イタリア旅行記1-②ベネチア

2008/10 - 2008/10

水の都・職人の都ベネチアは、ツアー等ではコースから外されている事も多い場所ですが、もし1日余裕があれば訪れる価値のある本当に美しい町です。

ベネチア島は、地盤沈下に悩んでいる島です。地盤沈下の度合いは日本などで言われているものの比ではありません。
現在は島に入る為に、入島税（料金？）が発生しています。
10年前に行った時は、確かなかったように思うのですが･･･。

この代金は、車1台に対してかかる金額で、大型バスはそれだけ料金が高くなるという仕組みです。
年々島への観光客が大勢来るため、地盤沈下の速度がそれだけ速まっている為という事です。この徴収された代金は島の維持と地盤沈下を防ぐ為の対策に使用されています。

ホテルがベネチア中心からやや離れていましたが、ソフィテルヴェネツィアというホテルだったので、水上タクシーで運河を進みサンマルコ広場に向かいました。

最初は運河から普通の建物が両側に見えるだけですが、その運河を抜けると、目に飛び込んでくるのは言葉を失う程美しい夢の世界のような建物です。

ベネチア島を外から眺めることも出来、水上から入るのはとてもお勧めです。

ベネチアで有名なお土産といえばベネチアンガラスやそのアクセサリー等がありますが、それ以外にもレースやマスクなどの工芸品もとても優れています。ゆっくりお土産を見ているだけでも一日終わってしまいますが、それ以外にもサンマルコ寺院、ドゥカーレ宮殿と言った有名な名所があります。

またゴンドラに乗ってゆったりと町並を眺めるのも良いと思います。ただ、時間帯によってはゴンドラ渋滞が起きていて、前後が日本人だと「どうも･･･」と言った気まずさもあるかもしれません。

エリア ベネチア(イタリア)

これは個人宅です。運河を通る人々の目を楽しませるような美しい絵が、沢山の個人宅に描かれていて、どこから見ても楽しむことが出来ます。

ゴンドラに乗りました。
以前はカンツォーネなどの歌う方同乗では恥ずかしいかもしてないと思っていたのですが、朝早くに乗車したのですが、朝町が動き始める空気の中、美しいカンツォーネが町に響き渡り、橋やホテルの部屋から外を眺める人々が「ブラボー」と拍手喝采でした。

「オオソレミヨ」に胸がうたれました。

ちなみにアコーディオンの方日本語ぺらぺらでした。

サンマルコ寺院

サンマルコ寺院の中の様子

サンマルコ寺院の隣の建物です。
12時ちょうどになると、上の人形が鐘を鳴らす巨大なからくり時計です。

12時になった瞬間を撮りたかったのですが、失敗。

サンマルコ寺院の上から撮った風景です

寺院に描かれている司教様の絵。