2009/10/06 - 2009/10/09
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ohagiさん
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2週間滞在したイランでの旅行記です。
日本国内で事前にビザを取得するのは難しいと聞いたので、テヘラン空港でのアライバルビザに期待。
女性一人の個人旅行でしたが難なくあっさりともらう事ができました。
ビザセクションのおじさんのwelcome!の笑顔にどっと肩の力が抜けました。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
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-
テヘラン空港に着いたのは深夜2:30。
ホールが賑やかいと思ったら、男声合唱団による
コンサートが。
バレーボール イラン代表団の凱旋帰国だったそうです。
日が出た頃、エスファハンへ向かうべく
バスターミナルに移動しました。 -
何はともあれ、まずはイマーム広場へ!
-
マスジェデ・エマーム。
青タイルが空に映えます。 -
学生さんたちも見学にきていました。
先生に注意されたっておしゃべりはとまりません。 -
イランでは、女学生は黒いチャドルの着用が義務付け
られています。
小・中・高校までは男女別、大学からは共学になるそう
です。
なので大学は男女の出会いの場としての役割も大きい
のだそう。 -
朝の光がめいっぱい差し込むと
壁一面のタイルの色が生き返るかのようです。
はっとするほど鮮やか。 -
うろうろしていて迷い込んだのは美術大学でした。
ちょうど展示会をやっていて
学生さんたちに案内されてアトリエにもお邪魔。 -
アーリー・ガープー宮殿は写真で見てとても来たかった所。
漆喰の壁と天井には楽器の形の装飾が施されていて見事です。 -
これを見ただけでもエスファハンに来た甲斐がある気が
しました。 -
修復作業が続けられていました。
-
質問攻めにあうお兄さん。
-
壁の柄もとてもきれい。
更紗の模様でこんなのがよくある気がします。 -
お花ずきんちゃん。
宮殿内を楽しそうにちょこちょこと駆け回っていました。 -
アーリー・ガープーの入口ホールでは、対の角同士で
糸電話のように話ができるんです。
(この写真では人が並んでいますが、対角でないとできません)
小さな声で話しても、壁の角を伝わって天井の溝を通って
ちゃんと届くのです。 -
こんな風に こしょこしょ。
-
マスジェデ・エマームの下でデッサンしていた青年は
美大の学生さんだそう。
あ!さっきのあの学校か!
風景とは関係ない人物画だったけど、ここに座っていると気持ちがいいから、と言っていました。 -
このモスクが礼拝者で埋め尽くされる様子を想像して
ちょっと鳥肌。 -
モフルと呼ばれるこの石はシーア派独特のお祈り用具。
これがなくてはお祈りができません。
イラク・カルバラの土を使って作られた石です。
カルバラは第三代エマームが「殉教」した
カルバラの悲劇の舞台となった場所。
ホテルにも必ず置いてありました。 -
床耕治をしているおじさんのバイクが
妙にマッチしていました。 -
ウズベキスタンのサマルカンドを思い出しました。
マスジェデ・エマームの中庭。 -
昼下がりはバザールもお昼寝の時間です。
-
『世界の半分』を潤す静けさ。
-
アッバースホテルの中庭を拝見。
きれいに手入れされて、花々が咲き乱れていました。
いつかは泊まってみたいものです…。 -
イランでも携帯電話がかなり普及していたので
公衆電話ももう使われる機会少ないかもしれませんね。 -
町のあちこちにあるナン屋さん。
ナンは厚さや形状によって呼び名が異なります。
もたもたしていると、左に移っているおばちゃんたちが
一緒に買ってくれました。 -
歩き方にも乗っている店でベルヤーニを買ってみました。
ハシュト・ベヘシュト宮殿の芝生で広げて
レモンをギュッと絞ってハーブをオニオンの巻いて
もしゃもしゃ。
うま〜い!!
これは人気のはずだわ。
と喜んでいたらハチがたくさん寄ってきました。 -
町でもバザールでもあちこちで小鳥を見ます。
-
こちらは銅細工の店、
叩いて、鍋やトレイを作っています。 -
遊泳禁止 と書いてあるのかな。
-
この時期川に水はありませんでした。
残念。
水があったらもっときれいだったろうなあ。 -
ハージュー橋ではおじさまたちが夕涼み中でした。
この花はどなたが持ってきたのかな?
イランの人はおしゃべりが大好きのようです。 -
女学生さんたち。
おじさまたちを撮らせてもらうため
毎週ここへ来ているそうです。 -
溢れ出さんばかりの渋みがすてき。
-
橋のたもとで語らうじいちゃんたち。
-
ぐるりとまわってスィー・オ・セに戻る頃には
暗くなり始めていました。
明かりが灯るとまたいい風情。 -
夕暮れのお祈りの時間。
人通りの多いスィー・オ・セ橋でも
ここだけぽっかり浮いたように静かな時間が流れていました。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- satochanさん 2010/03/23 19:03:46
- ビザ
- こんにちは。
女一人旅でイランでアライバルビザの情報を探してて、たどりつきました。
すごいですね!!テヘランで取れたんですね!!
色々情報収集してて、去年の選挙の後は特にアライバルビザがダメで強制送還という情報がよく落ちている物ですからビビってました。
日本の大使館でも取れませんし、やっぱり当たってくだけろになっちゃうのかなぁ。。。でも行きたい。。。と思ってたので、ohagiさんの情報を見てちょっと勇気づけられました。
特に何かされたこととかありますか?
知り合いとかイランにいらっしゃるとか??
教えていただけましたら幸いです。
- ohagiさん からの返信 2010/03/23 21:28:12
- RE: ビザ
- satochanさん
こんにちは。はじめまして。
イランビザについてのご質問、できる範囲でお答えさせていただきます。
日本での取得は絶望的、イランに知り合いもいなかったのでテヘランでのアライバルビザに望みをかけて、ダメ元で行くだけ行ってみました。
(もしダメだったらグルジアにでも行ってみるかーくらいの気持ちで…)
しかし、ビザ代50ユーロまたは75US$を支払うとスムーズにビザが発給され、その間15分くらいでした。
指紋を採取されましたが、それを除けばとても紳士的な対応でした!
ただ、2010年1月以降やや厳しくなっているという情報もあるようなので、
現在はどのようになっているかは分かりません。
イランは本当に本当に素晴らしいところです。
厳しいイスラム法が布かれていたり、外交問題や国内の民族問題など
国家として健康な状態とは言えませんが、町やバスで出会う一人一人は底無しに温かく、愛情にあふれた方々ばかりです。
日本ではまだまだキナ臭いイメージが残る国ですが、イランの深い美しさを一人でも多くの人に知ってほしいです。
satochanさんも、是非是非行ってみて下さい。
とりこになってしまうはずです!
ご質問の答えになっているかどうか不安ですが、また何かあれば
ご連絡くださいね。
-
- しきんさん 2010/03/09 00:58:20
- ペルシアの深みにはまる?
- ohagiさん はじめまして
ご訪問とご投票をありがとうございます。
こちらにおじゃましました。
いいですねえ。エスファハン。現地ではイスファハンではないのですね。
壁一面のタイルをみてみたいものです。
そして町の雰囲気が、今まで経験したことがないもののようです。
ペルシアの懐は相当深そうだと感じました。
一度は行ってみたいです。
ohogiさんの旅行では、現地の人とのふれあいが多く、すてきです。
他の旅行記も、興味深いところが目白押しで、いま駆け足でドウバヤズットなどトルコのものをいくつか拝見したのですが、それらも行間が深そうでした。また落ち着いて見させていただきます。
これからも世界を開拓して見せてください。
しきん
- ohagiさん からの返信 2010/03/09 21:06:18
- RE: ペルシアの深みにはまる?
- しきんさん
メッセージありがとうございます!
イランはトルコに似て人々が温かく、懐の深さ底無しでした。
機会があればまた何度でも行きたい国です。
しきんさんの旅行記もまだ全部拝見していませんが、これから少しずつお邪魔したいと思っています。
(パリのレストランの、ハンガリアングースが美味しそうです〜…)
こちらにもまた遊びに来てくださいね!
> ohagiさん はじめまして
>
> ご訪問とご投票をありがとうございます。
>
> こちらにおじゃましました。
> いいですねえ。エスファハン。現地ではイスファハンではないのですね。
> 壁一面のタイルをみてみたいものです。
> そして町の雰囲気が、今まで経験したことがないもののようです。
> ペルシアの懐は相当深そうだと感じました。
> 一度は行ってみたいです。
>
> ohogiさんの旅行では、現地の人とのふれあいが多く、すてきです。
>
> 他の旅行記も、興味深いところが目白押しで、いま駆け足でドウバヤズットなどトルコのものをいくつか拝見したのですが、それらも行間が深そうでした。また落ち着いて見させていただきます。
>
> これからも世界を開拓して見せてください。
>
> しきん
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