。
みんなでめいっぱい可愛がります。 -
床にビニールの敷物を敷いて、その上で食事するのが
一般的です。ピクニックの要領で。
イランのランチタイムは3〜4時間。ダンナさんたちは
仕事先から一旦帰宅し、食事、休憩して夕方また仕事に
でかけます。
一日で一番暑い時間帯なので、これは効率的なのかも。
スペインのシエスタに似ていますね。 -
これはキャリーム・ハン城塞での一枚。
警備のおじさん 夢のひととき。 -
ヤズドへと向かう夜行バスに乗り込みます。
夜食に、ホットドッグとザクロを持たせてくれました。
特大サイズですが頑張って完食しました。
あっという間に過ぎたシラーズでの数日。
「ここはあなた家だから、早くまた帰って来てね」
と言ってくれたママとファティマ、
色んな所に連れて歩いてくれたエルハン、
「泣いちゃうから私が学校に行っている間に発ってね」と言いながらもう泣いていたマリアン…
みんなのおかげで、一生忘れられない思い出がいっぱいです。
イランの方々の人情深さに触れた経験でした。
本当にありがとう。
また必ず会いに来ます。必ず。
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