箱根塔ノ沢温泉　福住楼・冨士屋ホテル

2000/01 - 2000/01

関東在住のＢちゃんに箱根を案内してもらうことになりました。
古い木造の旅館が大好きな私達が選んだ宿泊先は塔ノ沢温泉福住楼。
夏目漱石、島崎藤村など多くの文人が常宿とした、明治23年創業の老舗です。建物は木造で有形登録文化財に登録されているそう。
温泉でゆったり過ごした翌日はこれまた老舗の富士屋ホテルでお昼をとることにしました。

エリア 塔ノ沢温泉(神奈川)

• 同行者: 友人
• 交通手段: 高速・路線バス

初めての箱根温泉へ。

福住楼の玄関。
歴史を感じる建物です♪

福住楼 宿・ホテル

宿泊客が少なかったのか、お部屋が散らばっているせいか、宿の方以外とはほとんど誰とも遭遇しませんでした。本当に静かに古い宿を楽しめました。

玄関から見ると小さな宿のようですが、中に入ってみると回廊状の廊下が奥へ奥へと続いています。庭を見ながらどんどん進みます。
離れになっているお部屋もあるようで、これが静けさを保っている理由かもしれません。

お風呂の上の欄間。千鳥？でしょうか。

大きな松の幹をくり抜き組み合わせたという大丸風呂。岩風呂とこの大丸風呂が男女で交代になっています。夜は大丸風呂が女性用だったので翌朝岩風呂に入りました。

翌日はよいお天気。
宮ノ下温泉の冨士屋ホテルへ向かいました。
明治１１年創業の歴史ある洋風ホテルで文化財にも指定されています。

西洋館。

明治39年（1906）に建てられた、鎧戸付き上げ下げ窓の外観を持つ、典型的な明治の西洋館。1号館「カムフィ・ロッジ」、2号館「レストフル・コテージ」の2棟からなる木造2階建てで、建てられた明治時代当時の面影を最もよく残した洋館です。（ホテルのホームページより）

洋と和の融合した独特の雰囲気があります。

敷地内をウロウロして建物を眺め、ランチをいただいて帰りました。温泉は旅館派の私ですが、ここには泊まってみたいです。