2009/10 - 2009/10
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彷徨人MUさん
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1).旅のはじめに
旅誘う 月の光に 幾雲井
上海から、安徽省「黄山」行き、20時50分発「FM9265」は、出発が遅れ、23時に「黄山屯渓空港」に着き、建国60周年の「国慶節」で、賑わう屯渓区の「老街」へは、日付が変わって、辿り着いた。
2). 「呈坎古鎮」(中国民家古代建築群)を廻る
翌日、「中秋節」の朝は、「黄山」に登るロープウェーは混むようなので、先ずは、「八卦の村」と呼ばれる「呈坎古鎮」へ、向かった。安徽省の「イ県」は、「徽州古村落」とも呼ばれ、「中国古民家建築」の宝庫である。「古鎮」内は、黒瓦に漆喰の白壁、精巧な窓枠彫刻の「徽州建築物」が建て込み、迷路の様な細い道を、戸惑いつつ、歩き回った。昼食後、ロープウェイの「山麓駅」へ向かった。
3).「黄山」へ登る
「黄山」は、安徽省南部の花崗岩の山で、「蓮花峰」、「光明頂」、「天都峰」の三大主峰を中心に、72の峰の総称である。「奇松」、「怪石」、「雲海」、そして「温泉」を、「黄山」で、自慢できる優れた四つのものと言われ、「黄山四絶」と呼ばれている。
午後、「雲谷新索道」で、「雲谷寺」から「白鵞嶺駅」まで登り、今日の宿泊地である、北海地区の「獅林大酒店」へ向かった。夕食後、散歩に出かけると、近くのテント村は、今正に宴竹縄であり、国旗を振る人の周りに集まり、国歌を合唱し、歓声を上げ、練り歩く騒ぎであり、静かに月を愛でる雰囲気など、感じられなかった。更に、登って行くと、『嬉しとや 待つ人ごとに思うらむ 山の端出づる 秋の夜の月』と、「西行」が詠んだ歌の如き、静かに月見を楽しむ、一群に出会うことが出来た。
名月や 闇より出づる 峯の影
午前5時起床するや、ホテル裏手の「清涼台」に向かった。見晴らしの良い場所は、既に、防寒着の人で溢れていた。日の出は5時58分、震えながら待つこと30分余。ほのかな赤みに山影が浮き立ち、松の枝が、恰も墨絵のように浮かび上がるや、一筋の御来光が、闇を走った。
4).「黄山」を縦走する
雲海を見るため、まず、「排雲亭」へ向かい、そこから「気象台」のある「光明頂」を抜け、今日の宿泊地である、「天海」の「白雲賓館」に向かうことにした。距離は6キロ程だが、アップダウンが激しい道中であった。
① 「排雲亭」へ
アップダウンが続く山道を、「排雲亭」へ向かった。そこから、「西海」一帯を見下ろすと、遥かに雲のたなびく景色が広がっていた。
② 「光明頂」 へ
石段を登り下りし、天から飛んで来たと言われている「飛来石」」の脇を登り、気象台のある「光明頂」に到着した。休憩後は、宿泊先の「白雲賓館」へ、向かった。
③ 「鰲魚峰」へ
午後4時半頃に、大亀の形に似た「鰲魚峰」へ、出掛けた。太陽が沈む瞬間を撮るため、既にカメラの三脚が並んでいる辺りで、僕も「晩霞」の瞬間を待つことにした。空は、茜色となり、陽の落ちるに連れ、次第に景色が狭まり、夕暮れの寂しさが漂ってきた。やがて、太陽は、西の空に、茜色の輪郭を残しながら、闇に消えて行った。
5).「西海大峡谷」へ、そして下山
翌日、「西海大峡谷」一周のため、ホテルを、午前6時半に出発した。 昨日のコースを戻りながら、「排雲亭」から、「西海大峡谷」を通り、「西海」に入った。絶壁を見上げながら、谷底を歩いていたかと思えば、息を切らしながら石段を上がり、膝が笑い始めるのを堪えながら、今度は、一段一段下りて行った。午後1時前に、ホテルへ戻り、昼食後、「玉塀ロープウェー乗り場」に向かうが、「鰲魚洞」で渋滞となり、「百歩雲梯」の階段は、人で溢れ、「蓮花亭」から、ロープウェーの乗り場まで、人の行列が続いていた。結局、午後6時過ぎに、「慈光閣」駅に、到着した。
6).旅の終わりに
麓の「湯口」のホテルまでは、バスで戻ったが、来る時のタクシー運転手が、約束通り、待っていてくれ、空港へ向かった。飛行機が遅れため、日が変わり、上海に到着した。「南京路」のホテルへは、午前1時に辿り着いた。
部屋の窓から、中空を、見上げると、ビルの谷間に輝く「立待の月」が、時に摩天楼に遮られ、オロオロと、彷徨うかの様に、見えていた。(完)
* Coordinator: H. Gu
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 観光バス タクシー 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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安徽省呈坎集落の街並み①
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安徽省呈坎集落の街並み②
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安徽省呈坎集落の街並み③
集落内の迷路のような路地 -
安徽省呈坎安徽省呈坎集落の街並み④
集落内の迷路のような路地 -
「清涼台」からの風景①
「日の出」 -
「清涼台」からの風景②
「日の出」 -
「清涼台」からの風景③
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「清涼台」からの風景④
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「清涼台」からの風景⑤
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「清涼台」からの風景⑥
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「飛来石」
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「排雲亭」
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「排雲亭」
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「排雲亭」
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「白雲賓館」での昼食
「美味三鮮○」(○は、保の下に火、円筒形の深井鍋で煮ること) -
「白雲賓館」での昼食
「美汁黒木耳」 -
「白雲賓館」での昼食
「太平湖魚頭湯」 -
「白雲賓館」での昼食
「績渓炒米粉」 -
「白雲賓館」での昼食
「上湯娃娃菜」 -
大亀の形をした「鰲魚峰」から眺める夕焼け
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大亀の形をした「鰲魚峰」から眺める。中央の岩の、真ん中を走る岩の割れ目の中には、「百歩雲梯」と呼ばれる、石段が造られている。
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大亀の形をした「鰲魚峰」から眺める夕焼け空
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大亀の形をした「鰲魚峰」から東の空を眺めると、月が昇りつつあった
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大亀の形をした「鰲魚峰」から東の空を眺めると、白い月が浮かんでいた。
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「白雲賓館」での夕食
「筍○肉」(○は火偏に、旁は門構えの中に心である。ぴったりとふたをしてとろ火で煮込む料理) -
「白雲賓館」での夕食
「虎皮青椒」 -
「白雲賓館」での夕食
「山庄水湯肉」 -
「白雲賓館」での夕食
「風味煮水餃」 -
「西海大峡谷」
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「西海大峡谷」
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「西海大峡谷」
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「西海大峡谷」
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「西海大峡谷」
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西海大峡谷
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「西海大峡谷」
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「西海大峡谷」
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「西海大峡谷」
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「西海大峡谷」
歩仙橋 -
「西海大峡谷」
歩仙橋 -
「西海大峡谷」
歩仙橋 -
「西海大峡谷」
歩仙橋
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