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【飛行機でミラノへ】<br />前回2月ののんびりしたオーストラリア旅行と違い、今回は少し欲張ってツアー並みに毎日移動しました。最初の計画では、久しぶりにイタリアのミラノへ行き、最近興味のあるトリエステ(オーストリア、スロヴェニアとの国境近く)〜スロヴェニア〜クロアチアへ行き、アドリア海を堪能しようと思いました。しかし、下調べするとアドリア海沿岸は多くの世界遺産があり魅力的ですが、列車がなく不便そうです。それで、ミラノから一気に目的地の南寄りのクロアチアのドブロヴニク(「アドリア海の真珠」と称されています)へは飛行機で行くことにしました。長距離バスでだんだん北上して、スロヴェニア経由でイタリアに再入国し、トリエステからミラノへ列車で戻る予定を立てました。<br /><br />出発は6月19日(金)で、いつものように福岡〜成田経由のミラノ便で夕方到着です。国際線はいつものマルペンサ空港です。今回もJALのマイレージ特典券で、サーチャージもたったの7千円にまで下がりました。予約したのは4月ですが、キャンセル待ちでした。幸か不幸か、新型インフルエンザ騒ぎが起こり、キャンセルが出ました。最近はマイレージの特典券を利用する人が多いらしく、以前にキャンセル待ちのままで実際に航空券が取れないことがありました。でも、今回は過剰反応した人が多く、期待通りすぐにキャンセルが出ました。私自身は、マスコミや政府はから騒ぎするものの、弱毒性のインフルエンザで実際には大したことはないと当初から判断していました。<br /><br />予定通り、娘の最初のAFS高校留学のホームステイ先、マッペリ家へ泊めてもらうつもりでしたが、電話すると連絡違いで別荘の方にいるということでした。仕方なく、いつも感動する巨大なミラノ中央鉄道駅のすぐそばに35ユーロ(1ユーロは約136円)の安宿を見つけました。この辺りは何度もぶらぶら歩いた記憶があります。久しぶりの本場のイタリア料理は、軽くトマトソース味のペンネと野菜サラダで、ドリンク込みで約20ユーロ。安くて、おいしかったリラの時代が懐かしいです。おいしいのは普遍でも、通貨の関係で以前ほど安くはありません。<br /><br />翌朝、日本でミラノからドブロヴニクへの格安航空券が手に入らなかったので、直接ミラノ駅近くの旅行代理店へ行き、何とか390ユーロの航空券を手に入れました。当日なので、正規の料金でしょう。安くはありません。幸い、まだ間に合う昼の便がありました。今度は、まずアリタリア航空で国内のローマ便ですので、昨日と違いリナーテ空港です。こちらの方が、ミラノ中央駅からも近いです。ローマはフィウミチーノ国際空港で乗り継ぎで、今度は初めてのクロアチア航空でドブロヴニク経由の首都のザグレブ行きのようです。でも、遅れがひどく数時間も待たされ午後には着くはずが、夜になりそうです。そこで、こういう時に便利な「地球の歩き方」で調べ、携帯電話でそこそこの値段のドブロヴニクのホテルを2泊予約しました。これで、遅く着いても大丈夫です。<br /><br />飛行機は小さなプロペラ機で、一人車イスの乗客がいたので直接特殊なバスからタラップの高さに平行で乗せていました。ようやく出発です。かなり待たされたので、着いた時には外は真っ暗でした。すぐに、空港からのシャトルバスで市内へ向かいました。着いた所は、ネオンのきれいな港沿いの広場でした。すぐに、タクシーに乗り予約したホテルへ向かおうとしました。ところが、様子が変です。タクシーの運転手が笑うのです。いいけど、ホテルまで5時間はかかるよと! 念のため、地図まで見せました。そうして、ようやく気がついたのです。当然、ドブロヴニクに着いたと信じていた私ですが、実はそこは北に位置するスプリットだったのです。<br /><br />いきなりハプニングです。そう言えば、出発が大幅に遅れたことといい、プロペラ機だし天候不順でドブロヴニクに降りられずにスプリットに変更したのかもしれません。でも、機内でそんな放送があった気配はありません。ざわめきもありませんでした。前もって決まっていたのでしょうか?そう言えば、ホテルを電話予約して安心していたので、出発前の空港で何故飛行機が何時間も遅れているのかなど地上職員に聞いたりはしませんでした。<br /><br />でも、そこが冷静な私です。数分後には、まぁいいかと気持ちを整理しました。ドブロヴニクのホテルは電話予約だけですから、キャンセル料を取られる心配もありません。悪いけど、そのまま放置です。後は、今晩寝るところを何とか確保すればいい。タクシーの運転手が、俺のもっているアパートなら500クーナ(1Kn=18円)で泊めてやると言いましたが、直感でぼられそうだと判断し、体よく断りました。とにかく、人のいるバスターミナルへ戻ろうと思い、歩き始めると老女と中年の女性が Sobe と声をかけてきます。150クーナだと娘らしい女性が英語で言います。この国にたくさんある民宿のようです。ちょうどよかった! 値段も安いし。老女について15分くらい歩くと一般のアパートのような家へ着きました。途中で老女は英語はだめだが、イタリア語はわかることに気がつきました。<br /><br /><br />【バスで精力的にあちこち移動】<br />ソーベ(民宿)は鍵のかかる寝室(テレビ付き)と共同のシャワールームで安いのに快適でした。朝は、早速バスで1時間足らずの世界遺産の島、トロギールへ行きました。途中で空港が見えます。よく調べたら、昨夜着いた空港でした(着いた時にはドブロヴニクの空港と信じていましたが・・)。わかっていたら、反対方向のトロギールで泊まればよかったのでした。アドリア海に面した、こじんまりした町でした。島と言っても、ベニス程度の小さな橋でつながっています。荷物は周囲にコインロッカーがないので、コーヒーを飲んだレストランに頼んで預けました。Orata(チヌ、クロダイ)の焼き魚(95クーナ)とムール貝(60クーナ)で期待通りおいしいイタリア料理でした。ここはクロアチアですが、ピッツェリアも多くほとんどもろにイタリア料理です。聞いていた通りです。ただ、ムール貝はおいしいのですが、ムール貝が藻を食っている状態で、それをどけるのがちょっと面倒でした。クロアチアではレストランのことを konoba とも言いますが、restoran とほとんどローマ字通りの綴りです。こういうのに、私は感動します。英語の restaurant や伊語の ristorante <br /> はじめ似たような綴りは多いですが、ローマ字に一番近いのはクロアチア語のようです。ちょうど今日は日曜日なので、教会(聖ロヴロ大聖堂)のミサへ入りました。アメリカの高校留学時代から宗教に関係なく、教会は好きでした。厳粛な雰囲気とパイプオルガンの音色が好きです。心が落ち着きます。また、自由に入れるのが教会のいい点です。<br /><br />午後4時頃にはアドリア海沿岸最大の港町、スプリットに戻りました。昨夜着いたにぎやかな場所が、古代ローマ皇帝ディオクレティアヌスの宮殿の上に築かれた町で旧市街です。ここも世界遺産です。周囲を厚さ2m、高さ約20mという巨大な壁によって囲まれています。中心のペリスティル広場にある大聖堂の隣にある鐘楼(高いところ)にはいつものように登ります。旧市街全体の眺めと反対側には港(アドリア海)が一望できます。どうもここクロアチアはクレジットカードが使えない所もまだまだ多そうで、いつもと違って2500クーナ(約5万円)のキャッシングをATMでしました。これで、準備万端です。<br /><br />予定が狂ってやや北側のスプリットに昨夜着いたので、今晩は時間を有効に使うために夜行バスで南のドブロヴニクへ行くことにしました。午前1時半のバスなので、時間をつぶさないといけないのに、6時頃から大雨で歩き回って観光することもできません。レストランに入り、手長えびとニョッキを頼みました。ニョッキも今まで食べた中で一番おいしかったです。でも、外は大雨で歩くのもうっとうしいので、ひたすらレストランで粘りました。それでも、10時頃にはレストランから出ました。軒下を歩いて濡れないように工夫し、遅くまでやっていそうな喫茶店でひたすら時間をつぶしました。そこも真夜中の12時には店じまいで、最後は仕方なく長距離バスターミナルの待合室でバスを待ちました。<br /><br /><br />【ドブロヴニクへ】<br />バス代は安く、たったの105knです。5時間足らずでドブロヴニクへ着くので、バスの中ではひたすら寝ました。でも、地図で見ると飛び地状態でボスニア・ヘルツェゴヴィナを通過します。こんな時に限って、律儀にパスポートチェックのため途中で起こされました。22日、月曜日です。少し眠たいけど、朝6時半にドブロヴニクのバスターミナルへ着きました。朝早いので、城塞都市の旧市街までは歩いて行くことにしました。朝市で野菜や果物や魚を見物しながら、ゆっくりゆっくり歩きました。ちんたら、ちんたらゆっくり1時間以上かけて歩いて行きましたが、それでも8時前には旧市街へ着きました。<br /><br />まず目に付いたのは、対岸にあるロヴリイェナツ要塞とアドリア海の岩場です。ピレ門から世界遺産の旧市街の中に入り、すぐに50kn払って城壁の遊歩道へ階段を上ります。全長2kmほどもあるそうで、高さも一部25mもあるそうです。ゆっくり2時間以上かけて外周を回ります。色々な角度からアドリア海や島々、内部のオレンジ色で統一された屋根が並ぶ建物を鑑賞しながらです。途中で首都、ザグレブからオートバイで来たという男性二人連れとコーヒーを飲みながら話をしました。デジカメで撮ったばかりの写真を見せてくれましたが、向かい側の女性の胸の谷間をばっちりとカメラに収めたもので、スケベなのは世界共通だと妙に親近感を覚えました。その後、外に向かった岩場にある喫茶店にも一人で行きましたが、私にとって懐かしい70年代のアメリカ音楽が流れていました。                    <br />      <br />遊歩道を下り、旧市街の通路沿いのレストランへ入りました。グーラッシュを頼みましたが、これはハンガリーの本物とは少し違い期待はずれでした。でも、魚セットはまぁまぁの味でした。252kn、安くはありません。食べてる途中で大雨が降り出しました。どうも、今回の旅行は天気に恵まれません。<br /><br />(続く)<br /><br /><br />私は本邦初の「海外旅行に添乗する専門医」で、<br />「空飛ぶドクター」(登録商標)と名乗っていま<br />す。私のサービスに興味のある人はウェブサイト<br />http://www.kanoya-travelmedica.com を参考し<br />て下さい。<br /><br />

アドリア海沿岸(バルカン半島)諸国 紀行文 (1)

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2009/06/19 - 2009/06/21

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空飛ぶドクター

空飛ぶドクターさん

【飛行機でミラノへ】
前回2月ののんびりしたオーストラリア旅行と違い、今回は少し欲張ってツアー並みに毎日移動しました。最初の計画では、久しぶりにイタリアのミラノへ行き、最近興味のあるトリエステ(オーストリア、スロヴェニアとの国境近く)〜スロヴェニア〜クロアチアへ行き、アドリア海を堪能しようと思いました。しかし、下調べするとアドリア海沿岸は多くの世界遺産があり魅力的ですが、列車がなく不便そうです。それで、ミラノから一気に目的地の南寄りのクロアチアのドブロヴニク(「アドリア海の真珠」と称されています)へは飛行機で行くことにしました。長距離バスでだんだん北上して、スロヴェニア経由でイタリアに再入国し、トリエステからミラノへ列車で戻る予定を立てました。

出発は6月19日(金)で、いつものように福岡〜成田経由のミラノ便で夕方到着です。国際線はいつものマルペンサ空港です。今回もJALのマイレージ特典券で、サーチャージもたったの7千円にまで下がりました。予約したのは4月ですが、キャンセル待ちでした。幸か不幸か、新型インフルエンザ騒ぎが起こり、キャンセルが出ました。最近はマイレージの特典券を利用する人が多いらしく、以前にキャンセル待ちのままで実際に航空券が取れないことがありました。でも、今回は過剰反応した人が多く、期待通りすぐにキャンセルが出ました。私自身は、マスコミや政府はから騒ぎするものの、弱毒性のインフルエンザで実際には大したことはないと当初から判断していました。

予定通り、娘の最初のAFS高校留学のホームステイ先、マッペリ家へ泊めてもらうつもりでしたが、電話すると連絡違いで別荘の方にいるということでした。仕方なく、いつも感動する巨大なミラノ中央鉄道駅のすぐそばに35ユーロ(1ユーロは約136円)の安宿を見つけました。この辺りは何度もぶらぶら歩いた記憶があります。久しぶりの本場のイタリア料理は、軽くトマトソース味のペンネと野菜サラダで、ドリンク込みで約20ユーロ。安くて、おいしかったリラの時代が懐かしいです。おいしいのは普遍でも、通貨の関係で以前ほど安くはありません。

翌朝、日本でミラノからドブロヴニクへの格安航空券が手に入らなかったので、直接ミラノ駅近くの旅行代理店へ行き、何とか390ユーロの航空券を手に入れました。当日なので、正規の料金でしょう。安くはありません。幸い、まだ間に合う昼の便がありました。今度は、まずアリタリア航空で国内のローマ便ですので、昨日と違いリナーテ空港です。こちらの方が、ミラノ中央駅からも近いです。ローマはフィウミチーノ国際空港で乗り継ぎで、今度は初めてのクロアチア航空でドブロヴニク経由の首都のザグレブ行きのようです。でも、遅れがひどく数時間も待たされ午後には着くはずが、夜になりそうです。そこで、こういう時に便利な「地球の歩き方」で調べ、携帯電話でそこそこの値段のドブロヴニクのホテルを2泊予約しました。これで、遅く着いても大丈夫です。

飛行機は小さなプロペラ機で、一人車イスの乗客がいたので直接特殊なバスからタラップの高さに平行で乗せていました。ようやく出発です。かなり待たされたので、着いた時には外は真っ暗でした。すぐに、空港からのシャトルバスで市内へ向かいました。着いた所は、ネオンのきれいな港沿いの広場でした。すぐに、タクシーに乗り予約したホテルへ向かおうとしました。ところが、様子が変です。タクシーの運転手が笑うのです。いいけど、ホテルまで5時間はかかるよと! 念のため、地図まで見せました。そうして、ようやく気がついたのです。当然、ドブロヴニクに着いたと信じていた私ですが、実はそこは北に位置するスプリットだったのです。

いきなりハプニングです。そう言えば、出発が大幅に遅れたことといい、プロペラ機だし天候不順でドブロヴニクに降りられずにスプリットに変更したのかもしれません。でも、機内でそんな放送があった気配はありません。ざわめきもありませんでした。前もって決まっていたのでしょうか?そう言えば、ホテルを電話予約して安心していたので、出発前の空港で何故飛行機が何時間も遅れているのかなど地上職員に聞いたりはしませんでした。

でも、そこが冷静な私です。数分後には、まぁいいかと気持ちを整理しました。ドブロヴニクのホテルは電話予約だけですから、キャンセル料を取られる心配もありません。悪いけど、そのまま放置です。後は、今晩寝るところを何とか確保すればいい。タクシーの運転手が、俺のもっているアパートなら500クーナ(1Kn=18円)で泊めてやると言いましたが、直感でぼられそうだと判断し、体よく断りました。とにかく、人のいるバスターミナルへ戻ろうと思い、歩き始めると老女と中年の女性が Sobe と声をかけてきます。150クーナだと娘らしい女性が英語で言います。この国にたくさんある民宿のようです。ちょうどよかった! 値段も安いし。老女について15分くらい歩くと一般のアパートのような家へ着きました。途中で老女は英語はだめだが、イタリア語はわかることに気がつきました。


【バスで精力的にあちこち移動】
ソーベ(民宿)は鍵のかかる寝室(テレビ付き)と共同のシャワールームで安いのに快適でした。朝は、早速バスで1時間足らずの世界遺産の島、トロギールへ行きました。途中で空港が見えます。よく調べたら、昨夜着いた空港でした(着いた時にはドブロヴニクの空港と信じていましたが・・)。わかっていたら、反対方向のトロギールで泊まればよかったのでした。アドリア海に面した、こじんまりした町でした。島と言っても、ベニス程度の小さな橋でつながっています。荷物は周囲にコインロッカーがないので、コーヒーを飲んだレストランに頼んで預けました。Orata(チヌ、クロダイ)の焼き魚(95クーナ)とムール貝(60クーナ)で期待通りおいしいイタリア料理でした。ここはクロアチアですが、ピッツェリアも多くほとんどもろにイタリア料理です。聞いていた通りです。ただ、ムール貝はおいしいのですが、ムール貝が藻を食っている状態で、それをどけるのがちょっと面倒でした。クロアチアではレストランのことを konoba とも言いますが、restoran とほとんどローマ字通りの綴りです。こういうのに、私は感動します。英語の restaurant や伊語の ristorante
はじめ似たような綴りは多いですが、ローマ字に一番近いのはクロアチア語のようです。ちょうど今日は日曜日なので、教会(聖ロヴロ大聖堂)のミサへ入りました。アメリカの高校留学時代から宗教に関係なく、教会は好きでした。厳粛な雰囲気とパイプオルガンの音色が好きです。心が落ち着きます。また、自由に入れるのが教会のいい点です。

午後4時頃にはアドリア海沿岸最大の港町、スプリットに戻りました。昨夜着いたにぎやかな場所が、古代ローマ皇帝ディオクレティアヌスの宮殿の上に築かれた町で旧市街です。ここも世界遺産です。周囲を厚さ2m、高さ約20mという巨大な壁によって囲まれています。中心のペリスティル広場にある大聖堂の隣にある鐘楼(高いところ)にはいつものように登ります。旧市街全体の眺めと反対側には港(アドリア海)が一望できます。どうもここクロアチアはクレジットカードが使えない所もまだまだ多そうで、いつもと違って2500クーナ(約5万円)のキャッシングをATMでしました。これで、準備万端です。

予定が狂ってやや北側のスプリットに昨夜着いたので、今晩は時間を有効に使うために夜行バスで南のドブロヴニクへ行くことにしました。午前1時半のバスなので、時間をつぶさないといけないのに、6時頃から大雨で歩き回って観光することもできません。レストランに入り、手長えびとニョッキを頼みました。ニョッキも今まで食べた中で一番おいしかったです。でも、外は大雨で歩くのもうっとうしいので、ひたすらレストランで粘りました。それでも、10時頃にはレストランから出ました。軒下を歩いて濡れないように工夫し、遅くまでやっていそうな喫茶店でひたすら時間をつぶしました。そこも真夜中の12時には店じまいで、最後は仕方なく長距離バスターミナルの待合室でバスを待ちました。


【ドブロヴニクへ】
バス代は安く、たったの105knです。5時間足らずでドブロヴニクへ着くので、バスの中ではひたすら寝ました。でも、地図で見ると飛び地状態でボスニア・ヘルツェゴヴィナを通過します。こんな時に限って、律儀にパスポートチェックのため途中で起こされました。22日、月曜日です。少し眠たいけど、朝6時半にドブロヴニクのバスターミナルへ着きました。朝早いので、城塞都市の旧市街までは歩いて行くことにしました。朝市で野菜や果物や魚を見物しながら、ゆっくりゆっくり歩きました。ちんたら、ちんたらゆっくり1時間以上かけて歩いて行きましたが、それでも8時前には旧市街へ着きました。

まず目に付いたのは、対岸にあるロヴリイェナツ要塞とアドリア海の岩場です。ピレ門から世界遺産の旧市街の中に入り、すぐに50kn払って城壁の遊歩道へ階段を上ります。全長2kmほどもあるそうで、高さも一部25mもあるそうです。ゆっくり2時間以上かけて外周を回ります。色々な角度からアドリア海や島々、内部のオレンジ色で統一された屋根が並ぶ建物を鑑賞しながらです。途中で首都、ザグレブからオートバイで来たという男性二人連れとコーヒーを飲みながら話をしました。デジカメで撮ったばかりの写真を見せてくれましたが、向かい側の女性の胸の谷間をばっちりとカメラに収めたもので、スケベなのは世界共通だと妙に親近感を覚えました。その後、外に向かった岩場にある喫茶店にも一人で行きましたが、私にとって懐かしい70年代のアメリカ音楽が流れていました。                    
      
遊歩道を下り、旧市街の通路沿いのレストランへ入りました。グーラッシュを頼みましたが、これはハンガリーの本物とは少し違い期待はずれでした。でも、魚セットはまぁまぁの味でした。252kn、安くはありません。食べてる途中で大雨が降り出しました。どうも、今回の旅行は天気に恵まれません。

(続く)


私は本邦初の「海外旅行に添乗する専門医」で、
「空飛ぶドクター」(登録商標)と名乗っていま
す。私のサービスに興味のある人はウェブサイト
http://www.kanoya-travelmedica.com を参考し
て下さい。

同行者
一人旅
交通手段
高速・路線バス
航空会社
JAL

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  • クロアチア航空、<br />車椅子の乗客

    クロアチア航空、
    車椅子の乗客

  • トロギールの入り口<br />島と言っても橋で繋がっている

    トロギールの入り口
    島と言っても橋で繋がっている

  • トロギール<br />Restoran

    トロギール
    Restoran

  • トロギール<br />チヌとムール貝

    トロギール
    チヌとムール貝

  • スプリット

    スプリット

  • スプリット

    スプリット

  • スプリット<br />鐘楼からの眺め

    スプリット
    鐘楼からの眺め

  • 夜のスプリット

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  • ドブロヴニク

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    ドブロヴニク
    谷間(?)

  • ドブロヴニク

    ドブロヴニク

  • ドブロヴニク<br />各国からの観光客

    ドブロヴニク
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