「山形の秘湯めぐり」④米沢の秘湯、滑川・姥湯温泉編

2009/10 - 2009/10

一度行きたかった姥湯温泉、ここはかれこれ十数年前に台風で崩れ、全滅再建した湯なんです。何回かトライしたのですが、一度も泊まれず、その手前の滑川温泉止まりで。
かつての峠駅はスイッチバックの駅で、１日数本の列車が到着すると「峠の力もち」を、駅弁のようにホームに売りにくる光景がありました。
高速も無く、新幹線もなく、正しく秘境でした。懐かしい滑川温泉から姥湯へ！！

エリア 米沢(山形)

五色の山を降り、板谷駅へ。

ここもスイッチバックの駅でした、その跡。

ちょうど福島からの電車がきました。
・・そんな偶然が・・、この時間に合わせてこちらが来ました（笑）

一日６本だけ。この後は１３時までナシ。

さぁ〜まず滑川温泉へ。

山道のさらに分岐点、この先は冬は通行止め。

ここは大したことなんですが、スリルの連続、対向車くるとヤバイ！！っスが一杯。片方は崖で・・って感じ。

今日の初湯、滑川温泉・福島屋旅館着。板谷から約２０分。

こんちわ〜！

懐かしい内湯へ。
日帰り入浴５００円です。

脱衣所は別の混浴です。
左男性、右が女性。

窓の外は紅葉のピークかな。

静かな、いい湯。

分析表。

宿からのメッセージ。

外には露天が出来てました。

露天は２つのようでしたが、大きな露天は朝女性用で、ヒノキのプチ露天が混浴で、こちらへ。
茨城・日立から日帰りでお嬢さんの車で来ていた初老の旦那さんと一緒で。
先日の日立の夜の話と茨城温泉談義に話が弾みました。

障子の部屋がまだ残ってました。
前回、子供が出来るずっと前来た時は、廊下沿いに障子１枚の部屋で、障子の外の廊下敷いた新聞紙にスリッパを置き泊まった記憶が・・・。堂々たる圧巻の「混浴」でした（笑）

さぁ〜本命の姥湯に行くぞっ！！

滑川からひたすら登り道。
途中で、滑川温泉全景が。

見通しがいいところは、ホッと。

たった３ｋｍだけど・・。

途中完全舗装かと思ったら、この急勾配。坂の途中で止まるとオートマでも逆走するような急坂です。
いや〜凄い、とにかく、とにかく対向車注意です！！

もうすぐかな？？

突然視野が開け、彼方に一軒の建物が！
あれが姥湯かっ・・・。
滑川からゆっくり走り２０分です。

途中で車を止め、歩きで。

つり橋を渡り。

いい色。

到着です。
さっ、風呂へ。５００円を払います。

分析表

この先が、露天。

脱衣所狭く、皆近くで着替えを（笑）

あまりにもの混雑で・・
秘湯が、名湯になり、名湯が人気湯になり、こんな山奥の朝に、こんな混雑になるとは思うような混具合でした・・。
日帰りで行く湯ではないようでした。今や、やはりと泊まり、静かに夜と早朝の湯を楽しむ「名湯」ですね。

途中、誰が工夫した？？ペットボトルの裏を開いて山から流れる清水集め蛇口にして清水が飲めるように工夫してあるんです。美味かった！！
さすが！！

今度は泊まりで！と。山を下り、米沢へ。