2年越しの夢・スペインの旅②

2009/08/10 - 2009/08/19

夜行列車でグラナダへ到着！

夜行列車、かなり揺れます…。

さあ、寝よ－う☆　と思って布団に入って少し。
「寝るの無理だな」とすぐにあきらめました…。

さすがに、明け方くらいになると、ウトウトと眠ることはありましたが、結構な揺れなので、しょっちゅう起こされます…。

エリア グラナダ(スペイン)

• 同行者: 友人
• 航空会社: KLMオランダ航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

グラナダについて、まずはアルバイシンを歩いて目指します。

朝だから？（でも、10時くらい。）人がいない…。
バルセロナでは人が多すぎたからか、ちょっと不安に。あってるのかなあ？
ガイドブックには、治安があんまりよくないので。って書いてあるし…。
なんだか、気安く道も間違ってられません！
頼りになるのは、拡大範囲の地図のみ。

一度、地元の工事の休憩中（と思う）の集団に遭遇。何となく、そこを通るのに危険を感じ、道を逆戻り…。（まあ、危険に思ったこと自体、勝手な思い込みですが）

なんとか、別の道で展望台まで到着！
近くの広場には、人も多く、ほっとした瞬間でした。

写真は貴重な通行人です。

アルバイシンから、アルハンブラ宮殿を。

さすが、きれいです！

午後からは、あっちのアルハンブラ宮殿にいきまーす。

アルバイシンで休憩。昼食をとることに。
展望台の広場にあるお店「kiki」というところにはいりました。

メニューを見ても相変わらず分からない私達は、ガイドブックや会話帳の食べ物欄を見せ、「これある？」作戦に。

店員さんがとても感じよく、「あるよ！」とか、「これはないけど、オススメはこれだよ！」とか、教えてくれました。

味も◎！ボリュームも◎！で、写真はフライの盛り合わせを頼んだんですが、二人でこれは無理でしょう！？って量が出てきました〜。

特においしかったのが、イカフライ！なんでこんなにやわらかいの？？
逆に、なんで日本で食べるイカリングはかたいんだ？？

アルハンブラ宮殿に到着！

日本からのチケット予約には苦戦もしましたが、なんとかGetできました。１３時半からの入場です。

アルハンブラ宮殿は、広いですね〜。
ナスル朝宮殿→アルカサバ→カルロス5世宮殿→ヘネラリフェ

日中の暑い中、歩き回りました…。

写真はナスル朝宮殿の中の壁の装飾の一部。

全体的にとてもきれいな装飾がされていて、素敵なんですが、どうしても、カメラに写そうとすると、すごさが伝わらないんですよね…。
（アンコール遺跡の時もそうだったなあ。。）

アルカサバから、アルバイシンを。

午前中に宮殿を眺めていた場所を発見！
こうして眺めていると、まだ向こうに私がこっちを見て立っているような気がしてしまいます。

このあとまわった、ヘネラリフェは距離的には少しありますが、緑と水と建物がとてもマッチしていて、動き回った疲れも、すぐに癒されました〜。

グラナダは1日のみ。

忙しいですが、翌日は電車でセビリアへ。

この旅、よくお世話になったrenfe。
今回は中都市を結ぶ特急のようなものでしょうか。（乗り心地も）

グラナダ始発で、セビリア終点なのが、なんともありがたい！！

スペインの車窓より。

どんな風景が見れるか楽しみにしていましたが、大方は茶色の大地とオリーブ畑が延々と続きます。

なるほど。かえってスペインの雰囲気がよくわかる。

ヨーロッパの鉄道は乗りやすいし、風景も楽しめるし、なんだか、鉄道の旅にはまりそうです。

午前中にセビリア着。
ホテルで少し休憩し、昼食へ。

「ロブレス・タパス」タパスが少しずつつまめるのがうれしい。
暑いので、あまり食欲がわかないのですが、スペインオムレツといわしの酢漬けを。

この、スペインオムレツ、スペインではどのお店でもふわふわです！！
日本で「スペイン風オムレツ」ってありますが、あくまで「風」ですね。ふわふわ度が全然違うんです！
多少、味付けの差はあるものの、やはり本場はすごい！

イカリングに続いて、なぜ日本ではこのふわふわがだせないのか？？疑問。

セビリアでは、夏のスペインそのものを見たような気がします。（今までは、観光地にごまかされていた）

まず、暑い。日中40度。
その日中というのは、朝の8時くらいから、夜の9時くらいまでをさします。（ずっと明るいから。）
午前中はそれでもまだまし。
午後2時〜7時くらいまでは、ただただ暑い。

現地の人は、だから外にいません。
そんなに家の中で何してるんだろう？と思うほど。（どっか、休暇でいない人もいるのでしょうね。）

街の中にいるのは、観光客のみ。

でも、暑いから？ほとんどのお店も閉まっている。デパートもシエスタ。スーパーもシエスタ。博物館もシエスタ。（ガイドブックの情報と関係なしに。）

でも、シエスタも夕方には開くのかというと、そうでもなく、看板に書いてある時間になっても閉まったまま。開いていたらラッキー☆という程度。

写真はカテラドルのヒラルダの塔。
さすがに、この付近少しは開いているお店もちらほら。

スペインでは結構、カテラドルの中にお土産物ショップがあるのですが、割高でもなかなか他にはない素敵な物があるようです。いいな、と思ったら買うべきですね。また戻って…ということができないので。
私は、あそこで買っといたらよかったな〜と、少し後悔したものが。。。

ここは、開いててラッキー☆な大型スーパー。
毎日がぶ飲みする水を買いました。

やっぱりお客さんはほとんどいなかったなあ。

海外のスーパーって、見てまわるだけでもおもしろいですよね。

生ハムコーナーでは、生ハムが普通に売られていました。さすがスペイン。

この旅最終日には、マドリッドのスーパーでお土産用のオリーブオイルや食べ物の缶詰を買いました。

セビリアは2日間の滞在です。
でも、そんなに広くない街。
そして、ほとんどが閉まっている街。

ずっとホテルにいるのもねえ。
と、本場フラメンコを見ることにしました。

スペインで夜出歩くのは危険！？なんて思ったりもしたのですが、8時、9時ではようやく現地の人も、夕食にでもと外に出始めたくらいの時間帯。
昼間よりも少し人通りも増えて、明るい道を歩けば問題なしでした。

見に行ったフラメンコは、お気軽コース？で若手のダンサーやギタリストによるものでしたが、
フラメンコって、すごい！情熱的です！
楽しく〜なんてものではなく、その迫力に圧倒されてしまいました！！
見に行ってよかったです！

セビリア2日目。

まだすずしい、午前中が勝負！！
と、スペイン広場→アルカサルとまわりました。

写真はアルカサルのものですが、一見すると、アルハンブラ宮殿？と思ってしまいそう。。

イスラム風の宮殿なので、造りが似ているんですね。

写真だけで見ると、私もどっちだったんだか？？？とこんがらがってしまいそうです。

午前中でまわりたいところはまわり、昼食を摂ってホテルで休憩。

もう、外は灼熱です。






でも、このままホテルにいるのも……。。。



暑さにバテてしまった友達はホテルで休憩。
私は街の散策へ。

予想通り、暑い。人はいない。店は閉まっている。という、どうしようもない状況でしたが、
一人で2時間の散策は、いつかは海外一人旅ができたらいいな、という密かな夢への第一歩でした。

この旅行記へのコメント （2）

• mielさん 2010/03/21 19:51:07

  シエスタ！

  natsuichiさん、こんにちは。
  以前、コミュニティで書き込みをしたmielと申します。
  旅行記ができていたのでお邪魔しました。
  
  ８月はバケーションで、そういえばお店が田舎の方はやってないですね。
  私が住んでいる周辺もけっこう大きめなスーパーでさえ、改装だと言って２ヶ月お休みだったことがあります。
  改装っていっても、そんなに変わらないんですけどね。口実のようにしか見えない。
  シエスタもセビリヤはバッチリ取りますもんね。
  営業時間もいいかげんだったような気がします。これは夏じゃなくても変わらないかも（笑）。
  ヨーロッパの人は、ビーチに寝そべって何もしないのがバケーションっていう人も多いみたいです。
  私は海沿いの街に住んでいるので、夏になるといろんな国の人を見かけます。
  
  マドリッドには行ったことがないので、私もバルを回ってみたいです。
  プラドも行ってみたいです。
  
  またページに遊びにきます。
  では。
  miel

  natsuichiさん からの返信 2010/03/22 21:05:03

  ありがとうございます！！

  mielさん、こんにちは！
  そのせつは、ありがとうございました。
  おかげで、（多少は）安心して旅行することができました。
  
  幸い、危ない目にも合うことなく、スペインの街・人・食べ物と、とても満喫して楽しむことができました！
  
  スペインが大好きになって、またいつか行きたいなあ・・。と思っています。
  
  確かに、日本と違う文化（感覚）には、戸惑いましたが、逆におもしろいと思うしかありませんよね〜。
  
  でも、ほんと、スペインは食べ物もおいしくって、バルもよかったですー！！
  
  今年は、イギリス方面の旅行を考えていて、じゃあ、次はパブめぐりかな！？と・・・。
  
  また、スペインのことも含めて、いろいろ教えていただけたらうれしいです！！