北京滞在記062～上海編２-12・浦東老劉宅へ～バス２時間の旅！

2009/05/11 - 2009/05/11

さあ、老劉からずっとずっとお誘いを受けていましたが、彼らの家にお伺いする時が、
漸くやって参りました！
何度かお尋ねした事はありますが、殆ど数時間程度の簡単なモノでした。
でも、今日はお泊まりです。こまの小区に建っていたような旧式の家ではなく、
もっと新型の花園庭園式公寓。しかも、フランス系の不動産屋が建てたマンションと
同じ系列のアパートです。とても綺麗な部屋と環境なので、いつでも出掛けたいのは
山々だったのですが、如何せん・・・・・「遠い～っ！！」

今回はこの後何もないので、ちょっとゆっくりしてきます。
では、２時間以上バスに揺られて行ってきま～す！

エリア 上海(中国)

バス乗り場は、ウチのアパート前の場中路上にあります。
バス停にあるお店には、JOMOのエンジンオイル専売店が。
「JOMO」が何で「矯馬（qiao ma）」って発音になるのかなぁ・・・

597路に乗り込みました。
これに乗ってしまえば、浦東金融区の世紀大道にある「東方路」辺りまで1本で向かえます。

老劉の家は、そこからまだ更に奥へ向かいますので、別のバスに乗り換えです。

始めて乗った「597路」バス。
この距離なら２元でも高くはないですね。

場中路から水電路、江湾路から虹口サッカー場を越えて四川北路、そしてそこから、な・な・なんと〜！！
狭い狭い漂陽路に進入したと思ったら、辿り着いたのは四平路！
ここは、こまが始めて住んだところです。しかも、そのマンションの真南！

あ！！！！！！！！

ビックリしていると、バスが北上し始めました！
南下して外灘へ行くのかと思って居たら、交差点を左折し、臨平路方向へと向かうじゃぁ〜あ〜りませんか！！？

その角にある世紀大酒店！！懐かしい！・・・と言うより、こまが、ここの場所で２年を過ごし、賃貸契約満期の為に雁蕩大厦に引っ越す時は、ここはまだ建設中で、かろうじて入っていたテナントは中国銀行でした。

曲がるとスグに見えるこのマンションが、その「虹臨公寓（花園とも言う）」です！！
左がＡ棟、その横はＢ棟、、、

そして一番北手に有る棟がＣ棟。
こまの部屋は、忘れもしないこのＣ棟の８Ｆ。
向こう側の、臨平北路側（欧陽路や宝安支路に面する方向）になります！！

あああ、好久不見〜！！

この角度なら、右手の裏側になります。
虹臨花園敷地内からだと、正面に見えるんですけどね。

いやはや、バスの中で、何故か興奮してしまいました！
老劉の奥さんに説明しまくっていました〜♪

そしてバスは、まるでこまに元居たマンションを見せる為のように、次の臨平北路を右折しました！

ホント実際、バスは虹臨公寓の東側をナメて走っただけで、虹臨花園の敷地分走ったら、スグに四平路から別の道へ曲がって逸れて行きました。
なので個人的に妙な感じがして、１人でかなり盛り上がっちゃってました〜♪

今日は、昼間は雁蕩大厦を見ましたし、今、この虹臨公寓を見ましたので、売っちゃった自宅を合わせると、こまが『１６年の間に上海で住んだ全ての場所』を見たと言う事になりますね！
しかも偶然的にです。ラッキ〜！！（軽…）

でもこの画像、何で撮ったのか判りませんが…？
有ったので載せときます。(^灬^；

公平路から、ちょっと広めの周家嘴路を経由して、大連路隧道へ向かっています。

信号待ちで停車中、隣にいた海博タクシーをパチリ。

この会社は、同業者が認めるタクシー会社Ｎｏ.１の企業で、元々の名前を聞くと、判る人も居られるかも？
「農工商」です。
前回３月の上海訪問で、大衆タクシーに「大衆でも酷いの居るよ！」と話しをした時に、「実際は海博だよ。これは同業者の殆どが認めてるね」と言う話しを聞きました。

車は新型車のサンタナVISTAですね。
Windows VISTAの登場と同時に出現したような・・・(^灬^；

さて、大連路隧道に突入します。

これを抜けると浦東区東方路北詰です。

トンネルの中・・・

ははは、良く判りません？

東方路を走ってきたバスは、終点への進入の為に、商場路へ入って福山路上で一つバス停に停まります。
終点一つ手前の、東方路-福山路バス停で降りました。
そうする事で、乗り換えが便利になるそうです。

乗ってきた597路バス。こんなハデハデでした〜♪
上海のバスは、北京のバスより古いのが多いですね。
…と言うよりも、昨年のオリンピックのせいで導入が進んだだけで、上海の方が先に新型導入には積極的で、ドンドン入れ替えを終えていました。

東方路-福山路の交差点近くには、金属で出来た鳩の像が有りました。

平和のシンボルのように、赤くて長いリボンをくわえている図ですね。

今でも極々普通に、ニワトリと同じ感覚で料理で出て来るのに・・・（ウサギやカメも）

交差点です。
辺りは夕暮れになり始めています。

遠くのマンションも、夕日に照らされて赤く染まっています。

工事通の場所は、まだまだ沢山有りますね。
浦東金融区が全部ビルで埋まる頃、そこは手塚治虫の世界でしょうね〜♪
今でも奇抜で高いビルが沢山ある上海なので、上海っ子が東京に来ても、「東京はまだですか？」と聞くそうですね。
「ここがそうですよ」と答えると、驚いて「何だ〜？上海の方が都会じゃん！」って反応らしいです。
日本には、あれだけのビルが建ち並ぶ街って有りませんからね。(^灬^；

開発が進んでいると思ったら、電柱はまだまだ古く、老百姓へのインフラは遅れているようですね。
電気足りてるのかなぁ・・・？

乗り換えの福山路バス停。

790路に乗るそうです。

直ぐ来ました。

プレートと同じ黄色いバスなんですね。
聞くと、判りやすいように合わせているそうです。

出発〜！
夕日が浦東川沿いのビル群とコラボしています。

ほら！

素敵でしたよ〜♪

寄せてみました〜♪

夕日が丁度良い位置に！
S-WFC（上海環球金融中心）と良い感じです。

折角ですからもっと寄せてみました。

LPFが焼けちゃうかなぁ・・・(^灬^；

790路バス内。

空いてて良かったです〜♪

振り返ると、夕日のショーはまだやっていました。

でも、後は秒読みって感じですね！

さて、ここから更に一時間ほどあります。

開発区なので、殆ど副都心的な住宅街の多いところです。

浦東の大通りのイメージは、空港へ行く道沿いの閑散としている様子を連想しますが、浦東の北部分は、ホント住宅だらけです。

しかも、結構立派なものが多くて・・・

圧倒されちゃいますね。

夕日のショーも、もうかなり終盤ですね。

5時半頃なので、通勤帰りの人がちらほら。

これくらいの混雑が丁度良いのでしょうけど、如何せんここは「浦東」。浦西から戻って来る時間はこれからだと思います。

今はまだ、近場の企業からの帰宅者達でしょうね。

張楊路から雲山路を抜けて碧山路へ。

この辺りは、政府高官や医者のエライ人達が住むところです。
この家楽福は、その人たちに向けて、住宅が出来るのと殆ど同時に出来たお店です。かなり前から有りますね。

新金橋路に入ります。

長いですね・・・

新金橋路って、ホント長いです。
しかも、バス停の一つがまた遠いのなんの。
車はリムジンバスのように飛ばします。

立派なマンションはまだまだ続きます。

今後、「上海」と言えば浦東と言う感じで、町中心や機能をこちらに移せばいいのかも知れません。そして浦西は「老上海街道」として残すと。
そう言う考えで進めていたら、昔から受け継がれてきた家を無くす人はかなり少なかったのでしょうけどね…。

マンション、ドンドン増えています。

100?の新築マンションが68元！
この規模でこの価格、安いです〜！
でも、遠いです。
ただ、金橋路までなら地下鉄があるのでまだ良いかも。

外環状辺りには、外資系の電気関連工場が沢山有ります。

夕日が、地平線に溜まった雲の中へと消えて行きました。

上海第二工業大学や三信国際電器の工場を過ぎると、杉達大学のある上川周辺に到着です。
民耀路に差し掛かると、建設が３年間放置されているホテルが有ります。

この前にある民耀路に入ります。

おばちゃん、何してるの・・・？

民耀路。

この辺りで降りるそうです。
引っ越ししてきた当初は、降りるバス停はもう一つ先だったのですが、画像に見えている道路が開通したので、ここからの方が近いそうです。

で、馴染みの通りに出ました。
今まで通り上川路から来た場合、この道をずっと南下して来ました。

学生寮があるので、若者が沢山彷徨いています。

正面にあるのがその学生寮ですが、なんとも立派なアパートですね。

その手前にある、この右手の一角が愛和花園。

建物の様子は明日ご紹介しますが、とても綺麗なところです。

家に入ると、爺ぃの絵が沢山掛かっています。

それも明日以降に撮る事にして、リビングを見渡すと、、、

テレビラック以外は、全〜部こまの家にあった家電品ですね〜♪

置いて行くのも勿体ないので、老劉が使ってくれれば御の字です！
しかし、自分の家にいるような錯覚も。。。(^灬^；

では、気ぜわしかった今日一日が終わりました。
小部屋がパソコンルームになっていましたので、そこでちょっとネットをしてから寝たいと思います。

明日、小陳と小黄が仕事帰りにやって来ます。